キクラゲさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

キクラゲ

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シン・シティ(2005年製作の映画)

4.5

見直し。

なんだかこの映画が好きっていうとすげーダサい気がしなくもないですが、好きです。

テンポ悪くて尺が必要以上に長かったりとか、意図的であることを加味したとてあまりにも陳腐なロドリゲス感とかダ
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

4.4

『リアリティのダンス』『エンドレス・ポエトリー』を経て自分から他者へ救済の対象を変えた…のかと思っていましたが、そんなことなかったですね。
『精神』を観た直後ということもあり、救済された人々の姿とホド
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精神(2008年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

初相田和弘

所々で半泣きになるほどグッときました。
ぽろっと溢れる壮絶な過去や想いに胸キュッと締め付けられ、相対的に自分の甘さのようなものに気付かされました。

また、『パターソン』を観たばかりとい
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.6

見直し。

DVD特典にて劇場公開版を初観賞(これも若干いじられてるのかもしれませんが)。

リアルタイムでないと作品の真価が分からない作品の代表格だとは思いますが、それでも全然楽しめる作品。見直して
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

5.0

見直し。

小さい頃から何度も観てる作品なので、思い入れが強いんです。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.7

見直し。

プロパガンダ映画のパロディだと知りながら観ても主人公に結構感情移入してしまうしカタルシスも感じてしまいます。
間に挟まる露悪的なシーンがなければ自分も右翼SFとして捉えてしまったかも知れな
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デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

1.8

『にくい貴方』(って邦題をさっき知りました)が流れた時点で離れた心が戻ってこず、ここまで好きになれない映画も久々なように思います。全員好きになれないし、テンポ悪くて長い!

最後の字幕にはゲンナリしな
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.2

終末感あふれる雰囲気は良かったものの、ストーリーラインが割としっかりしてる分やや食い足りなさも感じてしまいました。とはいえキャスティングや美術等々どんハマり。

あとタランティーノとジャームッシュって
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悪の法則(2013年製作の映画)

5.0

見直し。

基本的に哲学的は会話がひたすら続く映画は苦手なのですが(なぜなら馬鹿故に理解できないから)、この映画はめちゃくちゃ好きです。よく考えたらそんなに哲学的じゃない気がするし、分かりやすく不穏だ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前半の日常パートは平穏ながらも若干病んでいるランボーの佇まいの悲しさがよく表現されていて文句無しだと思います。

メキシコ以降の話は面白くないし、繋がりが雑だったりとかするものの、テンポの良さでそんな
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.6

こんなにダウナーな感じで終わるとは…。

OPとEDでかかる曲がしばらくキラーチューンになりそうです。

ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.8

見直し。

高さを生かしたアクションがめちゃくちゃカッコいい一粒で何度も美味しい映画。アクションシーンのみならず止め絵も相当カッコいい。

マチェーテ軍団のボスが同じような見逃しを2回繰り返したりする
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.7

イギー・ポップとトム・ウェイツの絡みが個人的には一番好みでした。

後半に行くにつれてコーヒーとタバコがどんどんディスられていくのもすごい面白かったです。

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.8

自分のアイデンティティを完全に受け入れるランボーが勇ましくも非常に悲しい。

とにかく半端ではない人体欠損描写が本作の白眉。また、2や3の要素を的確に入れてくるあたりが巧み。『ラスト・ブラッド』どうな
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.6

終盤、弓矢を使い始めてからの一連のシーンは超楽しいものの、全体的にはなんかのっぺりしていて平坦でやや退屈。それでも汗だくトップレスで走るスタローンの姿は観れるのでいいっちゃあいいのですが。

最初の方
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.4

見直し。

アレ?こんなに面白かったっけ?と戸惑いました。保守色が強めになったため前回観た時は拒絶反応が出てしまっていたので、娯楽アクション映画としてここまでの完成度を誇る映画だと今回気づきました。
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ランボー(1982年製作の映画)

4.6

結構久々に見直し。

すっかり忘れていましたが、廃坑のシーンが見直すと非常に素晴らしかったです。
ただ何となく記憶が薄れてくると個人的に評価が下がってきてしまうのは、最後のストップモーションがイマイチ
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.6

本編もさることながら、一瞬映る『裁かるゝジャンヌ』がテレビと観るのとは桁違いで驚き。いずれ全編スクリーンで観れる日がくるといいな。

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

4.2

見直し。
唯一観ているエド・ウッド作品。

語り口やテンポが非常に変だったりはしますが、この映画に関しては最低とは言い難い魅力に溢れているのではないかと思います。監督自身の苦悩の見事な(変な)体現とベ
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ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

4.5

なんだかあまりいい評判も聞かないし、デ・パルマ弱者でもあるので不安たっぷりで観たのですが、めちゃくちゃ面白かったです!

めまい!スプリット・スクリーン!のぞき!なんか青い屋上!

終わり方の切れ味も
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

ギア入るまでがちょっとタルくてガッツリとはのめり込めなかったものの、ストレートに面白い映画でした。

4DXで観たのですが、劇場の明かりがチカチカするのはただ単に不快だし見づらかったのでアレはやめた方
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地球爆破作戦(1970年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

設定からイマイチ食指が動かなかったのですが、見てみればよくできた面白い映画でした。『未知への飛行』を観た時と同じような感覚。

ラストのイヤーな予言は成熟しそうな感じがして凄くいいです。今リメイクとか
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ソドムの市(2004年製作の映画)

4.2

見始めはなかなか不安だったのですが、いやいや中々凄い映画でした。高橋洋だなあと言った感じで笑えつつも実は結構怖かったです。

小嶺麗奈ってこの人か!!

偉大なるアンバーソン家の人々(1942年製作の映画)

4.4

ウェルズの意思に反して大幅にカットされた作品だそうですが、個人的にはかなり楽しめました。まあ人物の描き込みはもうちょっとやってもいいのかな、とは思いますが…。

別れのシーンがどれもこれもすこぶる良い
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