暗闇でドッキリカルヴェロさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ライムライト(1952年製作の映画)

5.0

「少しよりたくさん」


「なぜ死に急ぐ?」
「苦しいのか?」
「苦しみが重要だ、あとは幻想だ」
「意識は何十億年もかかって進化した、君はその奇跡を消そうとする、宇宙全体よりも大切なものを」
「星にも
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.0

「子供の頃の幸せと」

まだコロナウイルスがおさまらない平日の昼間
どこかの家犬か朝から延々と吠え続けるそんな時に観る映画なのかも
出だしからドンよりと湿っぽく暗い感じで、それは終わることがなかった
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.0

「育ち方」


子供達を洗脳するのは容易いのか
家族から引き離し「愛情」というものを一切排除したならば笑顔とは縁のない非常な人間が出来上がるのだろうか
人は周りの影響がないとどんな人間になるのだろう
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.2

「あちらもこちらを知っている」


これはロマンスです!
今までどれだけ銀幕の中へ恋をしたことか
ノッティングヒルの様な恋愛なら絶対にないとは言えないけどコレはおとぎ話でしょ
でも、映画を見る気持がが
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ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.5

「電気ばっか食ってんじゃね〜よ」

1995年の作品です
もうネットが生活の一部になっている時代
いまだに信用できないんですけどね
何でもかんでもネットネットってさ、そりゃまぁ便利だろうけどさ
便利だ
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.4

「いい香り」


私にまだたいした責任もなかった頃我が家には犬がいました
彼女の名はこの猫と同じ名前
とても気高く上品で少し上の姉さんのような存在でした

死ぬのもそんなにわるかないのかも
ただ、今を
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歌え!ロレッタ愛のために(1980年製作の映画)

4.0

「実話はつらいよ」

昔から作品の名前だけは知っていました
伝記映画だったのですね
カントリーミュージックも嫌いじゃないですよ
ジョン・デンバーのLPを2枚持ってますからね
まっその程度ですけど
ドキ
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アミスタッド(1997年製作の映画)

4.1

「先祖の証」


人がなす罪深さは己の行為を片側からでしか見ない事
己の為にではなく無益で他の為に尽力する事がどれだけ尊く胸に響くのか
それまでに何千何万の尊い犠牲がある
人類は幾度このような辛く悲し
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チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.5

「プライドなんていらない」


さて、チャップリンです。
たぶん皆さんが思い浮かべる彼とは全く違うイメージではないでしょうか
チャップリンと言えば、見返りを求めない『愛』でありどんなに貧しくても人の道
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ピースメーカー(1997年製作の映画)

-

「正しさの入り口」


目線をどこに置くかで正しさやあやまち公平さなどは木っ端微塵に砕け散る
あらゆる独裁者の理屈
あらゆるテロリストの理屈
あらゆる指導者達の理屈
そして、先進国のリーダー達の理屈
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.5

「そりゃーおじさんだって恋をしたいさ」

普段はこのような若者達の恋愛ドラマはあまり見ないのですがコロナで時間だけが有り余ってしまって
で、結局泣いたりしてるんですけどね〜

青いことを言うようですが
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ウルトラヴァイオレット(2006年製作の映画)

-

「強いぞミラ!』

世界中にウイルスが広がってからの世界
たまた映画サイトで見つけて内容も分からずに見始めましたがこのコロナウィルスの最中になんとも密接した内容なのかと驚きました

コロナウィルスが長
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チェイサー(2017年製作の映画)

-

「親とは」


かなり昔、武田鉄矢さんが言ってました
「私の子供に何かがあったら私はその犯人を殺すよ」

独身だった私は、この人は意外と過激な人なのだなと思ったものです
結婚し子供が産まれ気がつくと私
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.4

「ともだち」

昔々、ジャングルにミーアキャットがいました
お腹が空いたけど体がとっても小さかったから
ほかの大きい動物にフルーツを全部取られて何も食べられません
だからミーアキャットはカバとお友達に
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

5.0

「もっと、遠くへ」


もう何度見たのだろうか
映画館でもレンタルでも見たことはないけどテレビでやるたびに必ずと言っていいほど見ています。
ここ最近はやらなかったな〜
中学生の頃に2枚組のサントラを買
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

「虹の、彼方に」


47歳とはなんと若くして亡くなられたのだろう
子供の頃からあまりにも有名になりすぎると心が壊れてしまうのかも
周りの大人が食い物にして壊してしまったのかもしれませんね

世の中に
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写真甲子園 0.5秒の夏(2017年製作の映画)

