こぶたさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

最後まで目が離せなかった。そうくるか😱
グロさもなく、霊的なものもない怖さは好き。
クロエ役の女優さんがもともと車椅子利用者だと知って観ると、どれだけ体を張ったかわかる。
同じ監督のsearchも面白
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

色彩、構図が可愛くて、見てて楽しい。6歳のムーニー目線の毎日はなんでも遊びになってとにかく楽しい。
でも大人たちの現実は厳しく、次第に子供たちの世界まで変わっていく。

子役が可愛く、演技だということ
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ロウフとペート(2017年製作の映画)

4.0

夢がある。
原題はRouffだけだけど、ペートを加えた邦題はいいと思う。
みんな可愛くて応援したくなる。
この視点だと人間の世界は危険がいっぱい💦

次の停車駅(2017年製作の映画)

3.6

ほんといい声。
バスのおばちゃんのおかげで、ルースも勇気出せて話せたね。
あたたかい気持ちになる。

The Dig(原題)(2017年製作の映画)

3.7

SONYの公式チャンネルにて

セリフが一切なく、音楽なのが効果的。
Cinealta VENICEというSONYの新しい映画用のビデオカメラで初めて撮影した短編映画らしい。
音楽が緊張感あって、2人
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.6

Paraviの視聴チケットで。

小林聡美と松重さんはじめキャストが好きな人ばかりで(女性キャストがみんな色白!)子役も可愛い。
登場人物の抱えてる傷が思ったより重かった。
クスッと笑えるシーンもあっ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.5

予測不能なストーリー。
ジャンル分けするのが難しい。
ホラーとも言いきれず、ファンタジー風味もある。
最後まで観て、もう一回観ると見え方が変わる。
パパに泣けた。

100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.5

WOWOW

キャスト豪華。音楽いい。
キャラクター可愛い。

監督・脚本は上田慎一郎さんとふくだみゆきさん。

なにげない日常が幸せなんだと思わせてくれる。
Twitterで更新してた「100日後に
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晩秋(1989年製作の映画)

3.9

ずっと観そびれてた作品。
「晩秋」という邦題がいいですね。

ジャック・レモンは愛すべき人物を演じるのが上手い。
このジェイクもこんなおじいちゃんがいたらいいなと思うほど可愛くてチャーミングな人だった
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ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

3.5

ナタリー・ポートマン出てきてびっくり。
「ダージリン急行」の前日譚。ジャックがインドに行く前の話。
ジャックはダージリン急行の車内でずっとこのホテルの黄色いガウン着てたね😆

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.1

予備知識なさすぎてインド映画だと思ってて、頭のなかでは「きっと、うまくいく」とセットになってた💦
ウェス・アンダーソン作品でした。
とにかく3人が可笑しくて、笑ったりジーンときたり。話が進むにつれて愛
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.9

Paraviの視聴チケットで。

いい映画だった。
1961年ロンドン、ナショナルギャラリーのゴヤの「ウェリントン公爵」が盗難にあったという実際に起こった事件を映画化した作品。
タイトルのThe Du
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追想(1975年製作の映画)

4.5

配信最終日に駆け込み鑑賞。

ロミー・シュナイダーがとにかく美しい。
「ニュー・シネマ・パラダイス」で映画技師アルフレードを演じてたフィリップ・ノワレが若い。
ノワレのほんわかした風貌からは想像もでき
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.9

WOWOW
行きたい時代に行けるサービス素敵。
その時代では実年齢関係なくなるのがいい。
演技から素に切り替わるところ可笑しい。ちょっとトゥルーマンショー思い出す。
マルゴの言葉が沁みる。優しい女性だ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.3

仕掛けが何重にも隠されてるノンストップサスペンス。
面白かった!みごとに騙された。
観た人と語りたくなるし、もう一回最初から見直したくなる。
演出も面白い。
予備知識なしで観ることをおすすめします。
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.5

こんなに面白い映画、なぜ今まで観なかったんだろう?!

「人生楽しまなきゃ!」をモットーとする超個性的な高校生フェリスが主人公。
でも実は気弱なボンボンの親友キャメロンと、器用で愛されキャラのフェリス
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愛と精霊の家(1993年製作の映画)

4.3

邦題にいまいち惹かれなくてずっと観てなかった作品。
でもいざ観てみたらもういきなり最初から引き込まれた。
ある家族の50年を描いた物語。
舞台となった南米某国は原作者の母国チリをモデルにしてるらしい。
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

ポスタービジュアルを見て怖そうで無理かと思ったけど、大丈夫だった。
パラドックススリラー。
並行して進行していく2つの話がどう関わっていくのか。
これは衝撃的な展開だった。
BGMがドキドキ感を高める
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エルヴィス・プレスリー ザ・サーチャー キング・オブ・ロックの魂の記録(2018年製作の映画)

4.0

Paraviで毎月視聴チケットが1枚もらえること知らなかった😱
それを使って。

3時間25分の長いドキュメンタリーを休み休み観た。
今までステージ映像しか見ることがなかったプレスリーの生い立ちや人と
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メル・ブルックスの大脱走(1983年製作の映画)

4.1

エルンスト・ルビッチ監督の『生きるべきか死ぬべきか』のかなり忠実なリメイク。

若き日のクリストファー・ロイドが出てる。チャールズ・ダーニングも好き。

メル・ブルックスの作品は初めて観たが、立ってる
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっとWOWOWでの再放送を待っていたがついにDVDをレンタル。

夫の自分への愛が本物だったのか疑ってしまう材料が次々に明らかになっていくところ、再会し妻になりすましてほしいという夫の申し出を受けて
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アリスの恋(1974年製作の映画)

4.8

大好きな映画がまた増えた。

アリス役はエレン・バースティン。幸せに向かってまっしぐらに突き進む女性を好演し、アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。
(アリス役は最初シャーリー・マクレーンがオファーされ
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白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッドの異色作品。
女性の嫉妬は怖い。それが子どもであろうと大人であろうと。
誰がどうなるか想像もつかず、ゾクゾクした。
緊張を高まらせる見せ方が上手い。カットバックをところどころに
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

初インド映画。
歌って踊る陽気なのがインド映画のイメージだったけど、こういう繊細な映画は新鮮。
オリジナルタイトルのSIRも邦題もどっちもいい。

静かな描写の中にも感情の機微が感じられて、その控えめ
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タイムトラベラー/きのうから来た恋人(1999年製作の映画)

4.0

題名の通り過去からタイムトリップしてきた話かと思ったら、そういうことか。
現代社会から切り離されたところからやってきた純粋なアダムとすっかり男性不信になってるイブ。
もう名前からして2人はうまくいきそ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

ビヨルン・アンドレセンがその美貌で名前を知られるようになった作品。
いくつかの場面のスチール写真は見たことがあったが、動いてるところを見るのは初めて。ルキノ・ヴィスコンティの演技指導は細かかったことと
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火火(ひび)(2004年製作の映画)

3.9

「スカーレット」と同じ神山清子さんをモデルにした作品。
息子の闘病、骨髄バンク設立のために奔走する姿により重きをおいて描かれてた。
やっぱり田中裕子は強い女性が似合う。
石田えりの明るさが重い場面を救
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