たかのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たかの

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画でした。素晴らしい映画ですが、あまりストーリー的な意外性はありませんでした。

予告編などで『エリート階層の黒人と労働者階級の白人による、人種差別に問題提起するようなロードムービー』と把
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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018年製作の映画)

-

映画は、 ムヒカ大統領自ら撮影監督にマテ茶を振舞ってくれるシーンからはじまります。

普通だったら恐縮しちゃう場面ですよね。でも、

「ハエが飛び交うムヒカ大統領の自宅で。小汚い魔法瓶からお湯をそそい
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.5

まずこれから観る人には「エンドロール終了まで帰らないほうがいいですよ」と伝えておきますね。ほんの少しですがオマケあります。


この映画は、ストーリーはとても単純だけどアクションで楽しませる系の作品で
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.0

これから観る人には『エンドロール終了後まで帰らないで』と伝えたい。ひとエピソードあります。

とはいえ、個人的にはエンドロールこそが1番の見どころな作品でした。

そう、有名芸能人やインフルエンサーが
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

2.5

「かつての大スターが紆余曲折ありつつも復活するまでの物語」

↑このとおりストーリーは単純。とはいえ圧倒的な音楽性で引き込んでくれると期待していたけど音楽もまぁまぁ。

結果イマイチ。すいません。

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

-

ちょっと点数は付けられないですね。悪い意味ではなく。

とにかくこの作品を観れて良かったです。

ぼくはシリア内戦について無関心であり、正直、内戦が続いているのか終わっているのかさえ知らず、映画館をで
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0


『絶賛か酷評か』みたいな噂は聞いていたけど、ぼくはダメだった。

単純にグロいのが苦手すぎる。スプラッタ要素か入っている作品だと知っていたら観なかったし、自宅で観ていたら絶対に途中で観るのをやめてた
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.0


ストーリーは『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』とかなり似ている。単純なストーリーなので字幕なしでも9割は理解できそう。

ヒックとドラゴンは、とにかく絵が素晴らしく、毎秒その絵だけで楽しめた。

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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.0


今更ながらアナ雪を初視聴。

大ヒット作品なので本編を観ていなくても主題歌や登場人物の名前を知っていたりして、新鮮味がない。

そんなマイナス要因があることを前提で率直な感想となりますがイマイチでし
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5


実話をベースにした作品で、登場人物は実在する名前のままだし特殊メイクまでして顔を似せている、、、のに本人たちには許可を取っていないと聞いた。

それが最高です。

日本では『新聞記者』が関の山。佐藤
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.0


これから観る人には『エンドロールですぐに帰らないで』と忠告しておきます。

エンドロールが3段階あるんです。1段階めは映像付きだから大丈夫なんですが、2段目3段目は黒バックの普通のエンドロールで、2
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0


まず、この作品は映画館向きの映画ではありません。大画面大音量の必要性は低いよという意味です。Netflixでよかった。

そして結論ですが、イマイチでした。物語よりも俳優さんの魅力で成立している作品
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.5

とても面白かった!
記憶を消してまた観たい!

まずエンタメ性が高い。御歳50歳(撮影時は49歳?)のジェニファー・ロペス、カッコよすぎる。圧倒的な存在感に感服しました。

アガるシーンが沢山あった。
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

『家族を想うとき』を観てから気になっていた本作。Amazonプライムビデオで視聴しました。

テーマが『家族を想うとき』とかなり似ていたので驚きつつも、画面に釘付けにさせられました。ケン・ローチ映画、
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

2.5

結論、イマイチ。

アカデミー撮影賞、録音賞、視聴覚賞を受賞しただけあって、映画館向きの作品であるのは間違いない。むしろ自宅で観たら魅力がまったく伝わない作品でしょう。

なぜならストーリーは凡庸その
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

2.0

イマイチでした。

終始すべってる感じ。端的に言えば「宮藤官九郎演出の劣化版」。こういう笑いのとりかた見飽きている。10年前なら笑えたかも。

上地雄輔さんがとくに残念で痛々しく、もはや可哀想に思った
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.5

Filmarksでかなり評価が高く、シネマート新宿が来週で上映終了らしいので急いで行ってきました。

いやー、面白かった!

