ぎんがさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

ドゥニ監督のDUNEが10月に公開されると知って、そう言えばこれ見たなって思いだした
ホドロフスキー版、デザインも世界観もめっちゃくちゃワクワクする
本人の語りだけでこんなに面白いと思わせるんだもの
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

シンプルな構成でそれも12分でここまで描ききれるのかと衝撃を受けた
どういう内容かは知ってたけど、とにかくいろんな人に見てほしい
そしてこの事を忘れずに考えていかなきゃならない

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

宣言前に観に行ってました
クスクス笑いながら楽しく鑑賞できた
夏の昼間に軽く飲みながら観たら最高だろうなぁ
登場人物がそれぞれにクセのあるキャラで魅力的
シモンズさんいい味出してたなぁ
タイムリープも
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

おかえりガイリッチー!!!
こういうのを待ってたよ

ワイルドで素敵なおじ様たちを浴びられる幸せ
女王のかっこよさに惚れちゃう

パラシュートはマストアイテムだなぁ
和牛がジューシーに焼かれてて美味し
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.6

ノマドランド公開されるしこれも上映しないだろうか
この美しさは大スクリーンで体感したい
ほぼドキュメンタリーと言って良い
多少は演出されていると思うけど、本物だから出せる純粋なものを上手く撮られていて
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

庵野監督の過去作品履修しよう
冒頭のパリやら何やら、ナディアのオマージュがたくさんあると友人から教えてもらい
トップをねらえもチェックしよ

マリが歌ってる世界は二人のために、エヴァのテーマソングじゃ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.3

絵画を鑑賞しているようでうっとりする
まさにフランス映画という感じの演出
BGMが無く、その分女性が集って音を奏でるシーンの迫力が凄まじい

2人の静かで情熱的なやり取りだったり終始その温度感が素晴ら
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.3

当時のことを学んでまた観たいと思う
世界が見ている

あまりにも不条理な裁判に怒りを覚えた
この法廷で起こっていることは今まさに起きていることでもある

大きなものと闘った彼らに拍手を

インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

IMAXで観られて幸せだった
父と子の愛のつながりを宇宙や多次元を絡めて描いたとてつもなく壮大なお話。

未知の星に行くワクワク感や無駄にできない時間との闘いだったり
自分の好きな要素がこれでもかと詰
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.5

冒頭からなかなかにヘビーな展開が続くので、子どもや動物が酷い目に遭うのを見たくない方はやめておいた方がいいかと

とにかく地獄の連続だった

動物の扱いなど少年の変化も痛ましくてこの世界の恐ろしさを体
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パターソン(2016年製作の映画)

3.6

パターソンのとある1週間
バスの乗客の会話、妻の行動など何気ない日常にはドラマが溢れている
毎朝の起きるシーンが好き
奥さんの夢で見た双子がちょいちょい出てくるのとか、そういう演出も好き
詩が素敵だっ
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

語り手の巧妙さにやられる
ノーラン監督の頭の中覗きたい
見事でした!もう一度最初から観たくなるな〜

レベッカ(2020年製作の映画)

3.1

観終わったあと、レベッカってサークルクラッシャーなの?という感想しか出てこなかった
ヒロインは不憫だけどそこまで感情移入できず、、
ヒッチコック版は違うのかな
街並みや衣装が綺麗で好き

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

こういう役のアーミー最高にハマるね、かわいい
もっとやってほしい

往年のスパイ映画をリスペクトしてるなという点といい感じにコミカルなので気楽に観られる
デビッキ様のヴィランっぷりが良い
2作目作って
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

70年代は今よりも偏見や差別がひどくて、彼らのようなマイノリティな人たちは本当に生きづらかったろうな…
周囲に怪しまれないよう関係を偽ったり

そんな世界でもあたたかい家族の愛があふれていた
マルコは
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

そういえばレビューしてなかった
公開時に観ました

とにかく冒頭から絵画のような美しい画が続くのでそれだけでも必見
そして撮影技法による緊迫感がより際立って素晴らしい

ちょいちょい出てくる俳優さんが
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

エネルギー消費した
これは仕事のあとに観るのはなかなか体力がいるな

炎柱、漢!な感じが素敵ですね
ついていきたい背中
母親の言葉が泣けちゃう

アニメは見ていたので話についていけたけど、見てない人は
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.2

