176さんの映画レビュー・感想・評価

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

・古典的ミステリーに今どき要素とコメディを詰め込みつつパワープレイエンドに持っていく。
・クソ馬鹿どもな破壊者たち

RRR(2022年製作の映画)

4.4

・一対多、少年救出、動物強襲、火と水の対比、肩車、ラーマ神など数々の見得シーン、画作りのアイデアとその表現力が凄まじい
・歌による武器を用いない不服従の革命に感銘を受けたのに、報酬は読み書きを求めたの
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眩暈 VERTIGO(2022年製作の映画)

-

・めまい!共振
・詩は声に出して読むものだと知る
・長い沈黙の後の覚悟(Readiness)
・よーなす・みゃーかす、本当の名を取り戻した
・吉増剛造本人と今福龍太氏の対談

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

・しっかり息を呑んで手に汗握った。身を乗り出しそうになる。キャラの動きもカメラワークも音も臨場感満載の突き詰められた痺れるアニメーション。バッシュのキュッキュとボールのダムダム。劇場が観客席と化した。>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

・捻りがありそうかと思いきや頭空っぽでも痛快で面白い
・痛々しい重量を感じるオーバーキルめなアクション
・ちょこちょこユーモアもあってよい
・ドク

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

・ドリスの行動を不謹慎に感じてしまうのは自分が無意識に持っている差別意識の現れでもあって、結局取り繕わないドリスこそが一番フラットで正しい。友達なんだから。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

・手話を一つの言語として扱う。違う言語で話しているだけ。
・妹の自己犠牲精神に怒る兄がすごく良い。
・受験で手話に乗せて歌う場面は沁みる。所作の一つ一つに豊かな感情がある。
・聾唖者を上にも下にも扱わ
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.5

・ゆったりほっこり切ない全部かわいい
・岡田将生つよい
・ハワイに行きたくなります

ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

・特異なシチュエーションに順応して暮らしていくのが見てて楽しい
・空港は終着点じゃなくて経由地

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.3

・ハイテンションで目まぐるしいドタバタ展開
・チャラ男のバイタリティうらやましい

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

・浅草の深見の粋
・昭和の芸人の悲哀と矜持がそこにいるだけで切ない
・2度目のハイヒール泣いちゃう
・テレビ舞台袖のタップ

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

・ゲルダの愛の話
・目覚めの揺らぎの演技はこっちまでドキドキする
・ゲルダの愛する部分を否定することに迷いがないのは理解し難い
・そんなところにあの体躯のハンスがいたら抱きしめられたくなっちゃうのは仕
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.7

・表情豊かでテンポよし
・クリスマスから年明けの独特の雰囲気によって、こんな奇跡だってさもありなん

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.9

・子供向けなんだろうけど、ところどころ容赦なくて戸惑った
・無理やりポジティブに突き進む奇妙さ

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.1

・甲斐性なしなのにどこか憎めないというフォーマットに乗り切れていない感じ
・過去と現在が途切れてる印象

リスペクト(2021年製作の映画)

3.5

・アメージンググレイスの歌詞を初めて理解した
・エンディングは圧巻
・エンターテイメント性は低めでストーリーにいまいち乗れず
・君の中に虫などいない昔から

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.2

・バウティスタがゾンビより体格えぐい
・オープニングがピーク
・ゾンビ馬、ゾンビ虎はすごくかっこいい
・長い、スローモーション多い、安いドラマがやたらある、全然急がない
・ゾンビにとってはいい迷惑
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

・一見アイドルみたいな子がキレキレの高速近接アクションしててグッときた。本業スタントウーマンってかっこいい。もう1人もうるさくてかわいかった。
・人殺しを今時の女の子の日常にいかに馴染ませるか
・その
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

・静かな騒音と平穏な静寂
・無音のシーンは解放感と同時に圧も感じた
・サウンドオブメタルってそっちか
・バリアフリー字幕が演出みたいに感じられる
・自分がふだん無意識に周りの音を取捨選択して聴いている
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

・ぎりぎり一緒に推理できる内容で楽しかった
・いろいろ今風に脚色されてるけど、よくよく考えると嘘をつけない善人が報われるっていう古典的な寓話にも思えた

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

・コテコテだけど気軽に笑えて面白い
・最後熱くて爽快
・野球部への偏見

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.0

・5歳児の青春はファイヤー
・クレしんならではのくだらなさがうまいこと使われてて、ちゃんとミステリーになってた。しかも普通に笑えてびっくりした。
・長寿アニメ特有の永遠の世界を逆手にとって将来の別れを
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.3

・アキラ的サイキックアクション
・人が眠れるのは朝が来ることを信じているから

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.4

・煩悩まみれの吸血鬼と魔女のオカルトコメディ
・大真面目にギャグを演じてる感。ジョニー・デップは無自覚ボケが合う。
・指の動きがクセになる

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.3

・カーチェイス映画。バッタバッタ吹っ飛ばしてくのは爽快。
・ゾンビよりモラルハザード
・装置みたいなゾンビ群

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.2

・超豪華キャスティング
・カメラが回ってる間はヒーロー
・単調だけど気楽に見られるコメディ
・予定調和の大団円

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.4

・タイトルいい
・公的な生活と私的な生活と秘密の生活
・なんでもかんでも共有するのはよくない
・それにしても爆弾抱えすぎ

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

・ヒトラーの危ない魅力。カリスマはコメディともスリラーとも紙一重
・ゲリラっぽいのもガチだとしたらヒトラー役の人すごい
・皮肉にも総統は核心を突いている
・期は熟した
・ポスターデザインがよい

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

・長回しによる没入感とメタ的な皮肉ブラックコメディ
・バードマンの本音をプライドで隠す
・レスラーとアイスと雨音を足して割った感
・ドラムがすごいよい
・みんな不安定。娘だけはしっかりしてる。
・見下
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.9

・遥か遠い夏、俺たちはあの山で羊の番をしたんです
・存在しない理想郷
・羨ましいほどの絆だけどちょっとしたすれ違いで縁遠くなってしまう。同性愛ものとしてより昔は良かったなノスタルジー映画
・大自然と哀
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

・極地の日常
・食卓を囲むとまるで家族みたい
・みんな着膨れしててかわいい

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.6

・DAD計画だったら失敗してた。女性は強い実話。
・夢は寝ている時に見るものじゃない。君を眠らせなくするもの。
・科学者としての誕生日
・出産とか息子の改宗とかトラブルの匂わせがありつつもいつの間にか
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

・仕掛け絵本みたい
・テンポが良くて見ていて飽きない
・おしゃかわな美術
・独特な視点カメラ

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