こきけさんの映画レビュー・感想・評価

こきけ

こきけ

映画(495)
ドラマ(1)
アニメ(0)

サユリ(2024年製作の映画)

3.4


(ベタだけど)ガチ怖ホラー路線を突き進むと思いきや、まさかの展開にニヤニヤが止まらない

都合良い&理不尽展開もあれど意外にもロジックがきちんとしているので納得しながら最後まで怖がれるのも吉

ドールハウス(2025年製作の映画)

4.4


嫌すぎる...怖すぎる...面白すぎる...!

人形系怖い話のベタな設定をベースに
ディープな和風怖い要素やコメディ要素を散りばめながら、とんでもないトコまで連れて行ってくれる圧倒的ライド感が素晴
>>続きを読む

ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

2.3


ごめん超つまらなかった!爆
テンポ悪すぎて無限に眠気が襲ってきて3日かかってなんとか完走したレベル

ストーリーの推進力も弱く、緊張感も特になく、アクションの新鮮味もなく、無駄なシーンが無駄に長いと
>>続きを読む

見える子ちゃん(2025年製作の映画)

3.3



俺じゃなきゃ見逃しちゃうね的違和感や伏線を散りばめながら
怖すぎない程よい鳥肌を連発してくれる甘口ホラーコメディの良作

怖いけど怖くないフリをする温度感が観客と同じな気がしてます笑

ショウタイムセブン(2025年製作の映画)

3.2



韓国版に比べると緊張感が激減していたり、変な演技のキャラがいてパワーダウン感も否めないし
視聴者投票のお寒い演出もダサいんだけど
着地のひねりが日本メディアらしくて悪くない
そんでたぶん現実も同じ

か「」く「」し「」ご「」と「(2025年製作の映画)

2.3

コミカルな特殊能力持ちの地味男子の恋愛模様を描くも、
能力の発現(シリアスシーンや後半まるで出てこない等)が都合良すぎてフェアじゃない

ついで前半進路悩みまくり、後半恋愛に突き進むという受験舐め腐り
>>続きを読む

六人の嘘つきな大学生(2024年製作の映画)

4.3



原作のエグ味をそのままに、就活がいかに茶番なのかを浮き彫りにしていく会話劇、心理劇が見事なグループディスカッションサスペンス

就活生の仮面が一気に壊れ、人間が出てくる瞬間がたまらん
あー面白かっ
>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.6



倫理的にどうなんだ的ツッコミもあれど、セリフ無しの画面の情報量がすさまじく細部まで楽しめる

強引設定や、ベタ展開などあるけれど、構えていた所にバシッと決まるアレと
結末の着地には思わず拍手落涙

サンダーボルツ*(2024年製作の映画)

3.4



負けヴィランチームのシナジーの無いアクションは置いといて、逃げ移動中の自虐会話に笑ってしまったのでこのバランスは好み

暗い過去による内面との対決という切り口も新鮮で良い

期待値低かっただけにこ
>>続きを読む

ハボック(2025年製作の映画)

4.0



麻薬を巡るある事件を捜査するうちにタイトルどおり、いやそれ以上に大惨事になって行くバイオレンスアクション

話に既視感はあれど、
手を替え品を替えフレッシュなアクションアイデアに溢れた作品だったの
>>続きを読む

異端者の家(2024年製作の映画)

3.4


密室監禁スリラー要素は弱めでむしろ
宗教とか信仰心とか神の存在を信じるのかに重きが置かれていて
その部分の思考実験のような会話劇の押収に乗れるか乗れないかで評価は別れそう

全宗教を敵に疑念を抱くあ
>>続きを読む

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.5



JR東日本協力のアクションシーンの迫力はすさまじいものがあって、ハード面はそれだけで見る価値は大いにあるけど

事件の全容にどうしたって無理がありすぎる&登場キャラの設定がまるで無意味で面白くない
>>続きを読む

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.1



ゲームストップ株騒動を題材にした金融コメディ
富裕層空売りvs小口買いの構図が面白く、投資経験ある人ならわかる脳汁感脂汗感のバランスが絶妙
さらに
終盤の着地が見事痛快で、なるほどこの作品の意義深
>>続きを読む

市民捜査官ドッキ(2024年製作の映画)

3.7



振り込め詐欺にあったおばさんの正義感が暴走してとんでもないことになっていく実話ベースの凄い話

警察の無能さと振り込め詐欺の実態が生々しく胸糞も、それが後半の熱い展開に繋がるのがよい

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.4



垢抜けない編集、間延びした展開、
「そりゃいくらなんでも、、」のトンデモ終盤と、色々ノイズはあるものの

そこらへん目を瞑れば、思いのほか深いテーマが浮かび上がってくるのが凄く好評価も納得

アマチュア(2025年製作の映画)

3.8

頭脳は一流、戦闘能力は皆無のCIA分析官がある事件の真相に迫りつつ、CIAから追われる
[独自捜査]と[理不尽逃走劇]が同時進行してるだけで面白いのに
「こいつ弱いのにこのピンチどうすんだよ...」の
>>続きを読む

片思い世界(2025年製作の映画)

2.9



登場人物らそれぞれの世界に対する報われない片思いが描かれる群像劇タッチの作品だけど、
不可思議な設定はともかく
歌詞や長々と泣くシーンによる感動の押し付けで大幅評価ダウン

密輸 1970(2023年製作の映画)

4.3



何これめちゃくちゃ面白い!(遅いw)

70年代のダサ苦しい感じに苦笑いしてたら、後半怒涛の胸糞胸熱展開にノックアウト
劇中出てくる素材が次から次へとエンタメに昇華する度に血湧く血湧くぅ〜
満足度
>>続きを読む

