うーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

最初から善人だったわけではないという前半の描写がシンドラーの心の変化をより顕著に表していた
富・名誉・女性を貪欲に求めていた彼が
最後に自分の浪費を悔やんでいた姿は目に焼き付いて離れない
このように後
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.5

アメリカ人の方が作ったとは思えない、邦画なのではないかと思ってしまう程に日本への最大限のリスペクトや配慮が感じられた
なんなら少し日本寄りすぎて驚いたまである、クリント・イーストウッド監督は多角的な視
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パージ(2013年製作の映画)

3.6

割と初っ端から飛ばしてる系だから、序盤から面白くないと映画見る気にならない人とか飽きちゃったり途中で辞めちゃう人にはにはすごく良さそう
この映画が好みだった人にはジョーダン・ピール監督の“ゲット・アウ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

変人具合がたまんねえな🥹
前半の少年期のシーンでは、BLとかが流行りすぎて男の子の友情を真っ直ぐ見れなくなってしまったな〜よくない〜😭なんて自分を責めてたけど自分の感じた微かな感覚は合ってたみたいでび
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野火(2014年製作の映画)

4.4

あえて観客に解釈させる余白
ドンパチしてる戦争映画を続けて観ていたこともあって、このようなお話は珍しく感じたけど、日本兵の死因は高い割合で餓死だったとも言われてるしこれが現実だったんだなと思った

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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.4

牛城事件、知らなかった…
阻止されてなかったら大幅に歴史が変わっていたと思うので、むしろ授業とかで扱わないのが不思議、自分が忘れてるだけかな?
松坂桃李くんの血管浮き出して怒ってからの演技は狂い方が本
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ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)

4.0

北軍の新兵の遺留品を見つけた時に死体がなかった理由を誰か教えて下さい…
調べても出てこない(TT)

ベトコン、北ベトナム正規軍、ゲリラとかごっちゃになってたので調べながら鑑賞
あまり授業で扱わない戦
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.8

世界の警察アメリカ、大変すぎんか
Tシャツ1枚で銃持って突っ込んでくる民兵達はほんとに恐怖映像

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

いぬ!!!!!(TT)
まじそれだけは、と思ったことがそのまま起こって辛すぎ
ストーリーは軍曹の優しさによってほんの少しだけ救われるけど、全体的に目を背けたくなるような場面多い
少年兵達を目の当たりに
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.1

日本兵が敵って客観的にみるとかなり恐ろしいな…
戦争映画では「衛生兵ー!!」と叫ばれるシーンがよくあるけど、他の映画ではあまり触れられない彼らの役割や、兵士とはまた違った苦悩について知ることが出来た
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

冒頭から衝撃、赤い波打ち際にただただ驚く
話が進むに連れて隊員たちと同じく
ライアン、どんな末っ子野郎だ😡?と思い始めるけど、仲間想いの強い信念を持つ青年だったのでなんとも言えない気持ちになってしまっ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

史実を知らないまま鑑賞したのと、ノーラン作品はこちらが初めてだったので理解するのが難しかった
でも音響への強いこだわりはしつこいほどに感じられたので、新しい映画体験だったなと思う

プラトーン(1986年製作の映画)

3.6

ベトナム戦争の滅茶苦茶な感じは伝わった
特に接近戦は本当に悲惨すぎて、敵味方言ってる場合では無い状況が良く表現されていた
やっぱり戦地がジャングルなだけあって他の戦争映画とは毛色が違う、いつどこからや
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.2

大戦を1つの映画にまとめているので人物などは覚えずらかったが、ミッドウェー海戦の双方の攻防やアメリカが情報戦をかなり重要視しており、それが勝因の1つになっていることなどがよくわかった
敗戦国の日本を悪
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.5

前半はカーツ大佐について文章でしか伝わって来ないのにあそこまで不穏な気持ちにさせてくるの凄いと思った、まじで死ぬほどザワザワしていた
それだけではなく、ちょいちょい矛盾というか日本人には1回で消化しき
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フューリー(2014年製作の映画)

4.5

戦争映画は1つの戦争を描こうとすると人数も沢山出てくるし場面もよく切り替わるので訳分からなくなるけど、これは1つの部隊にフォーカスして話が進んでいくため、すごく見やすかった
戦争下ではこうも人の心は変
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.2

私もダイエットサプリの副作用で物事に興味が湧きにくかったり、頭がボーッとした経験があるから、投薬の影響で大好きな料理に支障が出たことで、薬によって自分の個性が奪われることに恐怖を感じているとこは少し共>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.3

