ぽいどさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

2.5

論文などの科学的根拠を元に話を展開させていて説得力たるものはあるが、いかんせん成功例ばかり示しすぎて押し付けがましさはかなり感じた。

シュワちゃんも本編で言っていたが、極端すぎるのは良くない。皮肉に
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.4

ジュラシックパークの原作で有名なマイケルクライトン、設定は違えどストーリーは向こうとほぼ同じ。

世界観は興味深く、良い部分もたくさんあるが、ひたすら監督の力不足を思い知らされた。テーマパークを体験す
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

4.2

ストーリー云々はさて置いて、全編通してエドウッドの温かい人間味や映画にかける情熱がひしひしと伝わってくる。ティムバートン自身が彼のことを非常に好きなのに納得できる。そんな彼をそこまで過剰にならず、自然>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

映画の世界とは思えないほどのリアリズム。
デカプリオが実体験したのではと疑いたくなるほど、自然の脅威が現実味を帯びている。

坂本龍一の物悲しい音楽が素晴らしい👍✨

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.8

ジャックブラック出演作の中で一番好き!

コメディアン主演ってなるとギャグ満載でお腹いっぱいになりがちだが、ストーリーがしっかりしている。堅物組(生徒と校長)と主人公がお互いの良い面に影響されあって成
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

酷評されてるほど嫌いじゃない。
エイリアンそのものの怖さも勿論だが、未曾有の危機に翻弄される人々の心理的な恐怖が凄く伝わってくる。

トムクルーズが変にカッコつけず、ただのオッサンとしてズル賢く奔走す
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

悪くはなかったけど、個人的にやや小難しかった。

あと主人公が死に対する恐怖を超越し過ぎてたり、殺人に躊躇がなくなっていく様にリアリティがなさすぎて、途中から冷めてしまった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

思ってたより丁寧な話運びだし、主人公がタイムリープに順応していく様もコミカルで面白かった。
ホラーを期待すると微妙だけど一見の価値アリ👍

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.2

無難な復讐ものとして完結しているので、「狼よさらば」のリメイク作としては何とも言えないが、ブルースウィリスの年相応のアクション映画として見ればそこそこ楽しめた。
この監督お得意のゴア描写も題材と非常に
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狼よさらば(1974年製作の映画)

2.0

全編通して感情の起伏が少なく、主人公もそこまで事件を引きずってるように見えなくてあまり感情移入できない。

チャールズブロンソン、正直少し苦手なんです。
ごめんなさい🙇‍♂️💦

ノリノリのジェフゴー
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

劇伴は本当に最高。
あの有名な主題歌以外にも印象的な音楽がたくさんある。

ただそういった壮大な雰囲気の見てくれに反してファンタジー色は薄めで、個人的には主人公にもガッツリ冒険して欲しかったかも。

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズで一番つまらない。
2作目に比べるとゲームの数こそ増えたが、ご都合主義連発で拍子抜けである。9のくだりとかマジで大爆笑したわ。

強いて見どころを挙げるなら、蜷川幸雄軍団の二人の演技合戦くらい
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127時間(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実録ものだが、ダニーボイル監督の作家性が遺憾なく発揮されており、おろさく彼が撮らなければここまで映画の知名度はなかっただろう。
景色の撮り方や、なんて事ない日常のシーンまで印象的に捉えている。

そし
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

日本人なら一度は見ておくべき名作。

外道の極みである山守親分に振り回される若者達、日本社会の縮図そのものである。
どのキャラクターも抜群の存在感だが、松方弘樹は別格。グラサンと剃り込みが似合いすぎる
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.0

過剰な演出が多いのが鼻に付く。
特にナレーション。ヒューグラントだけでいいのに、ニコラスホルトにまであるのは蛇足だと感じた。母親役のトニコレットは、鬱状態をお芝居でしっかり表現してるのにアンバランスだ
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クローサー(2004年製作の映画)

3.0

だらしない恋愛話。
豪華俳優の演技ぐらいしか個人的には見所がなかった。ジュードロウが安定のクズ野郎。

最近ご無沙汰の奥様なら楽しめるかも。

デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

SF部分の科学的考証はテキトーだが、トニースコットの切れ味ある演出が冴え渡っている。
本作で3度目のタッグになるデンゼルワシントンも抜群にカッコいい✨

ただし、太ったアイスマンだけ許せないので点数は
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ダーティハリー3(1976年製作の映画)

3.8

ようやく真っ当な刑事ものに落ち着いた感じ。
前作と違ってテンポよく小綺麗にまとまった印象。

ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.6

一応ナンバリングはされているが、内容は「奴らを高く吊るせ!」のリメイク。

奴らを〜の上位互換には仕上がってると思うが、この監督の撮り方が好きになれない。向こう同様、ダラダラした展開が多く、緊迫する場
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奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

2.0

衝撃的なオープニングこそインパクトはあるが、あとはダラダラと退屈

若いイーストウッドの見てくれだけな作品

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

前作に比べるとファンタジー色はかなり強まったが、印象的なシーンが多く見応えはある。賛否が分かれてるようだが、つまらなくはなかった🙆‍♂️

ただまあ、本編の長さの割に内容はそこまで詰まってない…。もっ
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.4

全く興味なかったが、クリスコロンバスが監督した続編が見たくて鑑賞。
彼お得意のホームドラマですね。
基本ファンタジーだけど、所々地に足がついてて面白かった。

ホームアローンみたいにもう少し毒っ気があ
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.5

たくさんの方が仰っていますが、白鯨とは戦いません。漂流記です⛵️
史実をしっかり追いすぎてドラマとしての見応えは微妙。この映画のエモーショナルなポイントは、間違いなくクリヘムが演じた一等航海士が色んな
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.6

自分勝手な親に振り回される子供の話。

父親の蛮行はヴィゴモーテンセンだからこその説得力。
髭ボーボーだとマジで原始人にしか見えなかった🤣

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

2.2

映像と豪華キャストにだけ力を入れた、見てくれ重視な映画。
物語が壮大すぎてかなり置いてけぼりを喰らう。

白クマがカッコいいだけ。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

難解だけど見入ってしまう、ノーラン節全開で最高!!

ケネスブラナーが少し苦手なのだが、今回は存在感が凄まじく圧倒された。あの鬼気迫る演技、他の役者陣も付いていくのに必死そう。恐れ入りました🙇‍♂️笑

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

※悪辣な内容です。映画に満足した方は読まないで下さい。






実は公開初日に見たのだが、あまりにも高評価が多く正直な感想を日和って書けませんでした😅

まず長すぎる。映画全体の尺も長けりゃ、さぁ
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クリスタル殺人事件(1980年製作の映画)

3.0

ポアロにハマってるので興味が湧いて鑑賞。
向こうと同様、衣装やセットデザインは煌びやかで良い👍✨

007初期の監督なので色々と身構えたが、ミステリーも見応えがあって面白かった。ただ蛇足っぽい描写も多
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

4.3

「ベイビードライバー」「ドライヴ」の原点ともいえる映画
正直ストーリーはあってないようなもので、徹底してハードボイルドな演出に目を奪われる

ほとんど音楽の流れないカーチェイスは圧巻
作り手の本気度が
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ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985年製作の映画)

1.5

本作は前作の監督である宮崎駿の推薦で押井守が監督する予定だったが、内容が挑戦的であった為に急遽アニメ版のスタッフに鞍替えされ出来上がったそう。そんな保身に走った結果、人気はあまり出ず地上波のテレビ放送>>続きを読む