やっと観た……すごすぎる……大傑作!地獄に接続する映画。間違いなく高橋洋の最高傑作。というか、ホラーというジャンルを更新し続けて、ついにこんな凄まじい映画が存在していることに、心から勇気をもらった。観>>続きを読む
大傑作。
企画それ自体のポップさと乖離する、ホラー映画と真正面から向き合ったド直球ガチホラー映画。
あらゆるテクニックを駆使して描かれる恐怖演出は、ジャンプスケアやゴア表現に頼ることなく、"ホラー映画>>続きを読む
爆泣き……
もうMCUどうでもいい、マルチバースつらい、そろそろ離脱するしか……と興味も薄まり、ガーディアンズvol.2もラストの擬似家族エモ演出が流石にやり過ぎで、そういうことじゃない、もういいや…>>続きを読む
作り手が語りたいテーマの主語を"女"とか"男"とか容易く使用してしまっているせいで、これがフェミニズムだとかマスキュリズム批判だとか論争されてしまっているわけだが、そうではなくて、死の恐怖や不安、自己>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スタジオジブリ、死す。
スタジオジブリという名の王国の崩壊、インコのように宮崎駿の模倣に徹したクリエイターたちは当然その地位に立てず、そして子孫は跡目を継ぐことを拒否する。王国は消滅し、現実から幻想>>続きを読む
試写で観ました。
タイ・ウェストごめん!
前作『X』に若干ノレず(面白い試みをたくさん遂行しているし傑作だと思うけれど、かろうじて"好き"に達しない感、たぶん俺が悪かったです)、そのポストクレジットで>>続きを読む
前半の古き良きアメリカ冒険活劇はジェームズ・マンゴールドお得意の的確さで想定内、オモシロイナーとニヤニヤ観ていて、中盤の2回目のカーチェイスくらいから、いくら何でも長すぎる……と寝落ちしそうになり(寝>>続きを読む
大傑作。めちゃくちゃ好きだ。
この映画は「ホラー映画」もとい「心霊映画」であると自分は感じた。
その理由も含めて、以下に書けるだけ感想を書く次第。
自分がこの映画の存在を認知したのは2017年だっ>>続きを読む
ありがとうございます。大感謝。
俺が観たかった『シン・ウルトラマン』と『シン・仮面ライダー』を見事にやってくれていた……(号泣)
『グリッドマン』も『ダイナゼノン』も、「エヴァより面白かったアニメ>>続きを読む
ネオJホラーの名作。
なにが名作って、ホラー映画の話になると、ちゃんと「『残穢』以前、『残穢』以降」と扱われている昨今ですから。
『リング』『呪怨』『残穢』、こう並べてしまっても過言ではないと思いま>>続きを読む
俺は2の方が好きです。これが作りたくて1を撮ったんじゃないか?!ってくらい脚本もアイデアも前作の使い方もよく出来てて、つまりは『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』なわけです。
どう考えても1>>続きを読む
良作。ティーンスラッシャー以上でも以下でもない、と書くと批判のようだけれど、ティーン向けにこのような映画が存在していることはあまりにも大切だと思う。
ホラーとコメディは表裏一体な関係性にあり、コメディ>>続きを読む
巷で言われているようなミソジニーホラー(『透明人間』『アオラレ』『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』など)だという先入観を持っていたけれど、そうではなくて、むしろミソジニーとミサンドリーの表裏一体的写し>>続きを読む
ロバの映画かと思ったら「アンタらにはロバに見えているんだろうけど、すべてを目撃し、すべての罪を受け入れる超越した存在、"聖なる存在"が、もしかしたら"ロバ"なのかもしれないよ」という聖なる映画だった。>>続きを読む
超絶オールタイムベスト。
ルイーズ・ブルックス特集@シネマヴェーラ渋谷にて。ソフト入手困難、サブスク未配信作品とあって、満員の劇場。
老シネフィルおじじで埋め尽くされると思いきや、自分よりも若い男女カ>>続きを読む
大傑作。なんの文句も無い。
かつてのファンタジー映画の「ココ最高!」部分を軽快にアップデートしながら、大人も子供も信じられる世界観を確実なショットで魅せていく。