人間の町は臭いよね
ジブリ作品で馴染みのあるテーマが中心ではあるものの、それだけに止まらず様々な問題提起がされている
メーブの動きがかわいくて魅了された
絵本のようなタッチと狼たちの疾走感あふれるアニ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.0

とても素敵な言葉がたくさん出てきて美しかった
名優たちの演技が素晴らしくて
こうやって辞書が作られていったのかと、その熱意ととてつもなく膨大な量に圧倒された
こんなドラマがあったなんて初めて知った
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悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.6

トントンと展開が進む、がヘビーな事件の連続で救いは無いの?と神に頼みたくなる
ダークなトムホ良い。生い立ちがあんなじゃそうなるけど
ロブの気持ちいいほどのクズっぷりに笑った
狂気じみた表情と強烈な訛り
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.4

ドラン作品の中では結構シンプルというか、分かりやすい話だったな
友達に芽生える感情、それに戸惑う気持ち
少女漫画っぽいな、と
出演者は監督の長年の友達ということでみんなリラックスしてる感じがして良かっ
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーだからこそ撮れるもの
今年1かも

それぞれの抱えている問題が繋がり重なる特に10代・20代の人たちに刺さりそう
泣いた

彼らのような境遇にいる人々が一歩でも前に進めますように

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

この辺のカルチャーに疎いんだけど、お兄ちゃんの不器用な感じとかレイのカッコ良さが響いた
サンバーン無茶しやがって…
ヒリヒリ、そしてエモい
最後の演出も好き

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン版007って感じ
あとドラえもんとターミネーター混ざってるかな?
それからドゥニ監督のメッセージ
用語は知ってるのもいくつかあったけど、そこまで構える必要はなかった
赤と青が冒頭のロゴから効果
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.0

名作ってどんな時代に観ても色褪せないんですね
王道の泣ける映画
やっと観ることができてよかった
エリックの言葉に泣かされる
どんな姿形であろうと一人の人間で
彼が今まで受けてきた仕打ちを思うと苦しくな
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

4.3

ずっと観たかった、ようやく鑑賞できた
これしか観てないので他と比較できないですが、3時間があっという間で
これが戦車道か…!
ロシア映画自体、ほとんど観たことが無いけれどぐっと引き込まれてドキドキしっ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

恋人に重点が置いてあるのかなー?と予告を見た時点ではそう思ってたけど違った
登場人物それぞれの立場や環境、家族への接し方だったりがメイン
人生って波があるもんだよな
Radioheadは泣ける…
前編
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はちどり(2018年製作の映画)

4.3

うわー、すごい
観終わった後にじんわり涙が流れるような、素敵な映画だ
いろいろ感想を述べたいけど今は美しい余韻に浸ってたい
観てよかった、ほんと

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

僕を産んだ罪で訴える

これはドキュメンタリーだと思う
出演者も近い境遇の人を選んだそう
幼い彼から発せられる言葉の重さ

こんな社会で生きていかなければならない子どもたちが大勢いる

観るべき映画

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.1

公開当時に観てたんですが、レビュー投稿してなかった…

人種差別が蔓延る社会でどう生きているのか、当事者の言動によって見えなかったものが如実に現れてくる

テンポ良く時には笑えるような場面もあって、で
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.7

静かにこの世界を見つめるラザロの瞳がとても印象的で美しくて
観客にも向けられているようだった
決して自ら動くことはせず、周りに求められたら行動する
常に身を捧げている
派手な動きではないし、静かさを携
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

3.5

ネトフリにて
黒人への差別問題を取り扱った作品は過去に何作か観ていたけど、これは歴史を辿りながら分かりやすく説明してくれる

なぜこんなに収容者が増えたのか
刑務所ビジネスえげつないな…資本主義
自由
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.3

演奏がとにかく圧巻
なのでストーリーが微妙だったのが残念
天才は生きるのが不器用だなぁと思う

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

あー…こんな時あったなぁって共感する部分もあり
ドラン独自の世界観もあり
母と子の在り方
彼の作品のルーツがここに
良き