たかやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たかやん

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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

散らかすのは簡単でも後片付けはめんどくさいもの。今回の映画ではめんどくさいどころの話ではなく、地雷撤去という"命懸けの後片付け"。

第2次世界大戦中にナチスが連合軍上陸を防ぐためデンマーク海岸線にと
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超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)

3.5

〈BSプレミアム録画視聴〉
中断した超高層ビル建設、「3週間で9階組み上げろ!」というミッションの下に荒くれ者のとび職たちが結集する、高所に集いし男たちの映画。
ただしこの集まった荒くれ者ら1人1人の
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イレイザー(1996年製作の映画)

3.8

そろそろシュワちゃんを恋しく思う頃合いにBS朝日で放送されてたので録画視聴。

重大事件の重要証人の過去を"ERASE(消す)"し、別人として生存させてその証人を守るという今作の設定は〈証人保護システ
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.0

Z級映画との噂を聞きつけてついに初鑑賞‼
トマトの造形がパッケージ画のイラストのように目・口・歯あるわけでもなく大きさに大中小あれど単にトマトじゃないか!(笑)
ミュージカルの如く主題歌あり劇中歌あり
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NARC ナーク(2002年製作の映画)

4.2

オチは意外でもなんでもない、それなのに面白い上質な刑事ドラマ。

〈刑事〉なのか〈人〉なのか選択を迫られる主人公刑事を見るだけで胸が苦しくなってしまう、そんな重厚な雰囲気が米北部の暗い背景に映画を包む
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.2

ビデオカメラ大好きおじさんであるティアリーがストリートアートのクールさに覚醒、アーティストたちに直撃するうちに謎の覆面アーティスト=バンクシーへの接近をも試みる…アカデミーのドキュメンタリー賞ノミネー>>続きを読む

タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)

3.5

SF作家H・G・ウェルズと、殺人鬼として名高い切り裂きジャックを結びつけ、2人を19世紀後半から現代にタイムスリップして描くSF映画。

小説「タイムマシン」のHGウェルズが本当にタイムマシンを発明し
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

不況のあおりで同時期に失業した夫婦が幾度も災難に遭いながらもやがて浮上していく…アキ・カウリスマキ監督の〈敗者三部作〉1作目。

「失業保険なんか頼りたくない」とボヤく旦那をはじめ映画に出てくる男たち
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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

4.0

名匠マイケルマンのデビュー作、とこれまた漢の映画。
原題『Thief』…ということで昼=中古車ディーラー、夜=宝石泥棒の男が主人公。主演はジェームズカーンとあってゴッドファーザーの長男ソニーの時と同様
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火を噴く惑星(1962年製作の映画)

2.0

金星探検を描く1962年のソ連製作SF。
恐竜っぽい生物、ミニゴジラっぽい生物、ラフレシアっぽい食人植物…とどこかでみたことあるような生き物いっぱいワクワク(?)金星探検!!

「宇宙戦艦ヤマト」のア
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ヤコペッティの大残酷(1974年製作の映画)

3.8

なんじゃこりゃ!?
中世ヨーロッパのお城内にロックやバイクが突如出現すると思いきや、現代ニューヨーク等々へ目まぐるしく場所を移す…何が何だかカオスな世界観。これが単なる悪ふざけというわけでもなく含蓄あ
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.0

子役スターの妹・地味な姉、その後スター女優の姉・大根女優の妹と立場が逆転するも事故により下半身不随になった姉を介護する妹とが奇妙な隠遁生活を送ることに…。

落ちぶれたかつてのスター、というと面白かっ
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

4.0

フィルマークスでも高評価レビューが目立つ『特捜部Q』シリーズ、少し前から気になりながらもようやく見れました(^^)/

新設された未解決事件資料整理係の〈特捜部Q〉へ左遷された刑事=カールが相棒=アサ
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.6

人口爆発した未来のニューヨークでは食糧難ゆえ人々は加工食品「ソイレントグリーン」のみ配給され命をつなぐ…というディストピア映画。

ただ率直なところ、〈アイディア1本勝負の映画〉という印象。というのも
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

4.2

恋人を殺された高橋和也扮する若手暴力団員と役所広司扮する日系ペルー人のタクシー運転手とが竹笛の音色をきっかけに出会い、復讐を目的地にひた走るロードムービー。

169分という長尺というだけあって寄り道
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

退屈な田舎町を飛び出し旅に出た冴えない中年男2人がバスの故障で立ち往生する外国人女性2人を港まで送ることになってしまう、アキ・カウリスマキ流ロードムービー。

冴えない男と一口に言ってもどれだけ冴えな
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クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

3.9

ブルース・リーの長男ブランドン・リー主演、恋人とともに惨殺された主人公が復讐すべく墓から蘇るダークファンタジー。監督がアレックスプロヤスということで街の雰囲気は彼の次作『ダークシティ』そのもの。それゆ>>続きを読む

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

3.8

巨匠リドリースコットの長編デビュー作、生涯決闘に明け暮れるナポレオン軍の2人の将校を描く。現実の諍いと同様に二人の因縁のきっかけはなんてことない些細なこと。ただし、ひとたび決闘を申し込まれれば安易に拒>>続きを読む

