IKさんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

He's Coming To Me~清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た(2019年製作のドラマ)

4.2

クィアネスもそうだけれど、それ以外の事柄でも自分は一般的な属性と異なる人間であるということによって負う精神的負荷や隠していくことの苦しさは人に大きな重圧を与える。属性によって疎外されるしかなく、人と同>>続きを読む

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先輩、断じて恋では!(2022年製作のドラマ)

3.8

派遣バイトの事務所が宮益坂の上にあって、良く通ってたあの道、あの出口が出てきて懐かしくなった。

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You make me Dance~紅縁(2021年製作のドラマ)

5.0

心の拠る人のいない一人と一人が、僕たちになるまで。僕たちは褒め合おう。他者との接続を求めることの比喩のようなポッドキャストの聴取から始まる。それは日々の機微にときめき感じていたいというささやかな願いで>>続きを読む

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海賊になった貴族 シーズン1(2022年製作のドラマ)

3.9

never leftのウインクが可愛くて声出ちゃった。what her name?-Ed. his name is Ed.
スティードはとても苦手な人だったけれどそれでもマスキュリンなホモソーシャルの
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マザーランド:フォート・セーラム シーズン1(2020年製作のドラマ)

4.9

スローダンスを踊るあの瞬間が続いてくれたらいいのに。グリーフで憔悴しきっているラエルの姿に胸が痛むし、最初はこの3人でやっていける?と思っていたし、実際反りも合わないし衝突することも多いけれど、アビゲ>>続きを読む

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ミズ・マーベル(2022年製作のドラマ)

4.0

インド・パキスタンの分離独立について。カマラがキュートすぎて、というかイマンが魅力のありすぎる人で。ボーイズ達も可愛かった。カマラとカムランとの関係が進展すればいいなとも思うし、ブルーノとも関係が深ま>>続きを読む

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ザ・チェア ~私は学科長~(2021年製作のドラマ)

2.9

サンドラオーがあまりに魅力的というだけでこのドラマ自体はなんか…非白人や女性が今もなお晒されるキャリア形成の難しさや、学生のフェミニズムであったり差別を容認しない姿勢を見れて嬉しかったというのは確かに>>続きを読む

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ラチェッド(2020年製作のドラマ)

4.8

このドラマの示したものが私の思う真理に近かった。ラチェッドについて望みのために手段を顧みらず触法行為ギリギリで言動も明らかに踏み外していると認識するのだけど、善悪の区別がつかない訳ではないと泣いたり、>>続きを読む

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ファースト・キル(2022年製作のドラマ)

4.3

ヴァンパイアの性質としての身体と精神の混沌はそのまま10代の混沌。あなたに対する気持ちはミラーリングではないかという疑念の描写があるのが好きだった。権威的な親に反抗した子が親になりというのも良い。女も>>続きを読む

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地獄が呼んでいる(2021年製作のドラマ)

4.0

罰されるから望ましいとされる言動をする、見られているから正しい行いをする。許しのために罪のために敬虔である。それって結局精神の虐待によって悪い事をしないようにしようっていう暗示だよねと某西洋宗教に対し>>続きを読む

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謗法~運命を変える方法~(2020年製作のドラマ)

3.9

おばさんから話は聞いたよの言に、アジュンマじゃなくてオンニと抗議したシーンが大好き。
ここでも成人は子どもを保護する責任と義務があるという姿勢を貫く大人が出てきて、私はもうそれが大前提にある作品でない
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AJ&クイーン(2020年製作のドラマ)

3.8

アンバージャスミンという名、ストリッパーとディズニーから付けられたとAJは言っていたけれど。受けた親切の名だったんだよね。母親役の方、スケートキッチンで好きになった俳優さんだった。

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HEARTSTOPPER ハートストッパー(2022年製作のドラマ)

5.0

それが例え自分の親友だとしても、知ったからといって口外したり態度を変えないと信頼と確信があっても、むしろ知らせたくとも、アウティングしないよう心が張り裂けながらfriendと話すチャーリー。みんな大好>>続きを読む

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I’m Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー(2020年製作のドラマ)

1.6

はあ、そうなんですか…で終わってしまった。ちょっと苦手なドラマだった。自分が他者を傷つけ得るというのが抜け落ちているような気がして。アップル姉さんが出てる作品初めて観れたよ〜ニューさんがキムヨハンに見>>続きを読む

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Bad Buddy Series(2021年製作のドラマ)

3.8

私のベストシーンはバルコニーの小鳥のような戯れと2回目の海苔。10代の揉め事は大抵恋愛だよに確かな反説を突きつけていたのも誠実だった。GMM2本目だけれど、これらの描写を鑑みるにタイも家父長制が根強い>>続きを読む

