三四郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

愛と誠(1974年製作の映画)

1.0

松竹もアイドル映画を作ってたんだね笑 そういえば、岡田奈々の『青春の構図』も松竹だったなぁ。

西城秀樹の不良役が自然で科白もわざとらしくなくていい。ラバウル小唄で替え歌とはね…。

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

1.0

学生が作ったような映画。
福山の方は微妙に広島弁とは違うらしいが、まぁ広島弁に似たものが聞けるということで鑑賞。ただそれだけの理由で観たので、なんの感想もわかない笑
木下惠介監督の映画を観た日にこんな
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エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

1.0

これを観るのは時間の無駄。
"普通の女の子"を描きたかったのだろうが、映画なのだからもう少し万人受けしそうな女優さんをヒロインにしてほしかった。可愛くもなくちょい老け顔で"普通の女の子”とは言えない。
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新・喜びも悲しみも幾歳月(1986年製作の映画)

3.8

木下惠介監督の「家族」と「平和」に対する想いが詰まった素晴らしい映画だった。
最後まで観てわかった。
木下惠介監督は、この映画で戦後日本の総括をしたかったんだね。

広島、長崎、そして海上保安大学校を
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ルパン三世(2014年製作の映画)

1.0

ルパン三世シリーズは実写よりアニメ映画で観る方がいいね笑
ルパンは三枚目ゆえに、小栗旬みたいな二枚目がやったらなんだか違和感。そりゃぁ、映画は美男美女が主演の方が面白いに決まってるけど…、でもね…小栗
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

1.0

絵がイマイチ…、いや全然魅力を感じない絵だった。
キャッツアイの姉妹3人組はチャーリーズ・エンジェルをイメージしたのかしら?

ナチス・ドイツが略奪した美術品とか興味深いキーワードはちらほらあったけど
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戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

4.8

明け方、夢を見た。
小津安二郎監督の映画を分析する夢だった。

〜小津安二郎監督の映画は、
「動」と「静」の世界で描かれている。
人間が動きお芝居をしているシーンの合間に、空物ショットすなわち誰もいな
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

『オリエント急行殺人事件』は、犯人が分かっていてもおもしろい!
『名探偵ポワロ』のドラマを4か月前にYouTubeで一気見したが、本当に面白かった笑 殺人事件が苦手で、推理小説などにも全く興味がない為
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

詩人は愛に死すことを夢見る
我々は国への愛に死のう

この科白、気に入った笑

さて、これが最近ハヤリの"ポリコレ"ってやつですか。
ダンスシーンで白人と黒人が踊ってる?!1930年代とは思えない…。
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

2.5

松竹映画だったのか!
キャンプなどしない人間なので、寒そうだなぁとか美味しそうだなぁなんて思いながら観ていた笑
意外と長尺の作品だったが、ほのぼのとしていて良かった。

「大人になったら何でもできると
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ハスラー(1961年製作の映画)

2.5

最初のビリヤードシーンが長過ぎて集中力が切れかけた笑

ミネソタ・ファッツに勝つ為の代償があまりにも大き過ぎる。
ヒロインが自殺してしまうとは思わなかったが、小児麻痺による不自由な脚で生きてきて…、エ
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風の視線(1963年製作の映画)

2.5

なんとハッピーエンド?!
都会に暮らす淋しい男女の不倫模様。

新珠三千代、佐田啓二、岩下志麻、園井啓介、山内明、奈良岡朋子、小林トシ子が登場するが、新珠三千代と山内明の夫婦がイケナイ。この二人が愛の
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

2.5

フレンチ・キスってディープ・キスのことだったのか!
真逆の意味を想像していた笑

おもしろかったけど、リュック役の俳優さんがちょいと歳とりすぎてないか?マリオかルイージにしか見えない…。もう少しハンサ
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

2.8

普通に楽しめた笑
ユダヤ系白人女性と黒人男性のロマンスだったが、なぜ"ユダヤ系"なのだろうか。キリスト教徒の白人女性では未だになにか不都合があるのかしら?一般ウケしないのか?

ユダヤ系白人女性と黒人
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

2.5

中島みゆきの歌がいいよなぁ。
「銀の龍の背に乗って」この歌が流れたら皆感動しちゃうよなぁ。

映画はドラマの延長、スペシャル版といった感じで、それほど響かなかった…。
小学生の頃に見てたんだよなぁ。光
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

2.5

良くも悪くもない平凡な作品だけど、「熱くなれるものがあるというのは幸せだ」そう思える映画だった。
芦田愛菜演じる不器用な女子高生に関して、これ演技だとしたらすごく上手いなぁと思った。人付き合いが苦手な
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意志の勝利(1935年製作の映画)

3.0

大学2年生の時、同じ独文科の学生がこの映画についてゼミで発表していた。
彼は演出を分析し、このプロパガンダ映画の魅惑について語っていたが、当時の私には、正直、よく分からなかった。

そんな「ナチスなん
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按摩と女(1938年製作の映画)

4.9

馥郁たる香り漂う名作。
実に流麗で感慨深く情緒溢れ、胸が締め付けられるような切なさを感じさせる詩的映画。
高峰三枝子は息を呑むほど美しく、十九歳であの妖艶さ…。そして徳大寺伸の演技はもう秀逸すぎて…。
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暖流 (再編集版)(1939年製作の映画)

