キクラゲさんの映画レビュー・感想・評価

キクラゲ

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映画(170)
ドラマ(1)

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.2

新作のために見直し。MACUSAと沢山の魔法動物が見られただけでもいいじゃないですか。ストーリーも差別問題を上手く取り込んでいてしっかりしています。ハリーポッターは大分前に途中まで見ただけなので細かい>>続きを読む

ソドムの市(1975年製作の映画)

3.1

すごいビビってた分描写のエグさとかは結構耐えることができました。冒頭の選抜シーンが一番しんどかったです。

構図が好きな画とかもちょこちょことはあるのですが全体的にはドラマ性が思ってた以上に希薄すぎて
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へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ここまで計算尽くで徹底的に作り込まれ、なおかつその作り込み具合がいやらしくなく物語と合致し、なおかつ恐怖感を盛り上げている映画はなかなかないのではないかと思いました。安易なショック演出に頼らずに、空気>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作と比べてジャンル映画感が強くなり、話はかなり分かり易くなったように思います。また、ドライなタッチが減り全体的にウェットなタッチになっており、個人的には少し不満に感じました。結構雑な作戦が失敗してド>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

今回再見して、前半かなり丁寧に伏線をはっていたことに気づきました。ご都合主義的な部分やちょっとくどいかなという部分(輪ゴムとか行方不明者の張り紙にピントが合うところとか)はちょくちょくありますが、やっ>>続きを読む

ポケットいっぱいの涙(1993年製作の映画)

4.5

しがらみの恐ろしさみたいなものを強烈に感じる傑作。
もちろん根底にあるのは強烈な差別の歴史です。

卍 まんじ(1964年製作の映画)

3.9

若尾文子の説得力
殺されるんじゃないかと語る船越英二の嬉しそうな顔が谷崎潤一郎感ビンビンでいいです。

宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年製作の映画)

4.6

とにかくラストの下り松がとてつもないです!疲れ果てた泥まみれの大立ち回りで『血槍富士』や『大殺陣』に匹敵する迫力でした。モノクロなのも大きいのかなと思ったり。

ドラマパートは正直薄いのですが、吉野太
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女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

3.6

好きなカットはそれなりにあるのですが全体的にはイマイチピンとこず。藤竜也の笑い声が妙に爽やかなのは良かったです。

黒の試走車(テストカー)(1962年製作の映画)

4.1

穴は多少ありますが、善人が誰一人出てこない理想的な産業スパイ映画でした。

血と砂(1965年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

聖者の行進とともにコミカルに映画は始まり、最後には全ての音が果てて映画が終わる。絆が芽生えていたはずの捕虜を撃ち殺し、そのタイミングで観客はこれが終戦間際の出来事であり、彼らの命をかけた作戦は無駄であ>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

『ピアニスト』見てないのに言うのはアレかもしれませんが、ハネケ映画の母親描写って毎回トラウマ級にゾワゾワさせられてホントしんどいです。もちろん全てを理解できてるわけではないですが、色々と考えさせられる>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

問題は主人公が彼らに最後まで寄り添わない点ではなく、善人性を変な形で脚色してしまったところと、ところどころ展開の速さがドラマとしっかり合致していないところだと思います。ラストの字幕は絶対不要でしょう。>>続きを読む

やくざと抗争 実録安藤組(1973年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

実録やくざ映画と任侠モノとのバランスが悪いんですかね。ドラマ部分は正直かなり退屈です。本人主演でやくざモノをやるというのがやっぱりマイナスに働いたというか。

ただ、前作よりゴア描写が異常にパワーアッ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

クイーン弱者なので楽しめるか不安な状態で観たのですが、圧倒的な熱量にやられました!

途中乗れないところ(そこはセリフで説明しなくても…とかそんなに過剰に演出しなくても…など)もあったのですが主演の方
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フック(1991年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

いや、やりたいことは分かるのですが全ての要素が不足もしくは蛇足だと思います。ピーターパンを中年にした意味も後半でほぼ無くなってしまいますし、素直にピーターパンを実写化するかタイトルどおりフックを主人公>>続きを読む

龍の忍者(1982年製作の映画)

4.5

いろいろ間違ってる気がするけど圧倒的多幸感の前ではそんなことどうでもいいのです。

怨霊の森(2006年製作の映画)

3.6

『サスペリア』をベースに『死霊のはらわた』等を足して物語をスッキリさせてライトなタッチにした結果『ハリー・ポッター』みたいな映画になりました、という感じです。見やすさが増した分ねちっこさが減ってしまっ>>続きを読む

オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.3

『未知との遭遇』との繋がりを考えるとグッと来るものがありますが、諸々の展開がご都合主義的に展開してしまい、何となく全体的にグダグダな印象を持ってしまいました。特にクライマックスは許容できない範囲ではな>>続きを読む

ザ・ヘル ネクストステージ(2008年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

王道のストーリーをかなり変な語り口で語ってる感じでした。全体的に中途半端に感じてしまい好きではないですが、嫌いにもなれないです。もうちょっと笑える場面を増やせばもっと不気味な映画になったのではと思いま>>続きを読む

ハードコアの夜(1979年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ポール・シュレイダー自身が熱心なカルヴィン派の家で育ったことを知り、色々と合点がいきました。初見の時と印象がガラッと変わりました。

『タクシードライバー』っぽいところが随所に感じれたりしてそれなりに
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.5

寅さんって結構怖いですよね。特に前半の逆ギレの感じとか家で横暴に振る舞うところとか。

ヘドローバ(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

大好きです。

役者さんの演技力がそこらの役者よりはるかに説得力を持っていますし、今まで個人的に合わなかった音楽も今回はすごく好みに合っていますし、終盤以降の飛躍っぷりも素晴らしく、監督作の中で今のと
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.7

間宮祥太朗がホントに素晴らしいです。

映画全体としては面白かったのですが苦手な部分も多かったです。ゼロ年代の邦画っぽい部分というか。後やっぱりこの監督の音楽の使い方は合わないな、と思いました。暴力描
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逆徒(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

東映実録ヤクザ映画を現代版にアップデートした傑作。ラストでオカルト要素まで入っていて大満足です。

『孤高の遠吠』からそうだったのですが音楽の使い方だけは少しあざとく感じてしまいました。

う○こを出
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリータッチのヒリヒリとした描写が非常に効果的で、尋問された人達の
恐怖が直接伝わってくるようでした。

だからこそ、必要以上にエキセントリックなキャラクター描写やエンターテイメント的なドラ
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.6

圧倒的なリアリティによるサスペンス映画の名作

初めから終わりまで無駄なシーンが一つも無いように感じました。

特に手と音の演出がすごいです。モノローグも不必要に説明的になっていなくてとても良かったで
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女番長ブルース 牝蜂の逆襲(1971年製作の映画)

4.2

シナリオは串だんご型ですが、むしろそれが登場人物のワイルドっぷりに拍車をかけている気がします。

渡瀬恒彦には爆笑しました。何だったんだ笑