「身体にまつわる自己決定権・執行権の不平等の話」だと考えると、最後に主人公が目指す先は納得!なんだけど、将軍への処置はそれでいいのか…?
オムニバス形式の3人のユダヤ人のエピソードを通じて、凄惨な戦争の後に始まる、「回復」の過程の始まりを描いている映画だと感じた。
ホロコーストは「ユダヤ人」という集団に起きた悲劇ではあるものの、それら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コロナ禍・貧困の描写は、日本と重なる部分もありつつ、「余裕のある人から国を移ることができる」といった香港ならではの部分も見えて興味深かった。
ただ、アンジェラ・ユンのスタイリングがどうしてもしっくり>>続きを読む
「映画館」という空間に行きたくて見たけど、元気のない時に見るとかなり体力取られた…特に海のシーンは視覚情報としてかなり処理に負担がかかるんだと反省。
何も考えずに笑えて平日の夜にちょうどよかった。ちょこちょこ挟まる会社あるあるがちょうどよく笑ってしまう。
わけわからんけど面白かった!「映画」でできること詰め込みました!という感じ。
でも、犬をもう少し大事にしてほしい…
特別なギフトがもらえない側の主人公の話。この作品に限らず、ここ最近のディズニーは、過去の自分たちが作り出してしまった呪いを解こうとしている。
歌も世界観も結構好きだけど、後半から明らかに駆け足になっ>>続きを読む
中村倫也に褒められて、吉岡里帆が歯を食いしばりながら喜ぶ自販機のシーンがめちゃくちゃ良かった。わかる、仕事してるとそういう喜び方しかできない時って、本当にたまにだけど、確実に訪れるよね、と思った。
なんでこの邦題になったのか、その会議の様子こそ見たい。
切れ者ポジションにいるアイヒマンが、終始ユダヤ人に対して一切の感情も(憎しみさえも)出さなかったことは、「エルサレムのアイヒマン」で描かれてい>>続きを読む
ドイツの映画館で見た。言葉がわからなくても十分面白かった。
子ども向けではあるけど、ホームアローンやスノーマンなど、名作オマージュは、大人の観客に対するアードマンからの目配せだと思った。作品への愛を感じて、アードマンに就職したい気持ち高まった。
Netfli>>続きを読む
自分自身ディストピアは嫌いではないと思っていたけど、子どもが辛い目に遭う描写が地味にキツかった…登場人物それぞれの葛藤ももう一歩深く見たかった…
IMAXで見たらめちゃくちゃ良かった〜然るべきお金がかかっている感じがあったし、音楽もすごく良かった。
冒頭のシーンが劇中で再度出てくる際、文脈を理解して初めて、私(観客)自身が「見られることなく見る>>続きを読む
恐竜が出てくる頻度、間隔、演出がアトラクティブで良かった。前作より好き!
映像作品としての良さもありつつ、ねもしゅーらしい舞台感ある演出で良かった。人間のダサいとことかずるいとことか、それでも真摯に生きている姿を映すのがうまい。
本編関係ないけど、エンドロールの前田敦子と>>続きを読む
劇中劇の効果がかなり良い!スタントもあるけど手品っぽいギャグが多い印象。めちゃ面白い〜〜
ビリーワイルダー脚本だったので見てみた。ステレオタイプな笑いは時代を感じつつ、セリフがない部分も含めて脚本が練られている感じはビリーワイルダーぽくてオシャレだった。
流行りの帽子がテレタビーズすぎる>>続きを読む
面白かった!予告から、ナチスの話かと思ってたけど、あくまでも物語の一部だったのは意外。
物理的な移動が少なく会話を軸に展開していく、極めて舞台的な映画だった。