教皇選挙(2024年製作の映画)

3.0


次期教皇の座を巡り、根回し陰謀足の引っ張り合いが楽しめる選挙サスペンスかと思いきや
情報戦⇆投票の繰り返しで''絵的''な派手さが弱い&情報複雑で中弛み感が凄い

ぶっちゃけ「教皇変わると何が変わる
>>続きを読む

Flow(2024年製作の映画)

2.7



人間並みの思考ではなく、あくまで動物の本能が行動原理なので、原始的&行き当たりばったりなストーリーと
インディーズゲーム級の映像なので映像美もイマイチ、、
終盤は睡魔との激闘でした、、

かなり評
>>続きを読む

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.2



セッ●スしまくりな前半からはじまり、予測不可能なコメディ後半と満足度高すぎてビビる
自分のカラダを種銭に挑むギャンブルの結末がちょっととんでもない

このギャンブラー思考の女性はたぶんめちゃくちゃ
>>続きを読む

セプテンバー5(2024年製作の映画)

2.6


1972年ミュンヘンオリンピック事件の生中継をすることになったテレビマンの1日を描いた硬派なスリラーも
エンタメ的な見所はなく、再現ドラマ感が強く面白くないし
事件全容、動機の説明も皆無で事件を知ら
>>続きを読む

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

3.9



不仲夫の死を防ぐ異色タイムトラベル

鈍臭く平行線すぎる中盤あたりに飽き飽きしてたら、終盤のピンポイント着地がスゴすぎるて…泣

カップルよりもむしろ夫婦の記憶に長く残るだろう素敵な映画でした
>>続きを読む

遺書、公開。(2025年製作の映画)

4.6

大量のツッコミ所には目をつぶらざるを得ない怒涛の学生闇黒展開にぶっ刺さり!

桐島、部活やめるってよの出汁を極限まで煮詰めた様な本音のぶつかり合い&すれ違いが見事すぎて、2Dの彼らと1年間過ごしたくら
>>続きを読む

もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

2.4



設定の飲み込みづらさはもちろん、全てが想像の範囲内に留まっているのが面白くない

俳優の歴史上の人物コスプレ合戦と歴史小ネタくらいしか見所がなく少し寂しい
適材適所的な軸で一貫して欲しかったんだけ
>>続きを読む

雪の花 ―ともに在りて―(2025年製作の映画)

2.5


江戸時代に予防接種ってまじで?!
の設定こそ面白そうなものの、
教科書の文章みたいなセリフ、説明的すぎなセリフの応酬で延々堅苦しくて面白くない

なのに予防接種の具体的なやりかたなどの説明を一切しな
>>続きを読む

室町無頼(2024年製作の映画)

3.8


素晴らしい一揆時代劇アクション!

良キャラ配置!勧善懲悪、下克上などの激アツエンタメ要素が終始散りばめられずっと面白い!

ついで現代にも繋がる権力の腐敗
人間の愚かさ、おぞましさも生々しく描くの
>>続きを読む

この動画は再生できません THE MOVIE(2024年製作の映画)

3.2



ドラマの持ち味そのままに、小さな違和感を積み重ねて回収していくのは相変わらず楽しいけど、
"映画映え"するかといったら疑問が残る

そもそも劇中内劇のクオリティが低いので結末の説得力が弱く感じて残
>>続きを読む

ツイスターズ(2024年製作の映画)

2.8


巨大竜巻がポツポツと短期間で現れては消えを繰り返しなので、緩急というより緊張感の持続が弱くて個人的にはハマらず、、
人間同士の謎の小競り合いカーチェイスも騒音でしかなく、期待値が高かっただけに残念、

ランサム 非公式作戦(2023年製作の映画)

3.3



中東人質救出実話着想スリラー!
いつ殺されてもおかしくない緊張感が延々続きつつ騙し騙されの逃走劇の疾走感がすごい、、

ただどこかで見た映画の要素を詰め込んだ既視感もあり特別感はやや薄め

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.6


空港職員VS敏腕テロリストの簡単設定から空港関係者、空港設備使えるもん全部使うエンタメ精神が素晴らしく隅々まで楽しめました!

結末のデカツッコミどころもあるけどそこはご愛嬌
あのカーチェイス見れる
>>続きを読む

はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.8



原作の魅力はもちろん
''カラダの外''の話が加わり満足度が非常に高い

ただ流血こそないものの精神的にくるバイオレンスアクションと想像以上にハードなカラダの外パートがかなりしんどいのでお子様連れ
>>続きを読む

ブルーピリオド(2024年製作の映画)

2.3



原作を省略しまくるのはわかるけど、削っちゃいけないモノを削っているのが許せないし、それがこの漫画の面白さの本質だと感じていただけに残念すぎる

特に美大予備校での授業が技術ではなく精神論、量的根性
>>続きを読む

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.3


殺人事件解決に巻き込まれちゃった→ていうか容疑者なんですけど、、
のコメディサスペンス展開でテンポがよくダレることなくニヤニヤしながらラストまで楽しめました

ただ気軽に楽しめるだけ系なので暇つぶし
>>続きを読む

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.0


遭難→山小屋密室スリラー
小さな違和感や不自然な不快感を散りばめ二転三転し、そこに着地するのはさすがだけど、
道中の密室もの特有のアレがめんどくさすぎてややしんどい

ただこの手のジャンルに欲しい要
>>続きを読む

今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる(2024年製作の映画)

4.0



#ラストマイル を観た人はセットでみるべき劇薬ドキュメンタリー

見ないフリをしてきた、加速しすぎた人の欲望の始発と終点を言語化映像化してくれ、心底ゾッとする。
大量生産、大量消費にはもちろん大量
>>続きを読む