メイデンさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.3

Countdown to Extinctionの巻

嘘に嘘を重ねて泥沼から抜け出せなくなったお話
最初は言い出しづらかったろうし優しさ故もしくはその場しのぎの嘘だったとしても本当のことを言えるタイミ
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獅子座(1959年製作の映画)

3.8

占星術は最古の最も正確な科学の巻

モノクロ
エリック・ロメール長編映画一作目
遺産相続で大金が転がり込んだと喜ぶのも束の間、相続の話が無くなった男のお話
この男の転落人生がジワジワと描かれていくので
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降霊会 ー血塗られた女子寮ー(2020年製作の映画)

3.1

そんなご丁寧にネタバラシしなくてもの巻

女子校の寮で生徒たちが悪ふざけで降霊会したら、直後から参加してた子たちが次々と死んでいくお話
コトの顛末自体は微妙な出来ですけどスプラッターと言うには物足りな
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

phroggingとfrogかけてるなら正直微妙ですの巻

前半でコトの成り行きを、後半で伏線回収の二部構成はちゃんとなるほど!となりますしなかなか面白かったです
最後の最後まで意味あって良かったです
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

視聴者参加型ですか⁉︎の巻

台湾産POVホラー
酔う感覚もなく見せ方は上手いとは思いますけど、前提として何故そんなカメラなんか撮ってる場合じゃないのに絶えず録画してるんですか?っていうPOV共通の疑
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.4

モザイクコント(笑)の巻

ベルギー産
FカップからBカップに縮小手術するために向かった病院がとんでもなかったお話
お話はしょうもないけどなかなかグロ痛くて良かったです
着地点もいい感じですし尺も短く
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.4

ベーグルあるよ!の巻

月が軌道を逸れて地球に落ちてくるお話
エメリッヒ節漂う大仰パニック
さすが御大、画力は迫力満点でアマゾンプライムで観るには少々寂しい完全な映画館向き
高値安定のディザスター描写
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オーシャンズ・ウォー(2021年製作の映画)

2.8

ただの輸送船のはずでは?の巻

史実に基づく?アサイラム印のアヴァランチ作戦
何故か海域一の重装備を備えた輸送船がイタリア侵攻のために先陣を切るお話
戦闘シーンは少なめに、多めの会話で尺稼ぎと変わらぬ
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D-デイ ノルマンディー1944(2019年製作の映画)

2.8

勝利の味は格別だの巻

史実に基づく?アサイラム印のノルマンディー上陸作戦
戦場とはとても思えない綺麗なロケ地、呑気なナチスに数人しかいない司令部やお約束の安っぽいCGは安定のアサイラムクオリティ
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.3

科学に取り憑かれた男の巻

先に原子核爆弾を作った者が世界の運命を決める
第二次大戦下、日本で原子爆弾を開発しようとする科学者たちのお話
50年後100年後の未来を見据え研究に勤しむも兵器の開発に携わ
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.9

生き残った者がしなければならないのは、その死を無駄にしないことだの巻

凄腕ながら臆病者呼ばわりされた祖父を紐解いていくにつれ見えてくる真実とはのお話
構成が良くて面白かったです
心揺さぶられましたし
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ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

3.8

ビルマの土はあかい、岩もまたあかいの巻

モノクロ
85年のリメイク版は昔観たことありますが、こちらは初めての鑑賞になります
オーイ イッショニ ニッポン カエロウ
ヤッパリ ジブンハ カエル
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原爆の子(1952年製作の映画)

3.7

乙羽信子、目元に面影はありますね〜の巻

モノクロ
戦後初めて原爆を直接取り上げた映画とされている終戦から7年後のこの作品、帰省した孝子を通して見る戦後広島の様子は、復興途中の広島の風景が垣間見れると
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.4

もう蟻とは共演しない!の巻

黒澤明の訴えてきた反戦反核の集大成になるんですかね
世界的名声を得てハリウッドからリチャードギアも迎えて世界に残しておきたかったのでしょうか
古き良き日本の田舎の風景、ノ
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生きものの記録(1955年製作の映画)

3.8

死ぬのはやむを得ん、だが殺されるのは嫌だの巻

モノクロ
原水爆に対する妄想に取り憑かれた男のお話
黒澤明唯一の赤字作らしいですね
身の安全か今の生活か、みたいな答えの出そうで出なさそうなテーマが主軸
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.5

カルピスの歴史を再確認の巻

戦時中の一つの現実として胸が締め付けられる想いはありますし何度も観れるお話ではないですけど知識として一度は観た方が良いかもしれません
ただ、高評価の方には申し訳ないですけ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

この世界の片隅から眺めた世界の巻

この世界の片隅での日常のお話
ほのぼのした前半からの落差の大きさに胸が締め付けられます
不発弾のくだりが特に
普段の日常に突然やってくる非日常
怖い映画であるのはも
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ジョナ・ヘックス(2010年製作の映画)

