まるさんの映画レビュー・感想・評価

まる

まる

映画(557)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 557Marks
  • 148Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

荒くれナチス部隊が喧嘩を売った金堀り爺さんは、人の域を超えた怪物老兵だった!
序盤から無骨な戦闘で魅せてくれるが、タフさの上限をどんどん更新していき最後の方は笑うしかなかった。もはや神話の怪物。
小気
>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

特撮技術のカンストしたボーボボ。
スルースキルMaxの温和な兄と「暴」の限りを尽くすクレイジーサイコ妹が、なんでも殺すバイオレンスの極み宇宙人の手綱を握って~といなんとも神懸ったプロット。
登場人物(
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

あっちぃー!爽快感Maxな悪魔祓いモノ。
ラッセル・クロウの滅茶苦茶強そうでどこか親しみやすい凄腕祓魔師感が丁度良い。でっかい身体で小っちゃいカブで移動する様は絵になりすぎ。
かな~り上位のクソつよ悪
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

非常に楽しく笑えた映画。尋常じゃなくでっかいサメ相手に一歩も引かずに体一つで戦うステイサム、面白いに決まっている。ベタなヒューマンドラマも、これこれ!と気持ちよく見れる。映画を楽しく見る点において最高>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

心地良い情景とセリフ回し、タランティーノ特有のべた付く嫌さと爽快感がいい塩梅で楽しめた。まだまだキレキレなブラピがエロい、ディカプリオも良い老け方をしてる。
とにかく世界観の完成度が高く心地良い、これ
>>続きを読む

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.3

ホラーコメディ。グロは強め。
殺人鬼あるあるがちょこちょこ登場しニヤッとさせる。
無能な主人公の演技が絶妙で終始イライラするが、そのおかげかどことなく爽快感もありニッコリするラスト。同居人の女の子がイ
>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.0

村社会特有の胸糞悪い因習・理不尽を詰め合わせた島。イマジョ(赤い女)の起源も惨たらしい上に関わった人の末路も悲惨極まりない。忠実に作ったVR世界があの世とリンクしてしまう設定は面白いし、島の世界観もだ>>続きを読む

自殺サークル(2002年製作の映画)

2.5

良くも悪くも園子音。すごそうな黒幕の正体を匂わせるだけ匂わせて食べさせてはくれない。脳内で補完させる情報が多すぎる。
あっさっりと自殺してしまう若者たちのシーンはどこも不気味で良い。

自殺を誘発させ
>>続きを読む

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

ネオナチ相手に暴力の権化と化した金髪少女が暴れ倒す快作。ベッキーの殺害方法が新鮮で見ていて爽快、ゴア描写はかなり良い。ただ、ぶっ飛んだ状況に対して空気感はシリアス極まりないのでヒヤヒヤする。終わりを見>>続きを読む

ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

2.6

ギスギス会社の研修旅行で殺人鬼に追われまわる話。殺人鬼の動機と登場人物のほとんどが嫌な奴ら(SAWとかに出てきそうなカス社員たち)のため、まあこいつらなら殺されてもええやろってなる。その割に...なキ>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思ったより辛いお話だった。理不尽かつ無敵の呪いで恐ろしい。
主人公の女性の結末はただただ悲惨、これ以上ないバッドエンド。
後半の最悪なハッピーデスデイからのスティーブンキング風ハッピーエンド味からの真
>>続きを読む

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.0

三部作だったのか...。前回綺麗に決着したと思ったから結構萎えた。
マイケルの危険度をまるで理解していない(忘れた?)、謎に強気な同窓会メンバーに笑う。そらああなる。
マイケルがジェイソンみたいな不死
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.0

重んもたいしとんでもなくシリアスなシーンが続く中になぜか笑えてしまうシュールな画が何度か。「シリアスとコメディは同じ地平にあると思っている」という佐藤二朗のコメントに納得。「笑っているのにいつの間にか>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

キツい。
阿部サダヲの怪演ぷりが凄まじい。何であんな怖い目ができるんだ。恐ろしくてしょうがない。
あまりに理不尽に人を殺していくし、生きている人の今後も滅茶苦茶に...。
絶望しかない阿部サダヲパート
>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

ライアン・レイノルズは散々な目に合うのが似合うし笑える。
サミュエル演じるクレイジーな殺し屋と魔性の奥さんがいいキャラしてる。
かなり贅沢なゲイリー・オールドマンの使い方。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

非常に楽しい映画。謎日本を舞台で新幹線の中、ぶっ飛んだ殺し屋たちに狙われるかわいそうなブラピ、という面白状態。キャストも豪華で楽しい画が続くので何度も見たくなるタイプの良い映画。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

良質な映画体験。なんだこのシーン?てなる部分も意味があり、点と点がつながっていく感覚が気持ちいい。
UFOが必ずしも宇宙人が乗った高度な文明の乗り物とは限らない、ってのは思いつかない発想だった。どのキ
>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.8