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消えた初恋(2021年製作のドラマ)

4.0

教育実習生からのホモフォビアに直面した青木がもう済んだことだし大したことないといつもの調子で話した時、大したことだよときちんと訂正した井田くん。板チョコ分け合いながらの「みんなケーキとか用意するのに〜>>続きを読む

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The Shipper(2020年製作のドラマ)

4.8

私はもう1話からパンちゃんが大好きで、可愛くて仕方がなかった。ケート君もすごく可愛くて。タイドラマのテンションが久しぶりで視聴していけるか不安だったけれど、1話のパンちゃんとキム先輩の2人乗りシーン、>>続きを読む

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ダマせない男(2022年製作のドラマ)

4.2

花粉症である好きな人のためにポケットティッシュを貰う社長

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悪霊狩猟団 カウンターズ(2020年製作のドラマ)

2.9

"麺屋さんがお揃いの赤ジャージを着て悪霊狩り"のポップさに観たけれど、あ…ちょっと無理かも…と思う箇所が多かった。ソ・ムンのマスキュリニティ。同意なく相手(ハナ)との関係について虚偽の申請をし、それで>>続きを読む

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青葉家のテーブル(2018年製作のドラマ)

1.2

生活が保証されている人たちの話すぎて苦しかった。学生も容姿が美しくて、それがさらに。

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母と母と娘 シーズン2(2021年製作のドラマ)

4.0

S2はときめくことも驚きも山も谷も特段なくなんとなく見進めていたけれど。8話のマリアナのプレゼンで笑みがこぼれちゃった。女性同士がいがみ合い、相手を馬鹿にするのではなくて連帯すること。男権社会の中でマ>>続きを読む

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レベルデ 〜青春の反逆者たち〜 シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.1

みんなの服装かわいかったな。
アンディが初日からエミリアを想い続け、いつでもあなたは最高だと伝え続けていたその全部が。

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コタローは1人暮らし(2021年製作のドラマ)

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彼の虐待された子どもとしての考え方を少しでも見るとその彎曲さにどっと襲う何かがあってそれが足にまとわりつくようで。
虚偽の理由から自らの金銭を欲されているとわかりながら渡すのは自分が信じたいものを信じ
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あなたに似た人(2021年製作のドラマ)

4.7

魅力的で慕っていた年上の友人、あまりに眩しく憧れていた年若き友人。確かに互いに惹かれ互いを好いて思い遣っていたのに凍りつくとも違う、地獄の底のような関係になることが。大好きな祖父のために駆けつけた際に>>続きを読む

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調査官ク・ギョンイ(2021年製作のドラマ)

4.9

調査官の配偶者が言っていたようにKは幼く孤独なんだよ。調査官とKの類似とそれによる避けることのできない対峙がキリングイヴを思い出してときめきまくりだった。大切なものを失い廃人になるのも女、生活と家族が>>続きを読む

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イン・ザ・ダーク シーズン1(2018年製作のドラマ)

3.7

どんどんのめり込むような面白さというよりマーフとジェスありきでなんとか観ていたようなところはあったけれど最終話とその前あたりからのスリルが。周囲を顧みることもできないくらい命の恩人であり愛する友人であ>>続きを読む

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秘密の女たち(2018年製作のドラマ)

4.2

この作品の方が先に世に出てはいるけれどとてもmineを思い出した。キムユンジンはソヒス、ウニョンはカンジャギョン、ハンジェヨルはジヨン。運命的に出会い信頼し愛していた社会的にも認められている配偶者が卑>>続きを読む

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ザ・ネバーズ(2020年製作のドラマ)

4.6

ドカドカと地でバイオレンスにいき、人としての権利に正当な主張をする姿が這うようでいてとても優雅で。自分に向けて銃を放ち急所を外したからと言いながら、ガンガン急所に撃ってしまっているような茶目っ気。マラ>>続きを読む

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ラブ・ラップバトル(2019年製作のドラマ)

3.1

そこに座ったら傾いちゃうよ〜もしかして故意〜とかテファンの服装が毎度ダサすぎてドン引きしたりとかあったけど大切に思う人を大切にしたいと変わっていく様子、悪い状況が愛によって寛解していくさまに。

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ベティ / スケート・キッチン シーズン2(2021年製作のドラマ)

4.3

台無しにしちゃうおれらの話。人を傷つけて、傷つけられてきて、まともだとも誠実だとも善き人間だとも言い切れないけど、加害者にならないよう努める。これもちゃんと言ってくれるんだと嬉しくなる。
あとみんなの
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