3.2

火傷でああなっても脇から酒は溢れないのでは?の巻

サクサク展開するDC西部劇
ジョナヘックスが過去顔に刻印された因縁の相手と対峙する一種の復讐劇は、テンポ良すぎて各種なぞるだけの薄味風味で浅いお話
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

日本語話すなら俳優はちゃんと選んで欲しいの巻

前作直後からの三作目
前作で掟を破ってしまったことから世界中から狙われるハメになってしまうお話
世界中に殺し屋多すぎ問題
どんだけいるのよ
世界観は好き
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ビクセン(2017年製作の映画)

3.3

運命を受け入れ先祖との絆を守る!の巻

アローバース:フェーズ3-3
アローとフラッシュのフェーズ3を観終わった段階で、フェーズ4に入る前にコチラを挟んでおきます
公開順としてはこのタイミングで良いら
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

マトリックスかなの巻

前作から5日後、殺し殺され再びなお話
今回はイタリアンマフィア相手ですけど、懸賞金かけられ各方面から逆に狙われてしまう展開…は良いんだけどなんでそんなに街中に殺し屋いんの?てな
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LEGO(R)ムービースーパー・ヒーローズ:ジャスティス・リーグ クローンとの戦い(2015年製作の映画)

3.4

仲間は近くに置き、敵はより近くに置くの巻

ゆるふわLEGO DC
レックス・ルーサーが作ったスーパーマンのクローン/ビザロがコピー光線銃でジャスティスリーグのコピーを新たに作って大暴れするお話
ジャ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

どこに惹かれてあのワンコを連れ帰ったのかの巻

俺のワンコを…許せん!なお話
これでロシアンマフィアが壊滅に追い込まれるチートな殺し屋のノンストップバイオレンスアクションは、一人で何人殺したんですかと
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.2

こどもの国の巻

三部作では唯一劇場で観てます
世界観は前作を継承してるように見えて実は結構路線は違う方へ向いた三作目
お話は副題をサンダードームとしてる割に序盤で出てきたきり使われなく、売りであった
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.6

超危険な年金生活者の巻

作風は前作同様コメディタッチのシリアス風味、キャストも豪華になりコミック演出も加わってニヤけながら鑑賞出来ます
サラが前作以上にぶっ飛んだきゃらになってるのも面白いですが、個
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.7

世紀末救世主伝説の巻

多分マッドマックスのイメージはこの二作目ですよね
初期の北斗の拳なんかほぼマッドマックス2ですし、他にもかなりの影響力があったこの作品は、文明が崩壊しスピードと暴力が支配する世
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.7

Retired Extremely Dangerousの巻

ジジババたちが無双するお話
元CIAのおジジが命を狙われて撃退するようなシンプルストーリーですが、ほんのりコメディタッチでシリアス風味の割
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

ラスト15分で一気に覚醒の巻

このシリーズは好きで、通して何度か観てますね
世界の終焉、世紀末感はまだないちょっとした未来のお話
そのお話的にはさすがにツッコミどころは数あれどソレを補って余りあるカ
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.8

Dr.マンハッタンのイチモツは見えてて良いの?の巻

エログロスーパーヒーローの人間味が垣間見えるお話
約3時間、長いですね
でもそのおかげか各キャラもちゃんと立ってて面白いです
難点は原作を知らない
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.4

音楽で世界を一つにの巻

前作から29年ぶりの三作目
おバカはおバカですけど歳を重ねた分落ち着いたのかイラッとするおバカさ加減はなくなってるのでだいぶ観やすかったです
設定がおバカでなんの説明もないの
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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

3.4

彼らの"光"が宇宙の"闇"を照らす!の巻

興行的に大失敗、三部作構想やDCEU入りの話も立ち消えたアメコミスーパーヒーロー
まあカッコいいとは到底言えないような出立ちですけど、ヒーローものとしてちゃ
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ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.0

不憫な死神も最後はノリノリの巻

未来からやってきた2人のソックリロボットに殺され地獄から天国へと向かい反撃するという、さらにおバカに拍車がかかるお話
おバカすぎて全く笑えないどころかイラっとくること
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.4

血の復讐の巻

全体主義独立国家となったイギリスで、過去の因縁から現体制に復讐をしていくVのお話
内容は日本人には馴染みの薄い火薬陰謀事件が下地になっているのでwikiでちょっと読んでおくとわかりやす
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.3

歴史的ナオンちゃんの巻

落第しそうな歴史のレポートのために歴史上の人物を連れてくるというおバカ設定のドタバタコメディ
くだらなすぎて何も残らないので感想も何もないのですが、激若キアヌを堪能出来るのが
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

観てるだけで肺が痛くなりそうの巻

厨二要素満載のチェーンスモーカーエクソシストなお話
かなりの宗教臭がしてちょっと説明不足な感じは否めないですけど面白い世界観のダークファンタジー
キリスト教に纏わる
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

3.1

ゾロ目の巻

GIジョーのメンバーである、みんな大好きスネークアイズのお話
キャストが大幅ダウンで前作前前作の設定などなかったかの如く繰り広げられる大味忍者アクション
ショボいキャストの中にあって石田
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