三四郎さんの映画レビュー・感想・評価

三四郎

三四郎

黒水仙(1946年製作の映画)

3.0

デボラ・カーとキャスリーン・バイロンが最初どっちがどっちだかわからいこと多々あり…笑

最後の夜、キャスリーン・バイロンはコンパクトを開き真っ赤な口紅をつけ、デボラ・カーは聖書を開く。この映画の1番の
>>続きを読む

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.0

魅力ある人妻からあっという間に「おばあちゃん」と呼ばれるようになって、意外と可哀想な話だと思っていたら、最後、予想外だった。
原作はノーベル賞作家のドリス・レッシングで、恐らく映画化にあたり相当脚色さ
>>続きを読む

赤と黒(1954年製作の映画)

3.0

ジェラール・フィリップの一人舞台だな。独白シーンがかなり多い。そして、仕方ないことだが、この映画長い…。
スタンダールの『赤と黒』は、読もうと思い何度か手に取ったことがあるが、最初の3ページ目ぐらいで
>>続きを読む

こんにちわ20才(1964年製作の映画)

3.0

『学園広場』が1963年12月15日公開だから、1964年1月25日公開のこの作品で、更なる宣伝の為に「『学園広場』を観たいから映画館に連れてって」というセリフが出てくるのだろう。どうも学校の先生も『>>続きを読む

忘れえぬ慕情(1956年製作の映画)

3.5

冒頭の松竹の富士山ロゴが出てきてクレジットが流れ、ジャン・マレーや岸惠子が登場してもなんとも思わなかったが、ダニエル・ダリューが登場して思わず出た言葉「凄いよなぁ」
何が凄いって、フランスの、いや世界
>>続きを読む

たそがれの女心(1953年製作の映画)

3.5

夫から結婚記念に貰ったダイヤの耳飾り。思い入れもなかったタダの耳飾りから、巡り巡って愛する人から贈られ、大事な大事な命よりも大切な耳飾りとなる。
「私は思わせぶりな女よ」と自ら言い放つ伯爵夫人。「社交
>>続きを読む

ママの想い出(1948年製作の映画)

3.0

よくある心温まるホームドラマ。松竹映画で言えば、中村登監督の名作『我が家は楽し』(1951)が一番近いかな。
アイリーン・ダンには、良妻賢母がよく似合う。

新しき土(1937年製作の映画)

1.0

国辱映画
※大学1年生の時に観た際の率直な感想

不良青年(1936年製作の映画)

4.9

素晴らしい!!!もう最高に愉快な愉快な映画だ!フランス映画の印象が180度ガラリと変わった!こんなに楽しく軽快で微笑ましい映画があったとは!!!

とにかく娘役のダニエル・ダリューが可愛くて可愛くて!
>>続きを読む

ルイ・ブラス(1947年製作の映画)

3.0

なんとも言えない…。残念な映画かな。
「ジャン・マレー主演の冒険映画を作って欲しい」という製作者の要求を受けたジャン・コクトーが、文豪ヴィクトル・ユゴーの戯曲をもとにこの映画のストーリーと台詞を書き上
>>続きを読む

輪舞(1950年製作の映画)

4.7

冒頭からなんとも粋!狂言廻しのアントンが優雅な足取りで、この映画の舞台が1900年のウィーンであることを観客に語る!
名人上手の至芸ここにあり!
シルクハット、燕尾服マント、ステッキ、そして歌い始める
>>続きを読む

アメリカの悲劇(1931年製作の映画)

1.0

ホテルのボーイをしている時にドアにくっつき聴き耳を立てたり、友人が轢き逃げした車に乗っていたが「面倒はごめんだ」とさっさと別の街に逃げるなど、最初から最悪な男だ。
工場で働く純情な田舎娘に手を出し、付
>>続きを読む

たそがれの維納(ウィーン)(1934年製作の映画)

4.7

豪華絢爛な最後の世紀末Wien…その華やかなりし過去の栄光を綺麗に綺麗に映像に収め遺した!それが、この『たそがれの維納』だろう。もう冒頭シーンから洗練された雰囲気が漂い、優雅で気品がある。色ごとの噂が>>続きを読む

赤い靴(1948年製作の映画)

3.7

『たそがれの維納』と『プラーグの大学生』で主演だった粋な美男子アントン・ウォルブルック(戦前ドイツ時代はアドルフ・ヴォールブリュック)が出ているということで鑑賞。あの髭がトレードマークだと思うが、かっ>>続きを読む

嘘は底抜け(1964年製作の映画)

3.8

タイトル通りふざけまくった軽快コメディ。ストーリーは現代の韓国ドラマみたい笑 世間や人を舐めたお嬢さまとプレイボーイのお坊っちゃんのお遊び、身分違い、入れ替わり。『喜劇 頑張らなくっちゃ』もだが、19>>続きを読む

愛する時と死する時(1958年製作の映画)

1.0

『〈戦争責任〉とは何か』(中公新書)で読んだ通り、善玉と悪玉のドイツ人が描かれている。ナチスは悪玉、国防軍はまだマシな善玉。戦争を描くのは不可能だ。陳腐なメロドラマにしてはいけない。この映画はダメだな>>続きを読む

あの橋の畔で 第3部(1963年製作の映画)

3.0

この映画、第1部から第4部(完結篇)まである超大作だが…、当時、一体どのくらいお客さんが入ったのだろうか…。本当に失礼な話だが、主演が桑野みゆきと園井啓介で、その他のキャストも左幸子などの微妙な面々で>>続きを読む

