三四郎さんの映画レビュー・感想・評価

三四郎

三四郎

映画(2001)
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.0

ウィリアム・ワイラー監督は偉大だね。
大作は大体大味でつまらないものだが、この作品には引き込まれた。
ワイラー監督の映画は重厚で洗練されていて流れるような演出で素晴らしい。
立派な映画を作る監督だ。
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グリース(1978年製作の映画)

2.5

歌って踊って恋して喧嘩してレースする青春学園物語。
同じ学園ものなら、この映画公開と同じ時期に放送されていた『青春ド真中!』の方が好きだな~!笑
この映画の歌よりもやっぱ「青春試考」じゃろ!
サンデ
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落葉とくちづけ(1969年製作の映画)

2.5

優しい話は大好きなんだけど…。
どうも斎藤耕一監督の青春彷徨映画は…私には合わない笑
たぶん当時のヒッピースタイルが苦手。
他の映画でヒッピーのことを西洋乞食と言っていたが、まさに言い得て妙。

「亜
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パラダイス・キス(2011年製作の映画)

2.0

なんだか韓流ドラマを観ているような気持ちになった笑
北川景子の演技が…上手いのか下手なのか?
少女の夢が詰まった映画でした。

パリタクシー(2022年製作の映画)

1.0

なんだかなぁ。これでいいのかなぁ。情けは人の為ならずという映画ではあるが…、私には合わなかった。

男運が悪いのか、恋に落ちやすい彼女自身に問題があるのか…。
免停寸前のタクシー運転手もなんだかなぁ。
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噂のモーガン夫妻(2009年製作の映画)

3.0

殺人事件が起きた時にはこの後どう展開していくのかと思ったけど、軽快なテンポの良いコメデイで安心した。
ヒュー・グラントは何を演じても軽薄なプレイボーイって感じでいいね笑 天下一品のプレイボーイ。
ヒロ
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

2.0

正直、あまり好きな映画じゃなかった。期待して観たものに限って微妙なんだよなぁ。
少し自分の受験期を思い出しながら観ていた。もし受かっていなかったら自分はどうなっていたんだろう?なんて。やってる本人は自
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もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白いじゃないか!
世界最新鋭のAI“出雲“(神の国)から生み出され、“菊の御紋”(天皇)に任命され偉人内閣誕生!!
偉人の人選には賛否両論ありそうだが、なかなかどうして楽しめる!

徳川
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われら女性(1953年製作の映画)

3.5

贅沢なイタリアのオムニバス映画。
第一話:女優への憧れ、第二話:女優の多忙と逃亡、第三話:女優の私生活、第四話:女優の儚い夢、第五話:女優と言う名の人生、とでも言おうか、素晴らしい映画だった。

特に
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

3.0

『帰ってきたヒトラー』の二番煎じで流れも印象的なシーンも全く同じだが、その割にはなかなかどうして面白かった笑
数年前にこんな映画が上映されていたとはね。

ムッソリーニ
「品種が混ざるのはよくないと思
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.4

原作小説では、現代のドイツ人とヒトラーのやりとりが噛み合っていないにもかかわらず、お互い固定観念により会話が成立してしまっているところが絶妙だが、映画化に際し、その興味深さは失われている。

「悪いこ
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スパイ・ゾルゲ(2003年製作の映画)

1.0

尾崎秀実は記者として日中全面戦争を朝日新聞上で強く支持し、世論の戦意高揚を扇動し、さらに日本軍が東南アジアへ戦線拡大することを喜んでいた男だ。戦争が長引けば長引くほどゾルゲと尾崎には都合が良かった。>>続きを読む

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

2.5

途中までは良かったが、後半大失速かな。
いかにも固そうなパンを投げて、池のアヒルが犬神家の一族ポーズになっているのには思わず吹き出してしまった笑
あの固そうなデカい丸パンを見て、プラハで食べたグーラッ
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若い素顔(1959年製作の映画)

2.5

日活映画『赤い蕾と白い花』に似てるなぁと思ったら、原作小説が同じだった笑 石坂洋次郎の小説『寒い朝』
松竹版でも日活版でもヒロインの母親役は高峰三枝子。

この作品に限って言えば、日活版の方がカラー故
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愛は静けさの中に(1986年製作の映画)

3.0

『コーダ あいのうた』の母親役マーリー・マトリンがあまりに綺麗だったので、それが忘れられずこの映画を鑑賞。
彼女はこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しているが、確かに自然で情熱的で時に寂しそうな表
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美しき小さな浜辺(1948年製作の映画)

3.7

なんだか映画に惹き込まれてしまった。
これまでジェラール・フィリップの良さがイマイチよくわからなかったが、こんなにもこの作品に惹き込まれたのは、恐らく彼の孤独な演技と淋しげな表情が心に響いたからだろう
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愛人ジュリエット(1950年製作の映画)