他の誰よりも真面目にファンタジー映画>>続きを読む
大傑作……映画愛なんかの映画ではなく、映画を撮ることの暴力性と、映画を撮ることの呪いについての誠実すぎる映画。
スピルバーグファン以外には響かない?なんて鑑賞前に思っていたこと自体が恥ずかしい。映画>>続きを読む
キューティーハニーリベンジ
そうそう、庵野が撮りたい実写映画ってのはこういうのだったよね……
そのうち追記します
先行上映にて。
『君の名は』『天気の子』『すずめの戸締り』、三部作の試みを尊重致します。
狂人たちが絶やさぬ"火"に世界や物語それ自体が巻き込まれながら"燃えていく"。何があっても再加熱可能で、ウルトラアクティブな"才能"に憧れと嫉妬を感じながら、"何かを好きな人を見つめることの豊かさ"に>>続きを読む
ポスト・ポストモダン映画最高峰。「映画」の原初的な「おもしれぇ〜〜!」という感覚と「何やってもいいんだ〜〜!」という輝きに満ちている。タランティーノのIQは160と言われているけれど、ガチで天才じゃな>>続きを読む
「B級ホラー」という枠組みの中で「別のこと」をやっている、そのアイデア自体はとても面白いのに、テーマやメッセージを開始10分間で全部台詞や歌詞で説明してしまう感じ、作り手の不安が顕著に表れているように>>続きを読む
初見。作画が特異で楽しい。悪役のハデスが終始おちゃらけていてとても可愛い。青→赤で怒りの表現もベタだけど何気に上手い。あとヒロインのメグちゃん(メガラ)が最初、完全にハデスの手下として悪役で登場するの>>続きを読む
あらゆる会社の垣根を越えた悪ふざけはやっぱり楽しい!不気味の谷フィールドで『CATS』の猫がいて爆笑してしまった。
今年ベスト級の大名作。泣いた……監督の前作であるアカデミー賞も受賞した肉まんくん短編『バオ』も素晴らしかったけれど、まさか長編の作劇もここまで天才的に上手いとは……ティーンエイジャーが動物になったり人>>続きを読む
午後ローでやってたから15年ぶりに何気なく観たら「会話がオシャレだなあ〜〜」と最後まで楽しんでしまった。有名なラストよりも「この本オマケしておきます。燃やせるし、魚を包んで焼くことも出来る」とか「苦労>>続きを読む
爆発大傑作。今年はアンタが優勝!!!
頭に金属ブチ込まれた女が車とセックス!という、鑑賞前にやんわりとインプットしておいたセンセーショナルなあらすじと予感を遠く離れて、どんどん予想外のベクトルで作劇>>続きを読む
銀残し!カイル・クーパーのタイトルデザイン!地下鉄で揺れる家!メトロノームとナイフをブン投げるモーガン・フリーマン!警察署での「ディテクティーーーーーーーーーブ!」!箱!
中1の頃にバッドエンド映画>>続きを読む
超面白い。全編のほとんどが「レオス・カラックスの映画だから」という免罪符で許されているような、茶目っ気と悪戯心と誠実さと真摯さと揺るぎなさで紡がれていながら、カラックス誰ソレ?という人が観ても「なんじ>>続きを読む
「2020年、東京オリンピックの年にテレクラキャノンボールを決行する」の有言実行。
黒田さんの天然奇行に爆笑!!
優勝監督が撮ったラストショットの美しさに泣きそうになるが、それは2020年当時のアク>>続きを読む
ドン引き海物語。知ってはいるけれど実は観てない映画というのは幾多もあり、『グラン・ブルー』もその一本だった。作品の内容を、恐らくは雰囲気重視のラブストーリーだと予想していて「男は恋をした、イルカのよう>>続きを読む
好き。面白い。フィルムノワールの好きなとこだけやってみた!ファムファタールものもやってみた!『上海から来た女』も『恐怖のまわり道』もやってみた!という、いつものデル・トロさんの無邪気な遊び心によって1>>続きを読む
『TAKESHI'S』に続く"自己言及三部作"の2作目であり、前作で「役者・北野武を壊す」を遂行して、今作では「映画監督・北野武のキャリアを壊す」を試みている。
次々と「映画」たちが創造されては殺され>>続きを読む
名探偵バットマン。またシリアス路線でアメコミやるのかよー、もういいよー、明るいのがいいよーと、多少は身構えつつ観たけれど、意外にもアッパーな演出が多くて「よっ、コウモリ屋!」と叫びたくなる箇所がいくつ>>続きを読む