NaruYamagaさんの映画レビュー・感想・評価

NaruYamaga

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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.0

目まぐるしく切り替わる映像とわざとずれた音楽が現実と空想の境目を曖昧にし、「今」がどこなのかが最後までわからない。けれど、何が起こったのかははっきりとわかる。1人でカフェオレボール4つはあまりにも悲し>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.7

どんな映画かと問われたら非常に困りながらで社会派エンタメスリラー系オムライス映画と答えると思う。
霊界版シン・ゴジラ(B級)でもいいかもしれない。
柴田理恵が祝詞を唱えながら歩くシーンを待ち受けにした
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デカローグ デジタル・リマスター版(1989年製作の映画)

3.8

因果応報ではないけれど、ある殺人に関する物語の終映後、暗闇で何かを落とした人が落とした物を見つけられず出口渋滞を引き起こしていたので待っていたら、
それを知らない後ろの人が
「出るなら早く行けよ」と心
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。
エンドロール10分あるなら本編10分伸ばしてほしい。ラストだけ少し雑

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.5

検閲を逃れながらも詰め込まれまくった10年間の話。
突然イジメにあうし、唐突に告白するし、一瞬で心神喪失する。
そういえば青春の記憶は断片的。

光がとても美しかった。
中国の歴史をもう少し知った上で
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.8

動く絵画。贅沢。
二度寝したときに見る夢のような映画。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

「家に帰ってタモリ倶楽部を観るから飲み会に行きたくない」という理由が本心ではなかったのであれば納得のいくオチだったが、そうでなければ恋愛映画のイデオロギーを乱暴に押し付けられた気分。

よく見る目につ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

大衆的でわかりやすいメロドラマなのに余白がちゃんとあって本当にお見事です。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.5

冬の木の枝は鋭く痛々しいし、数年後の春の木漏れ日も逃れられない恐怖心が漏れ出す逃走線を意味しているように思えた。

ラストの
「男の子が産まれたら愛を教え、女の子が産まれたら世界に羽ばたけと伝える」
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消えた16mmフィルム(2018年製作の映画)

3.6

16ミリフィルムの映像やフォトコラージュが多い白昼夢のような映像に引き込まれた先に、Nスペみたいなドキュメンタリーが待っていてギャップがいい。

抑圧された体制に抵抗し、青春と貯金をはたいて制作したフ
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マッドタウン(2016年製作の映画)

3.0

変な映画。嫌いじゃない。
とても弱肉強食

ホームレスがスノードームをモモアたんにあげるシーンだけグッときた。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.2

ガスヴァンサントの主人公はだいたい幸せになってくれない。辛い。でも美しい。美しいという言葉が陳腐に聞こえるくらい高潔。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.5

うつ病であんまり笑わないんだよね。って言ってた子が爆笑してたからこれは最高

羊の木(2018年製作の映画)

2.2

オチがインディージョーンズみたいだった。

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