落語を見終えたときの読後感に近いものがあった…。
基本的にワンシチュエーションでジェイクギレンホールが電話対応してるだけなのに、終わった後には、色んな情景が思い浮かんでくる。
先入観の怖さにも、ハッ>>続きを読む
感情が定まらず、ゆっくり咀嚼しても、飲み込みづらい感覚。ありていの言葉で言えば、予期せぬ展開に硬直する…。
白石監督、あんた映画をつくるのが上手すぎるよ。。
前作は、映画館で鑑賞後にそのまま次の回のチケットを買って二回連続で観た。そのくらい興奮するほど好きな作品だった。
あの大上章吾(役所広司)亡きあとの世界。不安半分、期待半分。
結論から言うと、もう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
政治に関心があるひとにとっては、真新しさはないかもしれない。
政治に関心がないひとにとっては、退屈すぎるかもしれない。
落としどころが「投票率」と「若者の政治離れ」とするのであれば、もう少し政治に関>>続きを読む
日本でも同じようなニュースが話題になったのは記憶に新しいが、決して遠い世界の話ではない社会問題をテーマに、絶妙なバランスでエンターテイメントに仕上げている。
テキトーにご都合主義的に進めることもなく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
音楽と絵は、素晴らしかったです。
思いやりの欠如と、自分勝手な優しさの押し付け、悪意なき暴力、無責任な正義感。
それらの怖さを全身で体感するサイコパスな作品だった。
「なんか良い話だった」という>>続きを読む
小学生の頃、何度も図書館で借りて観てた。
20年ぶりくらいに観た。
こんな話だったのか。
日本人が『葉隠』をテーマに作ったら、こうはならない。ジム・ジャームッシュ、恐るべし。
こんなに面白い(this means both interesting and funny)とは…。
日本文化へ>>続きを読む
【レビューというか、感想】
たまに無性に食べたくなる、ラーメン屋。
僕にとっては、そんな映画。
特別秀でてるわけでもないけど、クセになる。
しばらく、食べなくて済みそうだけど、またきっと食べに来たく>>続きを読む
「現代社会のヤクザのリアル、そして悲哀」とか、「家族の絆と、その崩壊」といった視点で期待しすぎたのが良くなかったかもしれない…。
ヤクザはあくまでも題材で、主題ではなかったかもしれない。
とかく、>>続きを読む
子どもの頃、いま考えると大したことでもないのに「この世の終わり」に思えるようなことって、たしかにあったなぁ。
演出すごすぎ。絵が美しすぎ。歯がなさすぎ。