momoさんの映画レビュー・感想・評価

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湯道(2023年製作の映画)

4.5

爆笑するつもりで映画館に行ったのだが、結果大泣きしていた。
笑いながら泣けてくる、そんな作品。
今なお残る昔ながらの銭湯と、そこに集う人々を中心とする人間ドラマ。
出演者がまたいい。一人ひとりの個性と
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総理の夫(2021年製作の映画)

4.0

女性総理は日本ではまだまだ現れそうもないが、あってもおかしくない話。
中谷美紀演じる総理が理想に燃えて次々と実行に移すのがとてもいい。現実には利権絡みの政治家ばかりだから、ぜひともこういう政治家がいて
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

4.5

いつの間にか泣いていた。
農業高校いいな。生きた学びがある。偏差値で輪切りにされた今の進路指導て何だろう。やりたいことをやれる、たとえやりたいことが無くてもやりたいことが見つけられる、そんな教育環境て
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

4.0

幕末長岡藩家老河井継之助の物語。
河井継之助については非業の死であったことは知っていたが、その思想信条までは把握していなかった。
明治維新ではどうしても勤王の志士たちに称賛の目が向けられ、佐幕派につい
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.0

初めこそ軽快なテンポで面白みもあったが途中から冗漫に流れて飽きた。長い。一貫性も感じられない。脚本誰だ?と思って見たら古沢さん。大河「どうする家康」は興味深く見てるがこの脚本はいただけない。つまらん。>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

非凡な姉と平凡な妹。ありがちなパターン。妹にしてみれば姉は自慢であるとともに嫉妬の対象。自分が憧れていた人が姉を好きであったら、かなり切ない。
姉は非凡だからといって必ずしも幸せな人生を送れるというも
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

4.0

竹内結子に言う「ブス」は「愛してる」にしか聞こえんていう確定案件。
市原隼人さんと長澤まさみさんの初々しい姿に時の流れを感じた。
現実でも竹内さんがもうこの世の人ではないことにも。

亡くなった人を思
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ゲキ×シネ「神州無頼街」(2023年製作の映画)

4.5

ゲキ×シネを映画館で観るのは初めて。
大画面で観てるとこれがシネマということを忘れる。あたかも福士蒼汰くんが目の前にいる感じ。
観賞後はパンフレットを購入。配信ではこうはいかない。
内容はこんなどんで
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

動物たちの擬人化が違和感なく見事。
ユーモラスで小ネタが効いている。何度も吹き出した。
ミュージカル仕立ての部分も好き。
ピーターたちとマグレガーの攻防も見応えあり。
最後に結果ピーターがキューピッド
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

どうしようもない老人とそれを支える健気な妻の物語。
沢田研二さんと宮本信子さんが老夫婦を好演。
TOKIOでイケてた沢田さんがこんな役をするようになったのだと感慨深い。
二人の若い頃を菅田将暉くんと永
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

4.5

3回目か4回目の鑑賞。
主演の松潤はもちろんヒロインの上野樹里ちゃんが素敵。
二人の甘い恋模様から悲しい別れまで胸がキュンキュンする。
潤くんが恋に不器用な男を演じてるのもオモシロい。
姿を消した愛し
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

タイムリープ系は好き。
はじめ日常の些細なことの解決のために過去に戻る主人公の少女に共感が持てなかった。
だが容易に過去に戻ることで他の災いを生むことが主人公にもわかってくる。
お気楽な主人公が様々な
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

前回のようなストーリー性が感じられなかったのが残念。
山の民の設定も謎。同族での殺し合いは無意味だろと。
超ヤバヤバなアクション映画だったことは事実。
山崎賢人くんの躍動感溢れる動きと清野菜名さんのキ
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劇場版 にゃん旅鉄道(2022年製作の映画)

4.0

地元会津の映画なので気になって観てきた。
会津鉄道はよく利用してる。
第三セクター化されるときに亡父が地元応援で株券を買ったのを私が相続。
株主優待で乗車券が送られてくる。
呑み鉄しながら田島まで行っ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

草太を想うすずめのひたむきさがいい。恋は原動力。
全体的には難解かも。解説動画を見てようやく理解できたところも。
東日本大震災が想起され、東北人としては他人事に思えなかった。
災害を未然に防ぐことがで
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.0

給食をこよなく愛す中学校教員の物語。
主演の市原隼人さんがこんな教員いねーだろレベルのカッコよさ。
給食を食べるときの真剣過ぎる姿勢に笑いを誘われつつ、幸せホルモン全開の表情にこちらまで超幸せな気持ち
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

市原隼人さん演じる主人公の給食愛に満ち溢れた映画。
市原さんが超美味しそうに給食を食べるのにただただ見とれる。
たかが給食。されど給食。
食のあり方、食を通した人間関係のあり方について考えさせられた。
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キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

4.0

エルサレム王に愛され、民衆を守るために戦うバリアンをオーランド・ブルームが好演。
人妻である王妹との恋にもエルサレムの権力争いが影を差し、その行方に心がざわめいた。
イスラム教徒の王サラディンとの攻防
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.5

