MurderDeathKillさんの映画レビュー・感想・評価

MurderDeathKill

MurderDeathKill

スーパーマン(2025年製作の映画)

4.8

トロマファンとして激エモだった
ガンが露悪を捨てないのは、ある種の照れだと思っていた。
今作はそこからの卒業

DCUとしては、映画が終わったあとこの世界をもっと観てたいと思わせたのが、1発目として大
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スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

4.0

言っても詮無い事だけどブランドンラウスの顔がなんかちゃう
クラークケントはもっと輪郭張ってて欲しい

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

序盤の、ワンダーウーマン島でのキューブ争奪戦と、フラッシュを目視するスーパーマンのシーンが好きすぎる。

ザックスナイダーの映画が長いのって絶対スローモーション多用するせいだと思う。って当たり前の事実
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

神vs人間の構造。正義の美名の元に絶対的な力を世界に発揮するスーパーマンと、
ヴィジランテでいて暴力的、さながら人間である引きこもりバットマンとの対比。

のはずなのに、スーパーマンが靴履いたまま風呂
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

序盤のcodex巡るところはめちゃめちゃで超好き。謎の猿類の頭蓋骨ってのが最高。

カルエルが、スーパーマンになって、クラークケントを手に入れるまでの話、といえばわかるけども、そこに至るまでが苦渋の選
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スーパーマンIV 最強の敵(1987年製作の映画)

3.4

国連での演説シーンは良いけども、ニュークリアマンはなんか違う

スーパーマンIII 電子の要塞(1983年製作の映画)

3.3

スーパーマンが己の中で全スーパーマンと悪スーパーマンで対峙させるところ面白い。
悪の方がスーツを着ているのに対して、善側がクラークケントの姿してる

希望の象徴の借りの姿としてのクラークケントが、マー
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スーパーマンII 冒険篇(1981年製作の映画)

3.2

コメディ指数を上げて、ラブコメ全振りにしたせいで、超おもん無い
今作からレックスルーサーがオースティンパワーズのイーブルにしか見えない(どっちが先かは知らん)

スーパーマン(1978年製作の映画)

4.6

終盤までは緩いロマコメとして進んでくんだけど、色んな映画を見た今になって見返すとそこも楽しめた

国民にとっての普遍的な正義や希望の象徴としてヒーローになったスーパーマンが、
1人の存在として苦しみ、
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キラーコンドーム(1996年製作の映画)

4.0

12本目にみたトロマ(たぶん)

モンスターと、同性愛のテーマがいい感じにマッチしてる

マニアック・ナース/ゲシュタポ看護婦寮(1993年製作の映画)

3.7

トロマのジェスフランコリスペクト映画
痛々しさに全振りした感じがジェスフランコでありトロマでないアンバランスさ
そこが好き

トロマ22本目

切られたパンに(1968年製作の映画)

4.0

「エモさとはなんなのか、映像で示してやる」みたいな映画で楽しい
クレジーボーイクレイジーガールどっちでもいいよ
終盤の怒涛の顔ショットが続くとこで謎のスペクタクルを生んでいて滅茶苦茶いい
音楽の使い方
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夏の砂の上(2025年製作の映画)

3.2

虚無な男と、それを取り囲む女3人、200回はみた古き良きミレニアム邦画って感じ
雨が降らないカラカラに乾き切った街ということだけど、全くそうは見えなかった

ヘルボーイ ザ・クルキッドマン(2024年製作の映画)

3.5

低予算を逆手にとり、ホラー全開でいくのはわかる。でもヘルボーイの存在自体がおもちゃだから、誰を対象にもしない怖がらせで終わってる感じがしてしまう
ニールマーシャルのヘルボーイを返して

絶対の愛(2006年製作の映画)

3.6

ギドクの未見だった奴でこの前見た
なんかいちいち緩いっていうか、意味のないシーンが多すぎる

(2005年製作の映画)

4.2

キモすぎる
普通なら絶対はそうはさせないだろって話の終わらせ方が好き

サマリア(2004年製作の映画)

3.4

庵野秀明が昔撮った実写映画とめっちゃ重なる

悪い男(2001年製作の映画)

4.0

凄惨な話の割に軽快すぎて、かと思いきや目を覆いたくなるレベルの暴力描写で情緒がおかしくなる
これは本質を描いてるわけじゃなくて、ただのギドクのフリースタイル的な手癖なんだけど
映画は虚構だしなって思わ
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ヘッド・オブ・ステイト(2025年製作の映画)