4.9

日本映画史に燦然と輝く恋愛メロドラマの最高傑作。美しく高貴な令嬢を地でいく高峰三枝子のクールな雰囲気とドライなセリフ回しが光り秀逸。

この映画より美しいラストシーンを未だ嘗て見たことがない。
頬に溢
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

1.0

ガンダムを初めて観たけど、『銀河英雄伝説』みたいだった。
しかし、銀英伝の方が遥かにおもしろいし深いよなぁ。
モビルスーツとかニュータイプとかなんじゃそりゃと思いながら観ていた笑
クェス・パラヤという
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グッド・オールド・サマータイム(1949年製作の映画)

3.0

♪あの日あの頃 懐かしき日々♬
メロディが良いね!
MGMの映画を観ていると、なんだか幸せな気分になる。

「パンの為に生きるより 美を求めて死にたい」なんだか刹那的で儚く素敵な言葉だと思いメモしてし
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日本独立(2020年製作の映画)

3.4

2020年、コロナ禍での公開だったのか。
映画としては良くも悪くもなかったが、ただ、「日本国憲法」がどのようにして作成されたのかを知るキッカケづくりとして、日本人なら一度は観ておいて良い作品かもしれな
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ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!(1989年製作の映画)

3.4

「ヘイ、ベイビー、青い鳥はどこぉ?」
ルパン最高!笑 自由の女神のスリーサイズって…笑
イザベルの誘惑が凄~い!峰不二子よりも断然イザベルが好きだなぁ笑 魅惑的な金髪碧眼の美女。
「幸せなのは私の方さ
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ルパン三世 ワルサーP38(1997年製作の映画)

1.0

峰不二子の「棘があるから美しい花だってあるじゃない?」という科白には驚いた笑
思わずそんなもんかなと納得してしまった笑 アブナイ、アブナイ。

今回は、ルパン三世が…おさるのジョージのような可愛さ…笑
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ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

2.9

やっぱヨーロッパが舞台だとおもしろい!
このくらいスケール大きく豪華にやってもらわなきゃワクワクしないぜ!
またヨーロッパ周遊したいなぁ~。

ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(1994年製作の映画)

1.0

今回はあまり面白くなかったな。
当たりはずれはあるだろうが、『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』に比べたら差がありすぎじゃないか?
欧米が舞台だったら楽しめるかしらん。

ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.4

キザだねぇ。粋な幕開けだね。
この物語の製作陣は、映画好きに違いない。
なかなかどうしてロマン溢れる作品だった。
ルパン三世を初めて観たけど、面白いなぁ。

ミラクル/ミラクル 1980の奇跡(2004年製作の映画)

3.9

「背中の名前より胸の文字(USA)の方が何より重いはずだろ!」
熱いねぇ!たまらないね!
氷を削る音、パックとスティックの音、アイスホッケー万歳!🏒🥅

国家の代表であり、国を背負っているという自覚を
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

2.5

至って普通の映画だった。
大型旅客機の不時着水で、1人の死者も出さなかったということが凄いのはわかったが、あまり緊張感は伝わってこなかった。
子供の頃に観ていた『奇跡体験!アンビリバボー』や『ザ!世界
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今ひとたびの(1947年製作の映画)

4.5

高峰三枝子からもらった時計を彼女自身と思っているがゆえに、映画冒頭シーンで時計の針を確かめた後、耳に時計をあてていたのかしら。彼女との約束を今ひとたび聴くために。

「この娘はいい子だぜ、ナイーブでし
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レニ(1993年製作の映画)

4.5

レニ・リーフェンシュタール、彼女は天才だ。
彼女にとって大事なのは、技術と美学。藝術家に政治について問うのは愚かなことかもしれない。

ヒットラーの印象について、レニ云はく、
「自然で謙虚で好人物」だ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

1.0

「ショウペンハウアーは人の知性を雑音への過敏さではかった」
大学時代、彼の著書『読書について-他二篇』(岩波文庫)を読み、大変感銘を受けたが、この映画において”ショウペンハウアー”の名前を再び聞くこと
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

2.5

母が大好きな映画のひとつ。
大学2年生の時だったと思うが、一緒に借りて来たDVDを観た。
母云はく、料理を作るシーンがおもしろいらしい。
私にはどうしてそんなに母がこの映画が好きなのかよくわからなかっ
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俺たち喧嘩スケーター(2011年製作の映画)

1.0

タイトルとポスターからしてあまり好きじゃない映画だが、アイスホッケーの話なら観ないわけにはいかない笑
氷上の格闘技ね…。
アイスホッケーはとても楽しかったし大好きだったけど、ガタイのいい選手からチェッ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.5

完全に記録漏れしていた!
子供向け映画だな。
退屈だが、イギリス文化を感じることはできる。
イギリスが世襲制であること、そして、顔も知らないけれど相続人であることなど、ジェイン・オースティンの文学作品
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

なかなかどうして素敵な映画じゃないか。
2作目、3作目を先に観てしまったが、やっぱり1作目が一番良いね笑

正直、1作目で終わった方が観客の夢が膨らんで良かった気がする。ウィーンで別れた後、二人がどう
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