パンダさんさんの映画レビュー・感想・評価

パンダさん

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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.8

妹が生まれた小さな男の子(クンチャン)がタイムスリップして色々な時代の家族に会って成長していく。アニメならではの綺麗で迫力ある画が良いし、中庭に行くと不思議な世界に紛れこむような世界観も良かったと思う>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

人より知能指数が劣るからこそ、ひたむきに生き、周りの人々に愛されていったのかなという人間の半生を描いた物語。愛する人々が3人亡くなっていくが、それを生真面目に乗り越えていく。大統領に関する描写等、時代>>続きを読む

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.6

新人調律師の物語。主人公と調律を頼む姉妹の3人に関して、常に若さ故のもがき苦しむ感じがあり、そこに自然の描写が織り混ぜられて、悲壮感が終始漂う作品。引き付ける力はあるが、見終わった後の感慨はあまり大き>>続きを読む

アルゲリッチ 私こそ、音楽!(2012年製作の映画)

3.0

娘との対話という形式の映像なので、ホームビデオ感があり、アルゲリッチを身近に感じつつ、人間性に迫っていくような内容。天才芸術家ならではの孤高な感じは伝わってきたが、彼女の人間性や演奏哲学を理解できたか>>続きを読む

ウィークエンドはパリで(2013年製作の映画)

3.2

旅行先パリを舞台にした老夫婦の駆け引きという感じ。はしゃいだり、現実に引き戻されたりしながら数日間をパリで過ごす。パリの街並だったり、妻が自由に向けて大胆に動きながらも最後には愛があるというのが見所だ>>続きを読む

ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

3.4

戦闘場面は少なめ(ブリュッヒャー撃沈の場面は中々の迫力だが)、物語のクライマックスといえる場面も?で(ドイツ公使との対談なんだろうけど...)立憲君主を重んじているからこそ、ホーコン7世自身が決断を下>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

4.2

意外とコミカルな作品でそこが楽しかった。空港という限られた場所で絵面は同じような場面がずっと続くが、飽きさせないものがあった。空港で生き抜くのが目標と化していた感じだったが、ニューヨークの地を踏みしめ>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.6

文化・習慣は同じ、ただ肌の色が違うというだけで、熱狂的に差別をしようとする感覚は日本人には理解しにくいものだ。永久欠番の件とともに、ジャッキーロビンソンの名前は知っていたが、彼と彼のチームのオーナーで>>続きを読む

プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.4

シェールガスの開発会社社員が、農村を開発しようと、地元の人たちに土地買収の話をもちかける。環境を開発する側を描くのは、どうなるんだ?と思ったが(自然破壊を肯定することになりかねない)最後にどんでん返し>>続きを読む

セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(2010年製作の映画)

3.6

少し前に見た『シービスケット』と似た展開だなと感じた(名馬物語を作るとしたら、こうするしかないのかもしれないが・・・)関係者の運命が激変するなかで、馬がどんどん強くなり、全米最強へ&主人公の未来も開け>>続きを読む

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

3.8

とにかくリアルな戦争という感じ。カレリアの大自然の中でフィンランドVS ソ連の激闘が繰り広げられる。素晴らしい撮影だったと思う。渡河戦、塹壕戦、T 34との戦いなど見所十分。タイトル通り無名の1兵士た>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.6

アルゼンチンからポーランドへ古い友人に約束のスーツを届ける話。
飛行機で渡欧、西→仏→独→と電車で旅をしていく。頑固な老人である主人公(ユダヤ人)が各地で自分を押し通しながら、目的地を目指すという感じ
>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.8

スター選手ではなく、GM を描いた映画。周囲の反対を押しきってセイバーメトリクスで選手を評価し、低コストで勝てるチームを模索する。どんどん改革を進める姿は英雄的ではあるが、実際に直面したらその独断専行>>続きを読む

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.6

先入観無しで見たら良い作品なんだけど、前作との比較でいうと落ちるかなという印象。ぐれていた生徒たちを立て直すとか、廃校の危機から救うというありがちな内容だし、絵としての面白さもあまりない。生徒たちが変>>続きを読む

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.6

一言で言うならば大人の映画。男女の愛と男性同士の愛の三角関係、人種の壁、ベルリンに舞台を戻しての最終部などの全てを語らず「後は視聴者の想像にお任せ」のシーンもある。魅力的なお菓子が映画をオシャレに彩っ>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.6

文句無しの名作。構想や絵面が面白いし、それでいて下卑てはいない。シスターたちや街の人々の心を変えていく感動の要素も十分だし、ミサにおけるコーラスの盛り上がり方もとても良かった。早く続編を見たい。

めがね(2007年製作の映画)

3.4

『かもめ食堂』に続き試聴。作風の良さは共通。一切の虚飾を廃して、真の人間を映す作品という感じ。特に後半部は台詞も「1+1=」と尋ねて、答えは言わない、というような会話がほとんどという感じ。当然ストーリ>>続きを読む