3.5

「過去になる瞬間」

写真はシャッターを押したその瞬間から過去になる
普段からカメラを車に乗せていつも気になる風景などを撮っています
どうだろう、中学生の頃からかな
昔はフィルムだったから現像代やプリ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

「二度目の人生」


追い込まれて疲れ果ててもうどうにもならなくなった時は「助けて」と言わないと
ホントはもっと早く言わないとね
周りが気がつけばいいのだろうけど家族や身近の人なんて素人ばかりなんだか
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.3

「決死隊!」

命をかけて食い止めようとした五十人の作業員の本当にあった物語です
いろいろとドキュメンタリーや報道その他でも活躍は知っていたつもりでしたがここまでギリギリの現場だとは知りませんでした
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.4

「くりまらずゆーっとすることの難しさ」


子供の頃の私はずっと手のかかる子だったように思います
寝小便はいい歳までしていたしいたずらばかりしていましたからきっと赤子の頃も親は大変だったのではないでし
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.4

「使命」


たとえば、一般の人々が夢に向かってあくせくと死に物狂いで働いてもまず叶わない
才能とチャンス、でも才能が人を上回りすぎると手に負えなくなっちしまうのだろうか
チャップリンは時代と国に弾か
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

「ピアニスト」


かりに、ヒトラーがドイツではなく他の国にいたら
やはりその国は恐ろしい殺戮をしたのだろうか
ドイツという国が悪いのではない、一部の人が兵士や国民を騙し唆し洗脳してしまったのだろう
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

「恐ろしい現実」


常に人の目線で地獄を垣間見る
戦争とは何なのだろう
今から百年以上も前の戦争ではあるがその終結後わずか二十年ほどで第二次世界大戦が始まっている
これは何を意味しているのだろう
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小さいおうち(2013年製作の映画)

4.5

「負ではない遺産」

小さな罪と人は言っても生涯背負うことになるのかも知れない
混沌とした時代のなかのひとつのいとなみ
戦争をこんな切り口で描いた作品に出会えたことに感謝します。

人を信じ、人を信じ
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.0

「私、ホントは凄いんです系」

マイケル・ダグラスの『フォーリング・ダウン』という作品をご存知だろうか
ごくごく普通に暮らしているだけでもストレスは溜まるもの
ましてや移民してきた民間人ならなおさら生
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

「親友』


裏も表もない
地位も名誉もないから
ただ信頼できて己を任せられる
心を許せる
そんな親友はいるだろうか
自分が、アイツは親友だなと思っても相手はどうなんだろう
相思相愛じゃないけど各々が
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.9

「至福の瞬間」

最高のものと出逢ってしまった人は
幸福と不幸が同時にやって来るのかも

今を永遠に続ける術はそう幾つも無いのだと思う

少林サッカー(2001年製作の映画)

5.0

「パーフェクト」


映画のあらゆる要素が備わったある意味パーフェクトすぎる映画ではないでしょうか
チャウ・シンチーの代表的な作品です
もーなんて言うんかな〜
私のこの単純頭でもしっかりはっきりと分か
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黄昏(1981年製作の映画)

5.0

「黄昏に向かう覚悟」

中学生の頃に映画館で見た覚えがあります
きっと何かと同時上映だったのでしょうね
中学生の私に分かるはずもないこの不安
アビの鳴き声は不安を誘うようでもあり安堵を示すようでもあり
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

「スターウォーズ」

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
1978年6月30日公開
これが日本のスターウォーズの始まりの日だ

宇宙船が頭の後ろから延々と飛んでゆく、その巨大さに圧倒され
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レッド・サン(1971年製作の映画)

4.4

「Bushidou」

このタイトル通り『レッド・サン』とは日本のことであろう
太陽を赤く書くのは日本人だけのようなのでね
ブロンソンと敏郎が語る場面でこんな会話がある
「人は信念に従い生きる」
「金
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

「えへっ」


私の映友さんにティム大好き人間がいるんですよ
この映画にも出てたなんてサッパリキッパリ知らなかった
んだもっって映画見たときそりゃ〜ぶったまげたさ

してからバイバイやね

謝罪
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

5.0

「恋愛は素晴らしい!」

諏訪満男、そう博やさくらの物語でもあり満男の成長の映画でもある
私は彼より三つか四つ上の年齢なので彼の気持ちがそこそこわかるような気がします
女性を苦しいまでに好きになり何も
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

「監督よ」


当然のことながら「監督」によって作品の色というかイメージが変わるのは当たり前のことで今までにも様々な色を出す監督たちがいましたよね
無声映画の頃で知っているのは喜劇王チャップリン
ジョ
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