ジャニオタの私がずっと気になってた作品。
後半の展開にただただオドロキ。
蓮吾の死の種明かし。
友情とは。
役者の演じ分けにも感心。
「蓮吾とは違う」の意味。
なんか刺さるものがあった。

県庁おもてなし課(2013年製作の映画)

4.0

高知県庁おもてなし課職員の奮闘物語。
錦戸亮くんと堀北真希ちゃんの初々しいラブストーリー仕立て。
錦戸くんの爽やかさと真希ちゃんの可憐さがとてもいい。
二人の恋は見ていてちょっとじれったくて、いつの間
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.8

ジワル。テンション、巻き込まれた営業部のみんなとシンクロ。
「現実にせんとあきませんよね。」
夢は現実になる。

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.5

今私たちが置かれている状況を分かってて観ると、なかなか感慨深いよ。
私たちは空を覆う煙を吹き飛ばして、星を見よう。みんなに見せよう。
今はその闘いの途中なんだ。

ただ、えんとつ町を作った連中が、中央
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

1.0

Paraviのレンタルチケットで。高校生が戦国武将と戦うという面白そうな筋立てと三浦春馬くんや新田真剣佑くんが出るということでチョイス。冒頭の10分で強制終了。グロいのダメなんで。チケット 損した。あ>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

2.5

Paraviのレンタルチケットで鑑賞。五代友厚と言えば、ディーン・フジオカさんがまず思い浮かぶが、三浦春馬くんが演じたらとんな感じだろうと興味を持って観た。春馬くんの五代もなかなかに良い。若い頃の日本>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

1.0

天海祐希さんが座長を務めた「ゲキ×シネ『修羅天魔~髑髏城の七人』season極」で竜星涼くんを初めて知った。その演技力が素晴らしかったので、彼が主演なら観てみようかということで鑑賞。観始めてビックリ!>>続きを読む

任侠学園(2019年製作の映画)

3.5

以前知り合いに「この本スゴくいいよ。」と原作本を薦められていた。まだ読んではいないが、映画化されていたので先に観賞。ヤクザが学園の経営に携わり、停滞した学園を変えていくという話。任侠×学園というと「ご>>続きを読む

リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.5

夏・秋を観て引き続き観賞。美しい映像つきの贅沢なレシピ集。餅やハット、凍み大根の煮物。寒さも恵み。雪は厄介者だが、それすら味方につけて生きていく。人間てたくましい。小森に生きる人々の生活には厚みがある>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.0

時系列がくるくる変わるので最初とまどったが、時空を越える話としては矛盾点も感じられず、かなり良くできていると思った。時代時代の空気感もよく表していて、懐かしい感じがした。実は、西田敏行さん演じるナミヤ>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.5

眠いときに観るな。眠ってしまう。腹がすいたときに観るな。いっそう腹がすく。前半何回かリタイヤした。マイリストに入っていたので観てみたが、今となってはなぜ入れたのか定かでない。農村の自給自足の暮らし。ゆ>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

田辺聖子氏の原作に合わせてか、昭和の色調で描かれている。ジョゼの手料理を美味しそうに頬張る妻夫木聡さんの表情が良かった。私も食べたくなった。料理上手って最高の特技だと思う。ちょっとしたものを美味しく作>>続きを読む

僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)

1.0


「今夜、ロマンス劇場で」「映画ひみつのアッコちゃん」からの綾瀬はるかさん主演つながりで鑑賞。興味をそそるタイトルに期待が膨らむ。だが、しょっぱなから万引き、食い逃げ、窓ガラスへの投石、暴力と犯罪行為
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

4.5

「今夜、ロマンス劇場で」からの綾瀬はるかさんつながりで鑑賞。自称大学生、実は魔法のコンパクトで変身した小学生「アッコちゃん」を演じた綾瀬さんがめちゃくちゃ可愛い。見た目は大人なのに話し方や身振りが子ど>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.5

究極のプラトニック・ラブの物語。「ロミオとジュリエット」と「人魚姫」を掛け合わせたお話のような気がした。映画の助監督の青年とスクリーンから抜け出したお姫様の切ない恋。二人の恋の障害は触れ合うことができ>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

4.5

AIというから科学的な無機質な話かと思っていたら、泣いて泣いて泣けるヒューマンな話だった。これは未来のおとぎ話だ。子どもロボットのデイビッドがピノキオと重ねて描かれている。人間になりたい、愛されたいと>>続きを読む

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

4.5

序盤から泣いてしまった。余命わずかっていうのに弱いんだよ。横浜流星くん演じるトオルの境遇を思うと切なくてたまらない。清原果耶ちゃん演じる凪も。生きることの意味って死を意識しないと気づけないものなのか。>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.0

曰く付きの映画になってしまった本作だが、海外でも絶賛されていると知り、諸事情はさておき観てみようと思った。最初に思ったのは唐田えりかさんは美人ではないな、ということ。彼女を"新星"ともてはやす意味がわ>>続きを読む

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