環奈さんの映画レビュー・感想・評価

環奈

環奈

青春の蹉跌(1974年製作の映画)

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圧倒的祭りの後
果てしない諦念、虚無が逆説的に背中を押してくれる

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.3

花ばっかり綺麗でVFXが思ったより良くなかった。花はマジで綺麗。
結局物理的謎解きなのもなんか冷めた。
エロ物体として山崎賢人を撮ってるのはよかった
唐突なヘレディタリーオマージュ(多分違う)は笑った
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アメリカン・ウェイ(1986年製作の映画)

4.7

面白い。熱い。
戦争やりたがりの権力者に🖕でかっこいい。
スーパーソニックスピーカーでジミヘン流してミサイル迎撃するところ滅茶苦茶かっこいい。

浮遊する帰還兵グループがアメリカンウェイオブライフを体
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チャイム(2024年製作の映画)

4.8

想像の8倍良かった。黒沢清はいつだって最恐

これまでの黒沢清の映画で突如として顕現する魔の空間
今作はそこだけを抽出したような黒沢清好きにはたまらない感じ

包丁の振り方をペットボトルでデモンストレ
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NOVO/ノボ(2002年製作の映画)

4.9

脳の海馬が燃えるくらい爽やかに熱かった。なんでもいいから出口ゲート突き破りたくなった

貴公子(2023年製作の映画)

4.0

おもろかった。漫画的世界を信じきってるのがいい。イケメンでめっちゃ強くて常に咳き込んでるサイコパスとか普通に良いな。
主人公のボクシング強いって要素が最後まで活かされてたらもっと良かった

プリシラ(2023年製作の映画)

3.3

内側を描かずに、被害者/犠牲者の簡単な構図で終わらせないという意思を感じた。
御伽話大好きフェアリーテイルなコッポラ娘の新作としては大正解だと思う
空虚な人々の物語に心動かされるほど自分は病んじゃいな
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東京行進曲(1929年製作の映画)

3.0

冒頭のシークエンス本当にいいな
日仏合体版というのを鑑賞したけど、編集のテンポ異常で観やすかった

ふるさとの歌(1925年製作の映画)

2.6

地方振興のプロパガンダとしても若者の夢を捨てさせることを美徳としてるのはだいぶ気持ち悪い

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.8

ノーランはこんくらい説明ない方が好きかも
シンプルながら複雑な作りがノワールの倒錯感とマッチしてて嫌いじゃなかった

German Angst(原題)(2015年製作の映画)

3.8

ブットゲライトのfinal girlは、ミニマルなシチュエーションと撮影が滅茶苦茶いい
ただ、女の子の演技がどうしようもなくて素晴らしく惜しい感じになってる
ブットゲライトのキャラクターは悲劇的で深み
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

https://www.thewrap.com/joker-director-todd-phillips-rebuffs-criticism-of-dark-tone-we-didnt-make-th>>続きを読む

毒娘(2024年製作の映画)

3.3

ミスミソウの方が全然好き

厭さの演出は良かった
現実に触れた闇を、人間を傷つけまくってどうにかするのはもう飽きた

雪原に囲まれた箱庭閉鎖空間≒青春 の檻の中でこそ血飛沫バイオレンスは寓話性を持って
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恋空(2007年製作の映画)

1.2

初見だけど普通に気持ち悪くてきつかった。1人じゃ観れなかった
ミスチルにもイライラした
ネタにならないくらい最悪な話展開普通に胸糞悪い。
オッペンハイマーのエンドロール2時間見てる方が面白い。
流産の
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.6

未練の押し付けがグロデスク。筋肉隆々の肉体美と、取り巻く環境の空虚さのギャップがなかなかいい感じに鬱々しかった。
リリージェームズのテンプレガールフレンド感が映画全体の物語性とハマってて良かった。

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

4.8

滅茶苦茶面白かった
オーメンの過去編として
現代のホラーとして
完璧なバランスじゃないかな

禍々しさと、「産まれる」という根源的なカタルシスが同居したクライマックス
完璧なタイミングでかかる地獄の讃
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

3.1

悪役に信念があるだけに、バットマンにむかつく
妻を甦らせたいシュワルツネッガーと、環境破壊を恨むユマサーマンは、個性のある登場人物として出てくるけど、残りの人たちは空虚なネームドとして適当に動いてるだ
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オーメンIII 最後の闘争(1981年製作の映画)

3.3

ダミアン超劣勢
しかも子供じゃないから応援する気も起きない

オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)

4.2

ファイナルディスティネーション的なものの源流としては前作よりこれのがぽく感じる
原作では要素の一つだったピタゴラスイッチが、今作ではアピールポイントとして大幅パワーアップ
エレベーターのシーンだけで大
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オーメン(1976年製作の映画)

4.3

昼間に恐怖があることに意味があるような
リチャードドナー本人が言っていたことだけど、ファイナルディスティネーションな大惨事に、「ただの偶然」の余地が残されてるのがこの映画を傑作たらしめる要因だと思う
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.6

ハイテンション低知能ヴィランがなぜ2人も必要なのか、全くわからないけど、キャッキャウフフしながら悪事を企む姿はある意味正しさを感じる
あと、シリアスエロ美人なニコールキッドマンが天才的

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.2

「でもこれ絵じゃん」って思って見てた
(これは直感の段階での感情を示すものであり、私の理性に責任はないです)

前半がつまらなかったけど後半盛り返した
要素が複合的に散りばめられているので、好きな所は
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.3

この世には観たことにしていい映画が何本があるが、それの筆頭
もう大学生ではない大人なので、観たことにしていた映画全て観たい
キャストアウェイに関しては、観たことにしすぎていて本当に観た気になっていたけ
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

マンマミーアをキー下げて歌うメリル・ストリープで耐えられなくなった

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