『アギーレ神の怒り』に続きヘルツォーク作品2本目。『アギーレ』が大航海時代の儚い黄金郷ドリームなら、今回の『シュトロツェクの不思議な旅』は現代の儚いアメリカンドリームを描く。「誰でも金持ちになれる」と>>続きを読む
韓国映画にして久石譲さんが音楽を担当する珍しい映画ということもあって鑑賞する。ストーリーとしては朝鮮戦争中に北と南の兵士それぞれが戦争どころか銃すら知らない村人たちが住む架空の村〈トンマッコル〉へ迷い>>続きを読む
久しぶりに映画館へ。フォローさせていただいてる皆さんの怒涛のレビュー投稿ラッシュにもう我慢できず(^^;
まずオープニングが最高!怪物との戦闘をカメラの隅に中央でひたすらベビーグルートが踊り続ける、>>続きを読む
〈BSプレミアム録画視聴〉
「ウエストサイド物語」のようなギャング抗争ではなくメイン二人の兄弟のお話。何でもできる器用さを持ちながら無欲な兄と、その兄を慕う不器用で貪欲な弟。「おれもいつか兄貴みたいに>>続きを読む
〈BSプレミアム録画録画視聴〉
主人公である開業医マイルズのもとに家族が別人に成り代わってると訴える者が複数現れ調査に乗り出すのだが…というSFスリラー。
時代と低予算の都合上派手な特撮は全くないが>>続きを読む
「死亡遊戯」撮影中にブルース・リーが急死されたことだけは知ってたので映画の3分の1程度は誤魔化してるんだろうなと見てみると…。ブルース・リー出演シーン自体が3分の1も無いではないか!代役そっくりさん&>>続きを読む
ジェームズキャメロンで唯一見逃してたということで鑑賞。今回はタイタニックではなく、沈んだ原子力潜水艦を深海まで調査しにいくお話。TSUTAYAではSFコーナーに置いてあるがSFのみならずパニックありア>>続きを読む
大友克洋、石森章太郎が携わる角川アニメ映画ってことでそこそこ期待してみる。
「三輪明宏の声きたー!!」などと序盤の雰囲気にワクワクしたものの…。何年かにかけて毎週放送してるアニメを2時間に無理矢理収>>続きを読む
〈BSプレミアム録画視聴〉
ラッセルクロウの「グラディエーター」のようなアクション映画かと思いきや、実はキリストの物語だったので少々裏切られた気持ちに…。〈復讐の虚しさと博愛〉というテーマが「グラディ>>続きを読む
一番怖いピークが序盤にきてしまったもったいない映画。
ザックスナイダー監督による「ゾンビ」リメイク作であるこの映画を一言で僕が記憶するならそうなってしまう。序盤はとにかくすごい。平凡な一日が終わり翌>>続きを読む
園子温さんはじめまして、まずはこれを。DVD二枚組の長さが思ったほど苦にならない中毒性。そして長期連載の漫画が終わってしまったときのような虚脱感。「20世紀少年」一気読みした時がこんな感じだったような>>続きを読む
シュワちゃんが出演していることもあって楽しみにしていましたが…。シュワちゃん出演作でこれほど筋肉を見せない映画も珍しい。というのも彼の全身を鎧のようなコスチュームが覆い、おまけにお肌は「アバター」のよ>>続きを読む
以前BSプレミアム録画視聴した記録として。
ピークは二度やってくる。冒頭の細菌兵器奪取までのシークエンスとシャワールームの攻防、つまりはエドハリスがとんでもなくかっこいい!!
それだけに、エドハリス>>続きを読む
堕落した男たちに囁かれる「いい話」はえてして「悪い話」。そうして牢屋の一室に集う三人の男、ジャックとザックとボブ。この3人の関係性はジャケット写真の画そのままになんとも絶妙で、まるでジャックとザックと>>続きを読む
銀行強盗を単に捕まえる話と思いきや…。いい映画は起承転結の「起」でもって映画世界にのめり込んでしまうものですが、この映画がまさにそう。タイトル「サイレントパートナー」の意味が開始しばらくすると明らかに>>続きを読む
バットマン旧シリーズはリターンズまでで疎遠になってましたが、4作目でシュワちゃんが出てるのを最近知ったこともあり一転カムバック!