シャーキーズ・マシーン(1982年製作の映画)

3.6

バートレイノルズ扮する風紀課へ飛ばされた刑事がちょっとした手がかりをきっかけに犯罪組織の捜査へ乗り出す警察映画。

序盤に漂う『チャイナタウン』を思わせるフィルムノワール感に好感を持ったものの、終盤に
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

今年公開の中でも一番楽しみにしてた映画かもしれないだけにようやく映画館へ。そこそこSF映画をチェックしてる身としては『スローターハウス5』を彷彿させることもあって格別目新しさを感じないものの、前作まで>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

仕事を辞め怠惰な日々を送る綾野剛が粗暴だが人懐っこい青年=菅田将暉とパチンコ店でのライターの貸し借りをきっかけに知り合い、彼の姉=池脇千鶴とも近づいていく…

冒頭いきなり知り合った綾野剛をやや強引に
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

〈BSプレミアム録画視聴〉
いつものタランティーノですが、今回は現金受け渡しの見せ場に〈大型ショッピングモール〉を選択したのが面白い!会いたくない人の姿が見えたためや単に時間を潰すために、興味のない店
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.0

〈BSプレミアム録画視聴〉
USJのアトラクションでお馴染みの消防士兄弟の物語。この映画で特筆すべきは、炎の描写とテーマ曲。特に炎は意志を持つ生き物ような不気味さで、タイトルである『バックドラフト』現
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眼下の敵(1957年製作の映画)

4.2

〈BSプレミアム録画視聴〉
アメリカ駆逐艦vsドイツUボート潜水艦、海上と海底での一騎打ちを描く戦争エンタメ映画。1957年の映画ということでミニチュアでの特撮映像ばかりになることも覚悟していたが、な
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独裁者(1940年製作の映画)

4.5

言わずと知れたチャップリン代表作、独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋チャーリーとをチャップリンが1人2役でこなす。この映画でちょっと残念なのはこの〈そっくりさん〉という核であるはずのプロットが活用されるの>>続きを読む

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.2

ニューヨーク在住の女流作家とロンドンの古書店員との約20年に及ぶ文通での交流の物語。〈時の流れ〉を感じさせることはいい映画であることのひとつの条件。時代背景として戦後イギリスは物不足ゆえに配給制だった>>続きを読む

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

4.3

海辺にある西部の町にやってきたイーストウッド扮する凄腕ガンマンが、復讐にやってくるならず者たちから守るべく用心棒として雇われるのだが…。

海辺の町の美しさと対象的にそこに住む町人たちの卑劣さ後ろめた
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オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.0

スタローン主演のアームレスリングを通した親子再生の物語。〈腕相撲版ロッキー〉と聞いて期待していたものの、あまりノれず。どうしても自分の孤独を穴埋めするために息子を引き取ろうとしているように見えてしまう>>続きを読む

TAKESHIS’(2005年製作の映画)

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映画テレビ等で活躍する成功者のビートたけしと、彼にそっくりなうれない役者で敗者の北野武。映画が進むにつれて二人のみならずその周辺まで境界線が曖昧になっていく。
わからないなりにも気になったのは〈ピエロ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

これはもうドランさんご自身の等身大の母と息子の話なんだろう、と思ってfilmarks見るとやはり彼の半自伝的な映画のようで。
10代ならではの親へのイラつくポイントを的確についてきて、母への不快感がな
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

3.0

幽霊宇宙船イベントホライゾン号へ一向が救助調査しにいく『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソン監督によるSFホラー。エイリアン1のような中身を予想するも、どちらかと言えば『惑星ソラリス』→『シ>>続きを読む

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.5

精神病院に入れられてしまった少女が妄想の力で辛ーい現実と戦う物語。低評価レビューが目立つことから全く期待せずに見たら僕は案外楽しめました(^^;

要は、教室の隣に座るザックスナイダー君の妄想ノートに
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サブウェイ・パニック(1974年製作の映画)

3.8

地下鉄ハイジャックムービーながらハイジャック映画としては平凡な展開でやや緊迫感不足。ただし、伏線回収もはや語らずもがなと言わんばかりのラストが素晴らしい!!その余韻がほんのりまだ残る。

主演のウォル
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エレクション 黒社会(2005年製作の映画)

4.0

~~銃無き内部抗争~~

タイトル「エレクション」はelection(=選挙)ということで、本作では香港最大マフィアの会長選挙を巡る内部抗争が展開する。

注目は銃撃戦ゼロの鈍器で殴る等の〈生々しい殺
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.0

田辺誠一&高橋和也のゲイカップルと孤独な女=片岡礼子の3人を巡る騒動記。こちらがあてられてしまうくらい、そこら辺にいるストレートなカップル以上にイチャイチャする田辺さんと高橋さん。台本通りなのかアドリ>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.0

若い男女が怪しい山小屋でキャンプ、という「死霊のはらわた」と瓜二つの王道ホラーそのままに前半展開するも後半は…。

序盤から山小屋キャンプと何かの管理センターとを二元中継的に進行する点とDVDのパッケ
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