前評判で「きさらぎ駅RTA」と聞いたが、なるほど面白い。
個性豊かな死に方からの異形化、その中で展開を予め知っている主人公の無双っぷりは楽しい。映像効果はチープだが致し方なし。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.5

自分は楽しめなかった。思ってもない展開でおっ?とはなったがそこが最大風速で面白さもだんだんと失速していく。
この手のエピソード0的な話はそのキャラクターの顛末を知っている以上、バトル展開になると勝ちは
>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

人間相手に過剰な力で無双する様は視覚的に面白かったが、話の展開は結構胸糞悪い。勤勉で両親にも愛情深く育てられた割に、自分が最強だと気付いた瞬間の切り替えが恐ろしい、端から人間のふりしてただけの殺戮マシ>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

ドラマ同様に十分面白いんだけど、ドラマ以上を期待していたので少し肩透かしを食らった。映画というよりスペシャルドラマという方が近い規模感。後半であまりに画面が暗いので光源になるために死んだような人がいて>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

ゆるーくて可愛い子たちがガッチガチにバイオレンスしているのが面白い。敵方のヤクザもクレイジーでキャラが立ってる。終盤の格闘戦は見ごたえあり。急に出て消えたガイアみたいな強キャラ風の人と工藤Dの退場の仕>>続きを読む

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.0

事件を追っていくごとに周りの友人たちも怪しく思えてきて...の所は、主人公が配属先が変わる要因になった事件もあって緊張感が凄まじい。かなりサッパリとしたエンド、急ぎ足に見えなくもない。夫婦仲が良くて微>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.4

深夜のテレ東でやってそうなコミカルなドラマをダイジェストにしたような映画。テンポの速さが尋常ではなく情緒が置いてけぼりを食らう。登場怪人たちのキャラは立ってたし好きだが、サクサク進むのでもったいなく感>>続きを読む

殺し屋1(2001年製作の映画)

3.5

三池バイオレンス特有のラリった空気感がたまらない変態映画。ぐっちょぐちょなエログロ描写がもはやコミカル。何度も見たくはない、一発キメたらずっと残る。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

一作目より好き。かなりご都合主義なシーンも見受けられるけど結構シビアなバトルが多いから良いのよ。悲しくも幸せな幕引きだったと思う。善悪の線引きが難しいけど、大事なのは愛じゃよ愛。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

さも、狂った老人から逃げきれ!みたいな展開に腹立つ。
ハンディキャップのあるおじいちゃんがクソッタレな強盗3人組に孤軍奮闘する映画にしか見えない。ずっと頑張れおじいちゃん!のテンションで見てた。
かな
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

オタク映画。山本耕史さんのおかげでどうにか楽しい映画という感想でいられる。
初代のVHSや父親の持っていたウルトラQのDVDを見漁っていたおかげでオープニングは十分楽しめた。ただどうしても後半が...
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

冷たさとあったかさがいい具合。
登場人物たちの死に対する価値観が生々しくて良い。目の前で人が死んだら驚くが、続けばだんだんと慣れていく感じ。どこの誰とも知らない他人が死んでも心は動かないが、身近な人や
>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.5

今回の殺人トラップは引き抜く系が多め。
伏線ぽい描写があまりにもドデカなので、サスペンスとしてはイマイチ。
クソッタレすぎる悪徳警官どもを拷問殺人するってとこを楽しむべき。ほんまにクズしかおらんくて笑
>>続きを読む

サイレンス(2016年製作の映画)

2.8

登場するキーアイテムがあからさま過ぎて展開が読めてしまうが、脱出ゲームみたいでおもろい。
ぜっったいに走馬灯いらん。あそこで1テンポ置くの失敗やろ。変な演出。
謎に成長物語みたいなテンションのエンディ
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ボスキャラの出版社の偉い奴が心底邪悪で胸糞悪い。翻訳家を人権無視で監禁する割に、自分は時間通り生活したいからっていうエゴで原本持って満員電車で通勤はさすがに...セキュリティ終わってて間抜けすぎ。
>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

2.8

支配を嫌い、暴力で抵抗し続けた結果、人生の大半が刑務所暮らしというぶっ飛んだおじさんの話。トム・ハーディの怪演ぷりを味わえるが面白いお話かと言われると微妙な所...。

ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

3.0

ベッドに繋がれた妖艶なおばさまの脱出ものかあと見てたら変な方向に...。前情報なしで見てもわかるスティーブン・キング感。
ねっとりジットリした妄想パートから急に来る目を覆いたくなるようなグロ描は緩急が
>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.0

派手なシチュエーションを日本で実写化しようとしたらこうなるよなあ、なクオリティ。なんじゃそりゃなギミックが多くて辟易、原作ではもう少し筋の通った解説があるんだろうか。しろくまのパートが大嫌い。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

三者三様の天才たちと凡人の苦悩と葛藤、感情が揺さぶられる演奏に鳥肌が立った。上映中ずっと松岡茉優の演技力に魅入られる。鹿賀丈史さんの音楽の重鎮感が凄まじい。松岡茉優ごしのプレッシャーでこっちも、うぅ.>>続きを読む

>|