ずっと、喉のところにまで迫り上がってきている感情をどうにか押し留めながら観る、いい意味でそんな作品だった。
決壊するわけではないけど、少し油断をしたら溢れそうになる自分の過去の苦さや甘さ、切なさ。爆発>>続きを読む
きっとこの先何度もこの世界観に触れたくなる。そんな風に思わせてくれるこの作品に出会えて良かった。
原作もそうやって何年も何年も繰り返し大切に読んできた。
こんなに思い入れのある作品なのに、キャストに全>>続きを読む
こういうの大好物。
実際にどこかに居る人の日常を盗み見ているような感覚。菅田将暉、池松壮亮の演技は良い意味でもはや演技じゃない。あれはまさに学生時代、駅で電車待ちをしていた時の男子の何気ない日常会話だ>>続きを読む
何が善で何が悪なのか、何を信じたらいいのか解らなくなる。
警察やら教職員やら色んな人が加害者となる事件が蔓延するこの時代に生きていると、立派な肩書きの皮をかぶっていても所詮中身はみな同じ、只の人間なん>>続きを読む
雨の日が、今までよりちょっぴり好きになる。
明日からの日々が、何だか今までよりちょっぴり素敵なものになる予感がする。
そんな“ちょっぴり”が散りばめられた美しい物語でした。
絶妙なところで流れる秦さん>>続きを読む
人間の弱さと、そしてそこから生まれる強さを浮き彫りにした作品。邦画の良さがすごく出ていた。
キャストの演技にひたすら圧倒されて、怒りだけでなく悔しさや切なさ、色んな感情に自分自身も押し潰されそうになり>>続きを読む
女子高生も、春子も、そしてアイナも。みんな年齢や手段は違えど理不尽な男達と戦ってる。
若さっていう最強の武器を手にしている女子高生は1番大胆な方法で。
それとは対照的に若くて眩しい時代を超え、良いも悪>>続きを読む
映画ではなく、漫画を読んで脳内再生してるって思えばアリな映画。
とにかくみんな本当に漫画から飛び出してきたかのような美女&イケメン。
学校って学生にとっては全てで、やれ誰と誰が別れただの誰と誰が喧嘩してるだの、それこそ誰が部活を辞めただの、そんなことがとてつもなく大きなことなんだよなぁ。
大人になってあの頃を振り返ると本当にしょうも>>続きを読む
何故私の通っていた学校には山崎賢人がいなかったのだろう!
とひたすら想う、そんな映画。
今年観た邦画のBEST3に入る。
森田剛の演技が素晴らしい。そして濱田岳とムロツヨシの安定感といったら。
普通の日常から空気が一変することを表現した、タイトルが入るタイミングも秀逸。
最後の麦茶で涙>>続きを読む
どんなに願ってもあがいても、あのキラキラしていて眩しくて、全てが輝いていた青春と呼ばれる時代にはもう戻れないんだということをひたすら実感した、そんな映画だった。