かきぬまさんの映画レビュー・感想・評価

かきぬま

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴッドに大切にされる余り捕らわれていたベラ。
姿は大人の女性だが、トイレも食事も満足にできているとは言えず、知能も身体の使い方も幼稚で言葉も拙い。

やがてベラは閉ざされた家の中で得られる最大限の知識
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ママがつくったボーが主人公の悪質トゥルーマン・ショー。

様々なタイプの母親が4人くらいいたしマリア様?もいたから母親についての話なんかな。と思ったけど多分違う。母の姿などこの映画には多分ない。

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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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本も爆裂にキツかったが、映像になるとなんとなく空気感がよりきっつくなりますね。。
止まる事なく手出しもできず目の前を過ぎていく映像は、本当にどうしようもなく悲惨なことが起こる現実の日々を目をこじ開けら
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死化粧師オロスコ(2000年製作の映画)

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死者を死者として飲み込み、その肉体を死体として理解する事を、どこか避けてきた私にとってオロスコの機械的な所作やコロンビアの住民の佇まいは衝撃的なもので、
生が抜けた肉体は、生きている人間ではないという
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

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恋模様ももちろんだが、それよりも人間の不器用さとか優しさがギュッと詰まっていた所に痺れもうした。かなり良いかった。素晴らしい。ありがとうのきもち。

節々に見せる所作や目線の動きの描き方がとてつもなく
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ギミー・ザ・ルート ~NYグラフィティ~(2012年製作の映画)

5.0

確かに、ハラハラする演出や雰囲気を作り上げるための音楽があってこそサイコーな映画もあるが、こちらの映画はそうではなくて、淡々と、あくまでも彼らの日常の歩幅で物事が進んでいくし、音楽も、流れるけれど周り>>続きを読む

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