n43takenokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.6

ルーニーマーラ目当てで見た。

神父が本当にローズを愛していて、でも神父なのに女性に執着している自分に悩んでて、嫉妬と保身のためにその女性の人生狂わせて、死の間際に軌道修正しようとした、っていう別目線
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

4.0

フランスのドラマに‘アパートメントもの’っていうのがあるのか分からないけど、シュールなコメディだった。

ナレーションの無いアメリみたいな感じ。個性豊かなご近所さんがいい味出してて素敵。
しかもみんな
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レッド・バイオリン(1998年製作の映画)

3.6

尾を引く悲壮感とドキドキ感。久しぶりに自分のバイブスwと合うホコリっぽい暗い映画に出会えた。

レッドバイオリンとの人生をピックアップされなかった人は、きっと普通に幸せだった人だと思う。
名もなきジプ
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.6

音楽がマイケルナイマンなので見てみた。
癖のある変態紳士の歪んだ恋。
切ない&女は怖い。

おじさん、よくみるとムロさんみたいなチャーミングな顔立ちなんだけど、禿げているから怖さが増す。

音楽は意外
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.5

ドランめ女子より可愛いぞコノヤロ!
親友同士(男女)同じ男性を好きになって、腹の探り合いして両方振られる話。

ラストシーンの二人の表情最高です!!

冒頭は早送りしたい位テンポが合わなかったけど、時
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

ティーンエイジャーの苛立ちあるある。

恋人と壁にペインティングするシーンは、音先行でこういうシーンを撮りたい!みたいなイメージがあったんだろうな~という感じで、『わたしはロランス』の旅に出た街のスロ
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ベイビー・オブ・マコン(1993年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃ~!?度なら星★5。
‘プロスペロ-の本’に続き、この監督さんの作風が分かってきた(笑)

映画の中で客席に向けて役者が舞台をやってて、それを観てる観客席の貴族達も映しつつ、でも混ざりあ
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プロスペローの本(1991年製作の映画)

3.4

シェイクスピアの『テンペスト』がもとのお話。
難解だと思ったけど、巻き戻して字幕を見直しても分からん、これはただの朗読として受け止めるしかない、と諦めた。
舞台風の芸術作品でした。本の執筆と交差してる
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

ジャズが粋なスマートな大人のほろ苦いお話。

同じテイストの『ミッドナイト・イン・パリ』が好きだから、これも好き。

ちゃんと想いを理性的に表現して伝じ合う、知的な恋愛(というか人付き合い)をしたいも
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神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)

2.0

最後の5分位で、女性たちが民族衣裳姿で自分の名前を言うシーンだけ、華やかで可愛い。

他は......‘世界ふしぎ発見’の地元民の寸劇みたいだった。表情も感情もない芝居。不気味さと気持ち悪さはある意味
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.4

出生の謎、トランスジェンダー、IRAのテロ活動の時代...重い背景をめちゃくちゃ乙女ティックなキトゥンがポップに通り過ぎていく。

原作が本ゆえのブツブツ切る‘章立て’システムと同じくらい、最初と最後
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.3

いまの時代に当てはめても書類送検的アーティストと思われるシーレ役が、イケメンすぎて変態感薄れる。

同じく変態だけど好きなクリムトが出ててホッコリしたけど似てない笑

キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

『3』にレイフファインズが出るというので予習がてら。

想像してたより面白い!
表向き仕立屋の独立スパイ組織のコリンファースが、自分達を守って死んだ同僚の息子(タロンエガートン)を組織で推して育てる話
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.7

『夏・秋』版の続編。引き続き楽しんで料理がしたくなる。
畑作りは大変なんだな。自然を読んだ沢山の工程があって、コツコツコツコツ細かい作業を繰り返す。
だから日本人は真面目なんだよな、と。

バーンと動
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.7

東北のとある村『小森』を舞台にした、和風スローライフ。リトル(小)・フォレスト(森)という訳か。

原作の漫画は読んだことないけど、里山で自生してるモノのレシピ映画として淡々としてて興味深かった。
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エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.7

オドレイ・トゥトゥが好きなもので。
最初の10分20分「もうすぐ(会話が)始まるかな」と思って見たけど「嘘でしょ??」と、ずっと世界遺産(TV)のトーンで9割ナレーションとピアノ曲。

つまんないって
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

映画を愛しー!映画に愛されー!みたいな感じで、この人はこれからも活躍し続けるであろう。

まだ監督作品を全部みてないけど、文字情報の知識で予想してたイメージと全然違って、めちゃめちゃ情熱的な人で嬉しか
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.6

なかなか面白くないと評判のようで後悔しないか迷ったが、楽曲目当てだし、無料チケット貰ったから観に行ってみた。(字幕)
ボヤキ以外は全編歌です。

キャッツのミュージカルを観たり、原作の詩を読んだことは
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

何に1番感激したかというと、ハリポタのスラグホーン先生が‘おじいちゃん’じゃなくて、コレ(支配人役)だと若くてまだ‘おじさん’だということ!