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

3.2

よかったところは衣装はじめ、撮影環境の豪華さ・優美さ。お話的にも悪くはないのだが、ヴィクトリア女王の話にしては国家元首としての描写が少なく感じるし、邦題の通り、私人としての彼女の愛を描くのであれば、他>>続きを読む

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.0

フランス人の文化的な誇りを感じられる作品だし、マダムもただ意地悪な人物から徐々に魅力的な人物に見えてくる。
料理という主題を通して、物語が良い具合に展開され、仏·印両国の人々の間に絆が生まれて楽しく見
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僕のピアノコンチェルト(2006年製作の映画)

3.4

まずは邦題に惑わされて音楽の映画と勘違いしたらダメということ。何にでも特別な歳のを発揮する天才的な幼児→子供の話。何にでも天才で、12歳で大金を稼ぎたしたり現実離れしたところがある。見所のある人間関係>>続きを読む

さあ帰ろう、ペダルをこいで(2008年製作の映画)

3.8

現在と回想上の過去が同時進行で進むので、集中して見てないとすぐにわからなくなりそう。バックギャモンが物語の縦軸となり、故郷ブルガリアに自転車で向かうシーンがクライマックス。
美しい風景と、主人公2人の
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バルトの楽園(がくえん)(2006年製作の映画)

3.4

WW Ⅰ期の日本におけるドイツ捕虜の話。日本人と捕虜たちの間で絆が結ばれていく様や、最終部の第9演奏など、良い部分もたくさんあった。冒頭の青島戦があまりにセットじみて、ちんけな感じだったこと、板東英二>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.8

昔見た気がする...という程度の記憶で観賞。もちろん時代は感じるが、ハラハラしたし、楽しかった。子供~大人までの名作だと思う。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

飾り気のない食堂と、そこに生きる人々の日常を飾らずに描いたという感じ。山も谷もないため、退屈する人もいるだろうが、この簡素さが個人的には好み。配役も決まっていた。終わり方に注目していたが、明るい気持ち>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

コメディに終始する作品だと思っていたが、主旨はドイツ政界の現状(2014)に対する嘆きや、右傾化し、移民排斥を唱える人が増えることへの風刺・警告(「再びヒトラーの台頭を許すことになりますよ」「ヒトラー>>続きを読む

フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世界各地で行われるコンサート、その地にある持ち家、思い出の地などを回りながら、幼少期の絵日記等を間に挟み、フジコヘミングの人柄、演奏への想いがよくわかる作品。やはり、というべきか最後にカンパネラをしっ>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のノルマンディー上陸戦はなかなかの迫力。その後はライアン二等兵を探して、フランス各地で独軍と戦う様子が描かれる。風景の美しさを感じつつ、激しい戦闘描写を楽しむことができる。少数部隊の兵士たちの団結>>続きを読む

世界にひとつの金メダル(2013年製作の映画)

3.0

良い点は映像の素晴らしさ。競技の際の馬の跳躍、観客の臨場感等が素晴らしかった。全体的に暗いシーンが多いのど、登場人物の人間関係を確認できる場面が少なかったために、今一つ感情移入できなかった。もう少し競>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.4

ハンガリーの民主化運動をきっかけに、東独で反ソ思想に共鳴する若者たちを描いている。若者たちからは、革命を目指して命を燃やす熱さと、まだ家族に依存する子供としてのあやうさが感じられる。それだけでなく、親>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.2

原作の存在を知らなくても、少女漫画が原作とわかるような筋書き。登場人物も第一印象通りの恋愛をしていく感じ。そういう意味では単調と言えるが、少女漫画の世界観を受け入れられ人なら、男性でも、その王道な感じ>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『僕のワンダフルライフ』の続編。前作は見れていないが問題なく楽しめた。犬のベイリーが飼い主から死の間際に孫のCJ を守るよう託される。何度も生まれ変わってはCJ を守り、絶縁関係になってしまっていた、>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

個人的にアメリカの大衆文化が感じられる作品は、好きだ。口もほとんどきけぬマイケル・オアー(クィントン・アーロン)がアメフトに取り組み、成長しながら、徐々に周囲に心を開いていく様子がよく伝わってきた。ア>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ライブの描写はもちろん、バンド結成からレコード会社との折衝まで、照明が凝っていてお洒落な感じがした。クイーン、フレディ・マーキュリーについて知識があればさらに楽しめたのかもしれない。エイドライブへの盛>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.6

モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソン老優2人の演技が素晴らしかったし、死を前にした絆の深さにも感じるところがあった。「棺桶リスト」もいいアクセントだった。世界各地のロケ?映像が綺麗過ぎて現実味が>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ビートルズが存在しない世界線を舞台にした恋愛もの。最終的な着地点が見えてるだけに、もう少しアメリカで金・名誉と良心の間で板挟みになるところをえがいてもよかったかも。全体的には良かった