事前知識ゼロだったんですが、冒頭の10分でだいたいのストーリーの大枠は理解
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37セカンズ(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


本当に本当に素晴らしい作品でした!

Filmarksでの評価が高かったので気になり、わざわざイオンシネマ多摩センターまで遠征した甲斐がありました。

ここ2ヶ月で30作は映画館で観てますが、こんな
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

よかった!

こういった音楽を題材にした作品は音楽に説得力がなければいけないわけですが、作中の音楽もとてもよかった。

特に20分ごろの弾き語りにアレンジを加えるところのマジックで『この映画アタリだわ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしかった!

どうしてもアイ・アム・サムを思い出してしまうし、スタンド・バイ・ミーも少し入っている感じ。

つまりストーリー自体はどこか既視感がある。とはいえ最高っすよ。

特にソルトウォーター
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

なぜトランプが大統領になれたのかを追ったマイケル・ムーア監督の作品。

民主党の統一候補選挙やフロイトの水道問題など知らなかった事実を学べました。

無視され続けた市民が立ち上がるところは胸アツ。映画
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

1.5

名作と評されているのは知っていましたし好きなジャンルなので「いつか見よう」とずっと思っていたんですが、Amazonプライムビデオで近日配信終了との通知を受けてやっと見ました。

結論、つまらない。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

2.0

映画の前に丸亀製麺でランチしたこともあり、途中でウトウトしてしまいましたよ。

要するにうどんの満腹感に負ける内容ということです。

シリアスミステリーではなくエンタメミステリーなので、ポップコーンで
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

結論をいうと、そこそこ楽しめました!

後半、スルスルと謎解きされるのは気持ちが良かったです。

しかし犯行の動機が共感できず、最後に爽快感がなかった。『そんな理由でここまでやる?』とモヤモヤしちゃい
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

予習なしに観たので、ラブドールが描かれている映画だと知ったときは戸惑いました。

で、結論をいうとイマイチでした!

夫婦の会話はとてもリアルで、2人の会話をいつまでも眺めていたいとさえ思いましだが、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、評判がいいことは認識していましたが、ぼくにはあまり刺さりませんでした!

ナチスという実在した組織を下敷きにストーリーは展開しますが、主人公少年ジョジョの妄想ヒトラーが頻繁に登場するなど、リア
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結論ですが、とても面白かった。ぼくは泣かなかったけど、周囲から涙で鼻をすする音が何度も聞こえましたよ。

いくつも「?」な点がありましたが、それを含めても楽しめた作品でした!

以下は不満ではなく、映
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音楽(2019年製作の映画)

-

観ようと思ってたけど、本作のプロデューサーである松江哲明氏の性加害や賃金不払い問題を知り、観るのをやめた。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ府中で鑑賞。客席はレデースデーだったこともあり女性を中心に7割ほど埋まっていました。

結論ですが、まあまあ楽しめました。

『万引き家族』『ジョーカー』『家族を想うとき』など、近年ヒ
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.5

なかなか楽しめた作品でした。

Amazonプライムで公開されてるのは知っていましたが、映画館向きの作品だと思って映画館でみました。

大画面ってこともあり、高所恐怖症なわたしは何度か「タマキュン」し
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

よかったです!

アクション、人間ドラマ、役者さんの演技、どれをとっても文句のつけどころかない。幅広い層に支持される作品だと思います。

これは映画館向きの作品です。大画面、大音量のほうが楽しめるはず
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

結論、まあまあ面白かった。

たいした話じゃない。平凡なストーリーなのにここまでエンターテインメントとして成立させてしまうイーストウッド監督に拍手です。

『無実なのに爆弾犯に疑われた男の人間ドラマ』
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

1.5

テレビドラマの映画化版らしいですね。事前知識がなかったので物語を理解するのに必死でした。

で、肝心のストーリーですが『異国の浮世離れした世界の小さなゴタゴタ』って感じでまったく共感もできないし、関心
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.5

『※ただし福山雅治に限る』と注釈が必要な映画ですね。

トンデモストーリー。いやいや、あまりに有り得ない展開ですよ。 福山雅治だから辛うじて成立しているけど、やっぱ無理がある。

福山さんのかわりに僕
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

ストーリーは誰もが想像するとおり展開していくのですが、歌の力が素晴らしく、とにかく幸せな2時間でした。

絶対にまた観る!

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