私は殺される(1948年製作の映画)

4.4

凄い、凄すぎる…実によくできた話だ。
約90分間、手に汗握る展開。そしてまさか最期、ほんとに殺されるとは…。よくこんな筋考えられるな、もうただただ脱帽。
病気で体の弱い妻を演じるバーバラが迫真の演技。
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.5

「真実が伝えられることは決してない。
記者たちが勝手に話をでっち上げてしまうのが、ハリウッドの常識だ…」
まさにその通りだと思う!
ハリウッドに限らず、この世の中全てそうかもしれない。
記事にされた時
>>続きを読む

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.0

1990年代のアイルランドの田舎町が舞台のようだが、セックスにドラッグ(麻薬)と…、乱れに乱れていて10代の若者たちとは思えない。
ジャンル的には一応コメディ映画だから、面白おかしく誇張・強調している
>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.0

皆の演技がぎこちない…。
ヒロインより母親役の方が美人だなぁ。
ストーリーも映像も演出も何もかもがいたって平凡。
こんな作品でお金払って見た観客は満足するのだろうか。

天上人とアクト人 最後の戦い(2009年製作の映画)

1.0

何が何だかよく理解できなかった…。
世界観について行けなかったのかな。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.0

3時間の映画ということで躊躇したが、意外と長くは感じなかった。
3時間にする意味のある映画かと言われると、そうでもないような気もする。要らないシーンも幾つかあったように思うが、まあまあの作品だった。様
>>続きを読む

恋の十日間 I'll be Seeing You/戀の十日間(1944年製作の映画)

3.5

良い話じゃないか。
ジョセフ・コットンもジンジャー・ロジャースも落ち着いた安定感のある演技で実に良かった。戦争による後遺症を丁寧に描いていると同時に服役中の女性心理にも寄り添った演出となっており、秀作
>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

2.5

「実際の悲劇を基にした寓話」で始まるこの映画。実話じゃなくて寓話であると最初に述べる映画もなかなか珍しい気がする。
たとえ実話と宣伝される作品でも、映画になってしまえば、あるいは小説になってしまえば、
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.0

作品内容とはあまり関係ないが、この映画を観ていて、ふと思ったことがある。
ナチスは映画において、常に最大の敵、最大の悪として描かれるのだから、後世に最も影響を与えた、さらに人々の記憶に強烈に残った政権
>>続きを読む

裏街(1941年製作の映画)

3.1

レイが港へ行けなかったのは、身から出た錆。一方、ウォルターも勝手な男だ。
どちらも自分勝手としか言えない。
故に、世間から祝福され幸福になることはできなかった。なかなかどうして教訓的映画だ。

なんだ
>>続きを読む

世界を賭ける恋(1959年製作の映画)

3.0

なんだか冒頭から、武者小路実篤の『愛と死』みたいだと思っていたら…、まさにその通り、原作が『愛と死』だった!笑

まぁテンポも良いし、海外ロケシーンもあり、観光娯楽映画としては楽しめるかなぁ。
しかし
>>続きを読む

紅唇罪あり(1933年製作の映画)

4.9

なんて魅惑的なんだ!もう瞬殺ノックアウト、あんな妖艶な愁いを含む愛らしきbaby faceの瞳で見つめられたら、いや目が合った瞬間、いやいやその前から立っていられないだろう…バーバラ・スタンウィック…>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

3.0

子供時代に見た覚えあり
曲とバイクだけ印象的。

地上より永遠に(1953年製作の映画)

3.0

うーむ…。映画だから軍隊生活を誇張して書いてるんだろうけど、女しか楽しみがなく、こんな浮かれ騒いで酔っ払ってばかりいる国に負けたんだと思うと悲しいのやら悔しいのやら。軸は不倫と友情。

1953年のア
>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.0

あぁ、またつまらないものを観てしまった。日々の疲れから、なんかサクッと聞き流しながら見れる青春もの…ということで、寝る前に観たけれど…、映画の質は、年々下がっていくものなのでしょうか…?と思わずにはい>>続きを読む

黒衣の処女(1933年製作の映画)

4.0

『制服の処女』のあの清らかな二人が…。
ドロテーア・ヴィークの演技力に唸るしかない。端正な顔立ちの超美人なのだが、ただの綺麗な綺麗な美人女優でないことをその鬼気迫る狂人的演技が示している。
なんとも迫
>>続きを読む

坊やが盗まれた(1934年製作の映画)

4.5

ドロテーア・ヴィークが観たい!ただそれだけの理由で鑑賞 笑
絶世の美女ここにあり!
ドロテーアの美しさはまさに国宝級です…。

非常に大袈裟な演技で息子への溺愛ぶりを表現し、何ともハリウッド的ではない
>>続きを読む

六月の夜(1940年製作の映画)

3.0

バーグマンは、1939年にハリウッドで『別離』を撮って以来、スウェーデンには帰らず、ずっとハリウッド映画に出ていたと思っていたが、そうではなかったようだ。

あばずれ女が真人間になろうとしたら、男たち
>>続きを読む

制服の処女(1958年製作の映画)

3.0

YouTubeで字幕無しにて鑑賞。
やはり1931年のオリジナル版の方が心揺さぶり鳥肌たつ感動があった。オリジナル版は、演出も白黒映画の陰影を巧みに駆使していて素晴らしかった。
このリメイク版は、残念
>>続きを読む

>|