喵來さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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エア(2023年製作の映画)

4.3

今回の映画祭、フェミニズム映画多そうとは思ってたけど、語られなかった歴史も一つのテーマになってて良き良き

150分越えは長いと不安だったけど、幾つもの季節入れ替わる人々…がテンポ良すぎて全然長く感じ
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開拓者たち(2023年製作の映画)

4.5

画角もが狭いけど、画面が暗くなるところ(困難な現実って描写)では広くなった錯覚がして面白い!!
が、正直ずっと単調で眠い。。。
エンドクレジットで泣き出す。

テーマは語られてこなかった歴史だけど、事
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レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)

2.8

完全役者目当てと割り切って
セリフで説明しすぎるし色々ぶつ切りだし
レアセドゥちょっとだし(・ε・` )

87年ロンドン。戦争の残滓もある。激しい冷戦の記憶も新しい
謎な作家とミューズたちの不倫
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囚われの女(1968年製作の映画)

3.2

なんでマイリスト入れてんだろってくらい全く心にヒットしないエセ官能映画🤔多分アケルマンと間違えてる
映画内の芸術の中の効果をそのまま映画の効果にするのは好みだけど。
ずっとモノトーンだった衣装が赤黄色
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

4.4

「モラル」は時代によって地域によって全く違う。その過渡期に位置する当時のイタリア、中世と近代が入り混じるイタリア、の困難さとそれを現代の価値観から判断しようとする傲慢さ。それとピウスの傲慢さがいい感じ>>続きを読む

オルカ(1977年製作の映画)

4.5

サメ映画に慣れきってたせいであまり怖くないし目新しさもないと思ってた初見時(殺されるぞ)(ジョーズは置いといてこっちが先だっての)
可愛い顔でとても怖いってのはサメちゃんと一緒ネ

ジョーズもそうだけ
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マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.3

不断の批判と正義者同盟の闇


まあびっくりするほど顔がいいのが揃ってるねえ
そしてマルクスの映画だったねぇ
エンゲルスもメインだけど、バクーニンヴァイトリングルーゲと同じくらいの立ち位置にしか思えん
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タタミ(2023年製作の映画)

5.0

終始きつくて、でも頑張って抑えてたのに、夜明けはまだ来ないってラストの作りで、エンディングで恥ずかしいくらいボロ泣きした。

狭量な視野、白黒しか存在しない価値観、そこから離れて視界が開けてもそこに待
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

5.0

やば可愛すぎた可愛すぎた
映画ってアートってかくあるべき
生きてるって素晴らしいって命題はどんな国でも地域でも言語が異なっててもかくあるべき
車椅子あたりで感動して泣き出しちゃったし、子役たちが本当に
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.2

音楽とか映像とかお話自体も、実はこれまでと同じことをやってる、てのは三部作のまとまりってことなのかしら

登場人物に名前をあえてつけないことで普遍的に起きてたことだって印象づけになった。最後消えてくシ
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

4.2

ペドロんとイーサンホークのいちゃいちゃ
物足りんもっと長いの見せろおおおお
妄想が止まらんてぇええぇええ
妄想の余地を多分に与えるあのエンディングは良きだった

拗らせおじさんの25年越しの痴話喧嘩?
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耳に残るは君の歌声(2000年製作の映画)

4.6

役者見
クリスティーナリッチはぷくぷくでクソ可愛いのに悟り切った感じたまらんし、ケイト姐さんは素晴らしくおねい様してるし、オタクっぽいのに謎にイケてる自信たっぷりデップ…ちょっとキャラは薄いが
スリー
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.6

青春映画だ。
親の監視下から始まり反抗期を経て、いろんな人に会って自分探しを完成させる。
けど最後は幻想だよな絶対。
愛は知って生も死も哲学も知って、でも結局好奇心は無くならないから悪の実を食べる感覚
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

予想通りアイメイクが溶けていった。
2段仕立ての筋はローグワンと同じだけど、最後の絶望感がまやかしの希望の中にあるのは相違点。再生も破壊も恒常も変幻も全て綺麗で美しくて。でも綺麗な笑顔の裏には何がある
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.6

脱出せよ、、、ではないか?
みんな砂漠から脱出したいのに結局抜け出せない、堕ちていくばかり。最後のfallin’ down aloneはたまらなくよかった(TOM RHODES × HUSTLE ST
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アアルト(2020年製作の映画)

4.7

政治イデオロギーではなく人間にフォーカスしてるのが好き
立ち位置に関してはもう語り尽くされてるから。
畢竟大いなる愛の物語。

フィンランドの自然の見せ方も建物の俯瞰も臨場感あって良き映画館で見てよか
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

ドルビー再上映行けなそうなので🥺
とてもテンポの良い楽しい脚本✨
オチがあっさりしすぎてるのも子供向けでいいねえ(面白くはないが)
カラーとモノトーンの切り替えも最高

今見るとどうしても舞台感否めな
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.2

ジャンプスケア(コレは予告が悪い)とおまけで全てごまかしてる感じ
話としては粗が多いし繋がり悪いし、推し神父ちゃん初っ端から死んでるし、枢機卿の腰巾着(Paul Spera)好みなのに全然出てこないし
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冷血(1967年製作の映画)