3.3

めっちゃ楽しみにしてた
空間を活かしたアクションは最高
特にエアフォースワン堕とされる所の無重力感たまんなかった

無知で馬鹿な元役者のアメリカ大統領がリーダーシップで世界の調和を取り戻すって話の筋が
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エストラパード街(1952年製作の映画)

4.0

レーシングカーを一切官能的に撮らずに、顔ばっか撮るのが良い

F1®/エフワン(2025年製作の映画)

4.4

ひたすらにブラピがこっちの方に歩いて来る映画。歩いて来るショット多分30箇所くらいあった気がする
勝つためにわりとセコい事するんだけど、そこに何の説明もなく、ブラピが勝手にやってるだけなの凄く良い。

リライト(2025年製作の映画)

3.4

なんかエモのカモにされてる感を個人的に感じてノレなかった
全ての台詞が先の展開のために用意してる感じが伝わってきてしまった

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

4.4

ロルバケルさんはノスタルジーを、虚無感を孕んだ独特な撮影で分解してくような監督だと思った
終わりゆく古き時代から、不安定さを経て、もう戻ることはないと気づかせるラストカットまでで痺れた
親父のろくでも
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Mr.ノボカイン(2025年製作の映画)

2.5

設定に映画の面白さがついていってない
持て余してる感がつらいだけに余計に失礼に感じる
悪ノリがすぎて、流石にこれ見てなんの気まずさも感じない人は色々問題あるし心のノートちゃんと読んだ方がいいと思う

私を町まで連れてって(1953年製作の映画)

4.0

コメディってほんと演出の幅広げやすくていいよなって思う
冒頭の滅茶苦茶おもろい映画始まった感が好き
終盤急に纏めた感がなんというか味気ない気がした

罪人たち(2025年製作の映画)

2.5

かなりつまらなかった
ヴァンパイアあたりのくだりめっちゃ記号的なのがイマイチだった。
ワカンダフォーエバーの終盤で、海のど真ん中だと思ったら、すぐ近くにめちゃくちゃ象徴的な浜辺が現出してバトルシーン始
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28年後...(2025年製作の映画)

4.5

傑作、スティーブ・ジョブズ超えてダニーボイルの最高傑作だと思う
わちゃわちゃブレブレ疾走感もそのままで、静的な美的グロテクス世界とのコントラストが上手く効いてた気がする

ガーランド的といえる、知って
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.0

こういう手のものは、鋭い批評性を兼ね備えたパロディも存在するし、もちろんそれを期待するけど、これは単に幼稚な悪意の発露でしかない。

スラッシャー映画としても工夫に乏しいし、サスペンスの演出も機能して
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岸辺露伴は動かない 懺悔室(2025年製作の映画)

3.2

実質本編は1時間でおわる
ヘヴンズドアが設定上ミステリーとしての謎解きを構成しづらいぶん、キャラクターの掘り下げがメインになってしまうのが歯痒い感じした

きさらぎ駅 Re:(2025年製作の映画)

3.5

個人的には、2週目で難易度上がるタイプよりも、1週目で揃えた最強装備で2週目まわれるタイプのゲームが好き
ghost of tsushimaとかね
ヨーテルは多分やらない。ラギアクルスだけ楽しみ

殺人狂想曲(1971年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

暴力を肯定しながらも悲惨さのない変な映画だった。
最早悪意も含めて何の意味もない記号としての暴力にノレるかどうかってところだと思う。
無理やり男を成形させる自信ありげな変な髪のヒロインがめちゃうざだっ
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インキーパーズ(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

初期タイの佳作
突き抜けたハイライトシーンはないものの長回しを活かした恐怖演出が丁寧
何よりホラー展開に入るまでの2人のやり取りが可愛いし見てて飽きない。ほぼ探検ロマンス映画。
ゴミ箱のシーン最高
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キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

4.5

学校閉鎖の長回しシーンの不気味さ最高だし、未知との遭遇的な光線処理でテンションぶち上げ
そっから四肢爆散血みどろ祭りでめっちゃ楽しい
辞典に載ってるくだりくだらなさすぎて好き

The house of the devil(原題)(2009年製作の映画)

4.5

山吹雪からよくみる色彩で、オープニングから志がわかる
舞台となる邸宅をゆっくりわかりやすく写すの、タイしっかりしててすき。
往年のホラーにリスペクトし過ぎないこの映画のゆるさが滅茶苦茶好き。決めるとこ
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ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

3.3

劇場でこれの予告めっちゃかかってる
クライマックスがめっちゃクライマックスしてた

現実でいたらモテ必須な爆イケ高スペックなエロ男をあえて異性愛者にすることで
女性の観客を女主人公に自己同一化させやす
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