3.3

偉大な恋物語とはー
いつも裏切りで終わるものだ

この科白だけが心に残った。

現実と夢の幻想物語。
「忘却の国」が出てきて、この「世の中」と「人生」について深く考察し語っているように思う、そう哲学だ
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浮気のすすめ 女の裏窓(1960年製作の映画)

2.5

タイトルがすこぶる怪しい!
でも、松竹大船調の名匠・番匠義彰監督だもんね笑 明るく楽しい人情ものに決まってる笑
と思って観たら…!
高峰三枝子が伴淳三郎を攻めまくる!秋波を送ったかと思えば脱いで薄水色
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しのび逢い(1954年製作の映画)

3.4

主人公アンドレは、理想の女性を求め続けているのではなく、ただ女たらしで孤独で淋しがりやなだけだ。
ジェラール・フィリップが演じているが故に、なぜか全く嫌らしさを感じないが、この主人公アンドレを別の俳優
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すべては君に逢えたから(2013年製作の映画)

2.5

まさか最後に『カサブランカ』が観られるとは!笑
この映画の見どころは東京駅だね笑

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

1.0

ドイツ代表のワールドカップ優勝を観て、サッカーに目覚めたのか。
この映画、全然おもしろくなかった笑 内容が幼稚過ぎないか?

戦争と平和(1956年製作の映画)

3.0

オードリー・ヘップバーンから流れる黒い涙。
戦争、恋愛、歴史…、映画化するにはもってこいのすべての要素が揃っている。
勿論、トルストイの小説には到底及ばない。しかし、退屈はしなかった。テンポが良かった
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チャタレイ夫人の恋人(1955年製作の映画)

3.4

『チャタレイ夫人の恋人』を読んだのは大学1年生の頃だっただろうか…。
夏目漱石、森鷗外、二葉亭四迷、武者小路実篤、横光利一、トルストイ、ヘミングウェイ、オースティン、ヒルトン、O.ヘンリー、マン、ヘッ
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奥様ご用心(1957年製作の映画)

3.4

あの『望郷』や『舞踏会の手帖』を撮ったジュリアン・デュヴィヴィエ監督の作品だったのか…!
超女たらしのハンサムボーイを描いたタダの娯楽映画として観ていたので、今感想を書くにあたり驚いた。

ジェラール
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.0

ここはフランス、花の都パリ。
大都会という意味では、ロンドン、ニューヨーク、東京と変わらない。
違いが二つ。パリっ子は食べるのが大好き。それからパリは愛し合う恋人のための街。

言葉の魔術師ビリー・ワ
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あの波の果てまで 完結篇(1961年製作の映画)

3.0

いいなぁ、高峰三枝子に介抱してもらえるなんて…羨ましい!
自暴自棄の義息・石濱朗がベッドに横たわり、それを義母・高峰三枝子が優しく介抱するもんだから、もしかしてこのまま石濱朗が高峰三枝子を抱くんかな!
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あの波の果てまで 後篇(1961年製作の映画)

3.0

前篇で終わってればよかったのに笑
しかし綺麗だなぁ高峰三枝子。
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花
日本の女優さんで一番好きだなぁ。

年下の男を追い回す月丘千秋の悪女ぶり。でも日本女性だと悪女
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あの波の果てまで 前篇(1961年製作の映画)

3.0

黒真珠の物語。
高峰三枝子と水戸光子、戦前の松竹大船ファンにはたまらないね!
月丘夢路の妹、月丘千秋が出てるが、年下石濱朗とのラブシーンがなかなか濃厚 笑
登場人物が美男美女でストーリーも落ち着いてい
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

2.9

これがかの有名なフレンチトースト。
フレンチトースト好きな母が「『クレイマー、クレイマー』は観た?」とよく聞いてくるので…、ついに観た!笑

奥さんの気持ちもわからなければ旦那さんにも全然同情できない
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ミモザ館(1934年製作の映画)

3.3

実父の賭博好きが遺伝した息子は哀しい最期を遂げることになる。母親代わりだったおばさんの母性愛から男女の愛へとかわっていく心理描写は、服装、美容院、紅いマニキュアなどで表現され、直接的ではなく間接的で抑>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.7

あゝ、東宝じゃなくて松竹にこういう古き良き日本の心温まる映画を作ってもらいたいものだ…。
お家芸だったじゃないか…。
松竹大船調いまいづこ

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

3.7

昭和は遠くなりにけり。
小学生の頃、この3部作を観て、薬師丸ひろ子って綺麗な人だなぁと、シーンに出て来るたびにドキドキしたんだよね笑

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

3.7

子供の頃、地上波の金曜ロードショーかなにかで観たが、再見しないとなぁ!
ほのぼのしていて笑いと涙があって人情があって、これぞ古き良き日本って感じだったよなぁ。

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.0

どうして決してハンサムではないこの俳優がヒロインを虜にする役なんだ?と思って観ていると、彼の弟登場!もうこの時点で結末が想像できる笑

サンドラ・ブロックという女優さんの作品を偶然二日続けて観たが、こ
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