4.4

カポーティ最高。フィリップシーモアホフマン最高(本題じゃねえ)
ロバートブレイクの危うさがたまらん

実はを元にした映画もそうだけど、ノンフィクションノベルってただ淡々としてるんじゃなくて、現実に無駄
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美しき野獣(2005年製作の映画)

3.2

36年のがオリジナルなのか?全く別件か?ようしらん

平成感満載でたのしいねぇ

無駄に正義感の強い仕事のできる検事と、異端でくっそ家族思いの熱血やんちゃな刑事と、彼らが失ったものを全部持ってるマフィ
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修道女(1966年製作の映画)

4.0

リヴェットさんとかディドロさんとかボシュエとか、見るしかないやん

結局どこの世界にいても同じこと。自分を誤魔化しながら生きるか、それしかない逃げ道に縋るか。

どうせ同じことの繰り返しなんだからって
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.8

乾いてるし渇いてる。渇きが現在で偽りが過去
あまりに最後が唐突すぎて、そこは原作のほうがよかったな


田舎を逃げ出してきた都会の人の典型像

エリックバナ、あまり表情変えない感じが将来リーアムニーソ
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.6

最初見たときとても怖くて悲しい気分になった
結局どうにもならない虚しさ、だけど警察はとにかくザル。。
子供1人守れずして、何の平和な世界ぞ
70年代新たに出てきた種類の事件。まだ指紋とかDNAとかもあ
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.9

妻、前半しか関わってこなくて草
大部分家族じゃん
愛とかじゃなく、壊れるべくして壊れていった精神の物語。世知辛い。その根底に無意識のうちにいるもの。
電気と愛を結びつけるにはあまりにも唐突すぎるという
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.1

人生ってこんなもん
恵まれたやつの軽い好奇心の危うさ
畢竟全てFワードでまとめられる

お間抜けおトム顔も無敵のおトム笑顔もたまらんが、ニコールキッドマンのかっこよさで持ってるこれはハマる
出てきた途
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.1

やっぱりエゴの塊
世界の風紀委員って見たけど、自分の周りしか気づかないクソ教師の方が近いんじゃない?
finalとか言って終わらせる気ゼロでしょ。。。
終わりの始まりってラストだったわよ🤔
エンディン
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

むかーし武井咲がやってたWの悲劇みたいなもんかと思って見始めたら

イメージ通りのおハイソねぇ。絵に描いたような嫌な上流。宗教が絡まない分流動的でより反吐が出る。

でも若者はどの階層でも若者だ。どの
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

字幕よこせって心の底から思った
が細かいセリフはなくてもわかる雰囲気映画

話も面白いし暗くて良いラストだし不幸しかないのもたまらんしキャラの個性がみんな立ってて楽しかった

まあほとんど役者しか見て
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チェルノブイリ1986(2020年製作の映画)

3.9

話としてはオンリー・ザ・ブレイブと似たような感じだが、不用意に英雄を求めないところがアメリカではない
ただ淡々と「1番の被害者真っ先に駆けつけた消防士たち」を描いた。9.11でもネタになりがちだけど、
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

ペドロん???初登場シーンもあの嬉しい顔なに???切なそうなかお何???あいぼう????ぺどろん!!😭😭!!何あの笑顔🫠🫠🫠🫠ちーむ。。。家族より相棒…マック呼び…same mud same bloo>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.4

一作しか見てないけどよく考えるとジョンウィックと同じに見えて内奥が根底が全然違う
ジョンは基本自分のためのエゴしかない。自覚があろうとなかろうと。でもロバートマッコールは人の為と言うエゴを持っている(
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.8

ジョンウィク4を見たので

臭い演技でCameraを独り占め、キアヌじゃん
階段から転げ落ちる、JWじゃん
スタントマンの不在、JWじゃん
JWはクレジットにスタントが他より多い印象よな

最低クズ男
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

なるほど80年代ナルコスの裏側

あのオープニングでつまらないわけがないのよ
劇伴最高なのよ。
でも脚本はチープだし犬も定番

ヘンリー可愛い子グマかわいいだけで酒が飲める
エディの二人組もしんどいし
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赤と黒 デジタルリマスター版(2009年製作の映画)

3.3

いや映画にした意味。原作読めば十分よ。


小説とは、道に沿って持ち歩く鏡である
ナポレオンは赤軍人の鮮やかな赤
主人公ちゃんは聖職者の深い闇

ジェラールフィリップうますぎん?ものすごく理性的ではあ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.5

役者目当てでしかない
予想外の出来事に混乱するスターロードにしか見えないけど。クズだし自堕落だし
マイケル・シーンにはなんでこんな虚無った機械っぽいやつが似合うんだろう🥰ほんと天然人でなし✨でもちゃん
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.5

関東圏だからわかるけど、それ以外だと地名とか入り込めないんでねえか?


ほんっとくだんない
魔夜峰央好きだから劇場にも見に行ったけどほんと腹が捩れるほどだった
ほんと無駄にお金かけて煌びやかで
昭和
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