ちょっと長い、けどその長さが必要だと理解できるくらいに時間の経過と共に変わっていく当時の人々の心情が鮮明に伝わってくる
ナチスの行く末を察しながらもダンスパーティーを催すところと、ゲッベルス夫人が子供
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

“チョコレートドーナツ”て邦題素敵🍩🫶
手に取りやすくスマートだけど、後から見るとジーンときてしまうようなタイトル…
にしてもあの上司いじわるすぎんか、人のこと面白がってゴシップにしたがる人はどこにで
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

4.1

成り上がったバリキャリが過去の苦労を振り返る話くらいに思ってたらかなり重めでびっくり
ディーンとの会話シーンは思わず、頼むから録音していてくれ…!と願いながらみてしまった(笑)
めっちゃすっきり!!と
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.1

正直戦闘シーンはアメリカ兵なのかイラク兵なのかよく分からない場面が結構あった
実際の戦争とはそういうものなんだろうなと思う
レビューの通りラストはかなり衝撃的、鑑賞後少し調べてみたが戦争によるPTSD
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

あの水に落ちていくシーンは頭から離れない
現実とそれ以外とがかなり交錯し合うので理解するのに難儀した面もあったが、それも含めての表現なんだと受け取った
なによりルナの存在がフィクションであるということ
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第9地区(2009年製作の映画)

2.7

ヴィカスに感情移入出来ない時点であんまりな気はしてたけど最後までそんな感じだった
“ライフ”でも思ったけどなんで地球外生命体を自分たちより下等な生物だと決めつけられるん…
でもちびえびはかわいかった

13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.1

黒人差別を扱った作品は何本か観てきたが
その中でも1番質の高い教材だったと思う
これを観るまで憲法修正第13条のことについて何一つ知らなかった、自分の無知が嫌になる
私も思い返すと黒人男性に対して厳つ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.5

物語後半はセリフ1つにも、えっ?は?てなるので、是非えっ?は?てなって欲しい
今なんて言った?大丈夫か?みたいなシーンたくさんでてくる
終盤のぐるぐるルーレットシーンは1周回って笑えた、シュール過ぎん
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.6

『ベトナム行く前に戦争終わっちまうよ』
まじず〜とパンチ効いてるワ😅
人生で1番字幕が汚い映画だったよ
ラストの💥🔫はやさしさ…よね
前半の罵詈雑言は語彙力エグいし、
後半はメッセージ性強いのよ
1回
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17歳(2013年製作の映画)

3.4

あんまりよろしくない題材のはずなのに
フランス映画ってだけでこうも芸術的に映されるのだからすごい
お金持ちで不自由してないのにどうして…っていうのはたまに聞く話ではあるので、だからこそという事情もある
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

2.5

ヨーロッパの映画を観たくて選んだけどあんまりだった
ジャケットはおしゃれだけど内容は内向的で芸術家肌な青年の話だから思ってたのと違う?となるかも、イェーイ✌️て感じでは無い
ジョークのノリはアメリカ映
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

最後の“セブン”感
韓国警察はこういう風に描かれがちだけど実際はどうなのか気になってしまった
あくまでフィクションで大袈裟に捉えてるのか、世界の基準から見てもずさんな捜査なのか…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

3.9

狂った愛すき
最後のシーンも刺さった🫶
これが好みだった人は
“彼女がその名を知らない鳥たち”
も是非観て欲しい

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

執着怖
ちょっと“ゴーンガール”みを感じた
愛の行き過ぎた結果なのかなんなのか

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.2

みるからに良い人ってタイプの主人公が罪悪感を抱えて、いつかバレるのでは?とハラハラしてるのが伝わってきてみてるの辛かった
自分だったら秋元康の曲みんな忘れてる世界線で無双したいな〜🎶(笑)

キャビン(2011年製作の映画)

3.6

有名な方々のどんちゃん騒ぎシーン死ぬほど最高すぎる
オチはすきくない

スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

3.7

みたこと後悔するタイプの映画そう〜(--;)って構えてたけど一瞬一瞬が絵画みたいで驚いた、手放しに大好き!とは言えないけど惹かれる感じ
飲み物注ぐ動作1つも美しいの😢
じじい達がみせた人間の嫌な部分抑
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

古めの映画みてもそう感じない!て思うことが多いけどこれは音楽からがっつり年代を感じた
もうとにかく銃社会の無敵の人怖い、海外は旅行だけでいいやって思っちゃったよね…