ティムバートンの監督降板をかなり不安視してましたが、ティムバートン色>>続きを読む
以前鑑賞した記録として。
読書を禁じられたディストピア映画。チープな映像そのままに未来感が乏しくディストピア世界に没入できない。それでもラストの画が幻想的で美しく、そこに唯一救われる。原作のポテンシャ>>続きを読む
映画の作り方自体は面白い。というのも、ユダヤ系イギリス人のコメディアンがカザフスタン国営テレビの看板レポーター=ボラットという番組内のキャラクターでもってして「文化交流」という名のもとに一般人にひたす>>続きを読む
落下した隕石に付着する生命体が成長しすぎて町の人たち大ピンチ!というお話。要するにこれは「ブロブ」で、しかもコミカルな「ブロブ」。そのためどうしてもシリアスな展開皆無の緊張感ゼロで退屈し、ギャグもそん>>続きを読む
草野球が楽しい!トイレから帰ってくるとガダルカナルタカ監督に「お前よぉ?う○こしにきたのか野球しにきたのかはっきりしろよ」とどやされる主人公。ガダルカナルタカ監督は武さんの如く試合中でも構わず暴れる。>>続きを読む
「バイオハザード」や「28日後」と違って今回のゾンビは感染型ではないためか普通に銃を扱えて、自意識がしっかり残ってるゾンビもいる。
なんだかゾンビっぽくないゾンビだなぁと第一印象。感染型ゾンビ映画でよ>>続きを読む
「本多猪四郎作品でゴジラ以外にすごい映画がある」そんなことを小耳にはさみTSUTAYAでレンタルする。
あらすじとしては、男女数人がヨットでクルージング中に嵐で難破、無人島生活を余儀なくされるというサ>>続きを読む
ソ連最新鋭戦闘機=ファイヤーフォックスを奪取せよ!冷戦期において死活問題であるその任務がイーストウッドに託される。
ちなみに、実際に北海道へ着陸した「ベレンコ中尉亡命事件」を本作はモチーフにしているそ>>続きを読む
未来のアメリカで開催される大陸横断レース=デスレースを描くSFカーアクションムービー。
冒頭いきなり特に説明もなくレースが始まるものの、徐々にレースの詳細やその背景がわかってくる。人を轢き殺すと加算す>>続きを読む
〈BSプレミアム録画視聴〉
問題児ばかりの弱小少年野球チーム=べアーズの奮闘録。
この映画の見所のひとつは、クラシック曲に合わせて綴られるベアーズの凄まじいまでの守乱たるエラー祭り。プロ野球と違って、>>続きを読む
ある惑星に不時着した宇宙船の乗組員・乗客たちによる、そこに住む肉食エイリアンたちとの攻防を交えた脱出劇。
ピッチブラックの直訳「真っ暗」というだけあって夜がない惑星ながら偶然にも日食に突入し暗闇の世界>>続きを読む
第二次世界大戦の影響でメジャーリーグの運営自体が危機を迎え、女子プロ野球創設の声が高まる。そこでスカウトマンたちがソフトボール選手を中心に勧誘するのだが、主人公姉妹にもお声が…という1943年から54>>続きを読む
ぶっとんでる感が足りない!よかったのは敵忍者が1回だけ使うレーザービームくらいで、もっとおバカに全力投球してほしいところ。アメリカン忍者というわりにアメリカ人主人公が忍者衣装着るのは最後だけというのも>>続きを読む
「戦国時代にやってきた」というような言葉が自衛隊員の口々から聞こえてくるものの、「戦国時代の西暦何年だ」というようなことを誰も気に留めないのが違和感であり不満。なので未来人としての自衛隊の印象はかなり>>続きを読む
映画を包む陰鬱な雰囲気がたまらない。画面からにじみ出る寒さと悲しげな音楽がその陰鬱さを演出する。雪の西部劇といえばタランティーノの「ヘイトフルエイト」を彷彿させるが、filmarksのレビュー録を拝読>>続きを読む
キリストの受難を描く映画。残酷描写が壮絶すぎる。「パイレーツオブカリビアンデッドマンズチェスト」でのオーランドブルームの鞭打ち刑が単なる「鞭打ちごっこ」に思えてしまうほど酷く、「ぐちゃっ」とえぐる音が>>続きを読む
トラボルタ扮する音響効果マンが風音を収録中に自動車事故を目撃、女性を救助するも同乗者のもう一人は死亡する。これが実は次期大統領候補で…とサスペンス劇が展開する。しかし、これがテレビの2時間サスペンスと>>続きを読む
河瀬直美監督作品初見。
すごい。何がすごいかと言うと、映画はフィクションで作り物だという安心感がこの映画には無い。特に台詞の話し声が、近くの知らない人たちの会話を盗み聞きしているような居心地の悪さ。そ>>続きを読む
全編マヤ語の「歴史モノ」だからといって身構える必要は全くない。
前半は「地獄巡りツアー」、後半は監督がメルギブソンだけに「裸で走るマッドマックス」という逃走活劇ゆえにすぐさま映画世界に没入させてくれる>>続きを読む
道中に車がパンクし近くのドラキュラ城のようなお屋敷に迷い込むカップル2人。そこではちょうど屋敷の主人=フルター博士好みのマッチョな人造人間ロッキーのお披露目パーティが…。
このフルター博士が博士とは>>続きを読む
中盤まではとにかく見るのがしんどかった。
田舎にやってきたダスティンホフマン扮する学者さんが自宅の車庫を修理するガテン系たちに舐められるわ馬鹿にされるわ…。ダスティンホフマンが我慢の限界ラインを「最後>>続きを読む