いきいきと逞しく成長した姿を見て、子どもは自由に、そして自分自身で自分達のことを決定しながら学ぶ意義とその成果を見届けた。素晴らしい。
ゴジラ映画は初鑑賞で、全く基礎知識なく挑んだ。
ゴジラの立ち姿、眼力、荒ぶる尾、発光して隆起する背ビレ、哀しく泣くような咆哮に痺れた。
その後、息子に背景として理解しておくべき知識を授けられ、すでに3>>続きを読む
夢の中で迷路に迷い込んだような感覚
ずーっとドキドキわくわくクスクス
感情がふわふわ揺り動かされるも
理屈で理解するには至っていない
何度となく観たら読み解けるかな
答え探しというより、私なりの納得い>>続きを読む
できる準備を全て行い、その上に強い気持ちを乗せて挑む姿に感動。
寝不足の中、気になっていたのでふらりと入った映画だったが、途中眠くなることは全く無かった。
しかしそれは、先を読むワクワクや意味を深く味わう喜びによってではなく、沸々と込み上げる苛立ちや不安によるもの>>続きを読む
軽快で颯爽としていてクスッと笑えて爽快で…ベースに難民問題など不遇な条件を抱える現実が描かれながら、負けてたまるか!の心意気を爽やかに照らしている。
音楽も好ましかった。
多くの人がギリギリの生活をしていた江戸時代。辛いことが多いけれど、必死に・健気に・笑いながら・助け合いながら生きていた。
辛さの隣に幸せが寄り添っている感じ。
いつか死を射程内に感じた時に、誰とのどんなことを思い返すことになるのか…生きている瞬間瞬間に意味を感じて丁寧に過ごしたいと思った。
斯波の「苦しむ人を救った」という言葉は決して偽りではないけれど、同時に苦しんでいる心の奥深くを覗き込んでしまったような…辛い物語だった。
『落ちてしまったら抜け出せない』穴に嵌まり込んだら、介護サービ>>続きを読む
ジャズと映像の共演。
未来を強く志向する力と共に目の前の現実を的確に捉える能力の素晴らしさをあらためて深く考えさせられた。
父の子を想う切実な願いが深く深く響いて、普遍的な愛のかたちを確認したように思う。
映画は隠れた真実を映し出すし、壮大なウソも描き出す。
ウソも真実も日常の心を豊かにする。
このレビューはネタバレを含みます
県警裏金問題内部告発が本流ストーリーと絶妙に関連して、物語に深みが出ている。
法廷場面も人物造形も面白い。
裏金問題の裏で苦悩する若き同僚の姿を語る告発会見の切実さに心動かされた。
全く知らなかった事>>続きを読む
長い人生の終盤に、身分違いの友情を静かにゆっくり育んだ物語。
いつからでも人は変われるし、人生を豊かにできる。
美しい島に癒され、懐かしい顔ぶれに安心しながらも、迫真の演技に心揺さぶられ、初見はとても身体に力が入りました。
何度も観るうちに印象が変化して、解釈の幅も広がった。
繰り返し観て、益々味わい深い作品だ>>続きを読む
淋しさ、悔しさ、絶望を抱え込みながら、それを乗り越えて成長する勇姿に拍手。
カラダの動き描写が素晴らしい。
抵抗感とゆらゆらとした浮遊感の中で、干渉を嫌いひとりの自由を選んでいるつもりが、戸惑いつつも支え合うことを学び、自立へと歩を進めていく。
不意に死の世界を連想させる空気も不思議と生と地続きのようで 、>>続きを読む
自身の真の思いには疎いものなのか…脳で理解しようとする、言葉にして説明しようとする向こうに真実があるのかなぁ。
分析的に理解しようとする時点で、少し引いた客観視の作業が中心になるもん。当たり前のことか>>続きを読む
父と娘の心の通わせ方、周囲の人たちの小気味良いお節介が心地よい。
絶妙な掛け合いはカメラの動きがリズミカルに感じられて…本当は感じない方がいいのかもしれないけれど、裏方の仕事も透けて見えて愛おしい。
微妙に残るリズムの違和感が新鮮。
異国の日常に浸ってみたいなぁ…と前向きな気分に包まれ、心地好い。
人はそれぞれ何かしら抱えているけれど、『美味しい』で幸せになれる心の余裕は保っていたいな。
ラストに向けて、爽快感と感慨深い想いが込み上げてくる。
希望と友情を信じ切る強さに憧れる。
人生に情熱は必須!
人は皆ひとりで死んでいく。
無邪気に笑い、泣き、よく食べる。
悲しいけれど幸せな人生だった。
通りすがりの他人の優しさも温かい。
そっと優しく、よろよろでも最期まで。
幸せな夫婦のお話。
やっぱり生きていてくれると嬉しい。
葛藤もあるけれど…やっぱり生きていてほしい。
聴こえなくても世界は愛しい。
手話はやはり凛々しい。
歌声は心を揺さぶり舞い上がらせる。
自由であれば、子どもは幸せになる力を発揮するんだ。
大人はそれを邪魔してはいけない。
東京国際映画祭
ゆるふわポカポカしみじみ
3回目鑑賞。さらにあらためて感じ入る。
生きること=食べること=喜ぶこと=苦しむこと=自分を認め、他者を許すこと