今やアラフィフなニコール&ユアンが、アラサー
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.3

皇帝が踊り子に本気で入れ込んじゃった実話。ニキ、決断できないダメダメ男や。

衣装や女性陣がみな美しい!ロシア語が聞き慣れなくて新鮮だった。

マチルダもニキも、立場をわきまえてない
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.6

『フランケンシュタイン』の作者の話。 Wikipediaを読む限りでは、メアリーの両親の経歴のほうが凄い。
その血を引いた才能のある人が、平坦な運命を与えられず、なるようになったって感じ。
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.7

ワイン愛を引き継いだきょうだいの物語。
‘ロードムービー’ってジャンルがあるみたいに、こういうのは‘ランドスケープ映画’って感じで、画そのものを見てるだけで癒し効果がある。

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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これが当時話題になった、ばかうけ(おせんべい)!!
「メランコリア」と「コンタクト」を足したような、鬱蒼とした好きなジャンルのお話でした。

OPとEDの暗い音楽も、弱~いマイケルナイマン風
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バリー(2016年製作の映画)

3.6

モラトリアム期の青年オバマさんのお話。
自分のアイデンティティーに悩み、恋愛して、っていう普通にモヤモヤする良い青春映画。

「あ、恋人は‘ミシェル’じゃないんだ」(恋人のシャーロットは交際
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運び屋(2018年製作の映画)

3.6

自己中にカッコつけきったおじいの生きざま。 道で出会う人やコールガール風お姉さんへの粋な絡み(フラートというやつか)。非白人に軽~く人種差別発言をしたり。

半ボケトーンで遠慮せずぼやく。
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.8

ファンな俳優誰ひとり出てないけど、表面的な部分を都合良く解釈しちゃうけど、愉快な設定と見せかけて、里親も含め登場人物の子どもたちが、ただの友達じゃくてみんな元々里子で家族がいない子たちって所が>>続きを読む

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)

2.9

ルーニーマーラを見るために。
キョトン顔も、可哀想な役でも美しい。
ウーナがレイを忘れられないっていうのが、切ないのとそこがもう病気で闇映画だ...

レビューで、レイの言動をどうとるかの
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.3

‘ロストエモーション’みたいな雰囲気だなぁと思ったら、同じ監督だった。感情がないみたいな世界観が好きなのかな。

感情捨てようぜ、からの人の孤独を埋めたい人工的な世界へ。

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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

アギレラ。
この手の無理した歌い方は聞いてるだけで疲れるから、音源だけだと1曲だけで充分系だけど、ショーだとカッコよくてビビッた!!!

お芝居の時は普通にか細い女の子で、ギャップが更に良
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.3

15分の短編。コンテンポラリーダンスは好きなので、おもしろかった。
坂道パートでダンサー達が地下足袋なのがツボ。

久々に見たトムヨークの風貌が記憶の彼とは違い、そうか50歳を越えた
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.0

きのう見た‘チャーリー・モルデカイ’とガラッと変わって、こっちはダークサイド ジョニデ。同じくポールベタニーも出てた。

人工知能の研究に反対するテロ組織、自分で成長するAI、ナノマシーン
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.0

ユアンマクレガ-が出てるから見てみたものの、やっぱりジョニデはチャーミングやな!!とというオチ。

クセのある英国人とか、皮肉な独特な言い回しとかドタバタ感が、‘ピンクパンサー’シリーズとか、
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

殺人事件だけど、警察には助けてもらえない世界の話だったー...。

ホラーNGの私でも観られた位だから、そんなに怖くない。とはいえ序盤は鼓動音の音響になったら「なんか来るぞ!!!」と構えて
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.2

ふとした用事で帰った地元で、20年ぶりに高校時代の元恋人に偶然会い、一晩語りあって過ごす話。

ずっとモノクロ。今に満ち足りてなくて不倫っていう話じゃなく、ノスタルジーで切なく気まずい雰囲
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

怪獣ブームの 甥の巻き添え パート3 in 正月。
これの1個前のを観れば、USJの世界だったのかな。