シネマ小僧さんの映画レビュー・感想・評価

シネマ小僧

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映画はシネコンよりも、試写会や名画座で観るのが好きです。

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

この映画を「見応えある」とか「面白い」とか、SNSでイイネ!するわけにはいかなかった。ハリウッド映画であれば善と悪がハッキリ描かれ娯楽作品として楽しめるが本作は違った。「勝者」も「敗者」も存在しない「>>続きを読む

ある船頭の話(2019年製作の映画)

2.5

その昔、シネセゾンで上映されるインディペンデント作品を好んで見た記憶が蘇る。オダギリジョー監督の作品にはそんな懐かしさがあった。商業的にはヒットしなくとも、映画とは何ぞや?映画監督とは何ぞや?そんな思>>続きを読む

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

5.0

映画を見終え「SHADOW/影武者」というタイトルは安易で適切ではないと思った。主人公の人生はそんなものでは語りきれないものがある。本作には色がなく水墨画の世界だけが存在する。監督は主人公が背負った人>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

留まることを知らない映像技術の進化が新たな娯楽大作を生み出した。ストーリー展開も観客が満足するように計算され、目の肥えた映画ファンを失望させない仕上がりになっている。私見であるが、本作には興行成績を塗>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.5

これまで個性の強い女性が演じてきた映画である。1954年ジュディ・ガーランド主演の『スタア誕生』、1976年にはバーブラ・ストライサンド主演『スター誕生』 、そして2018年はレディ・ガガ主演で『アリ>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.5

二人の対戦を知らない世代にとり本作は退屈です。ところが私みたいにセイコー・スーパーテニス「ウィンブルドン選手権大会決勝」衛星生放送を夜更かしをして観戦した者にとっては見どころ満載の映画です。テニスブー>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

二人のジャニーズ共演、藤島ジュリーK製作では興味すら出ない。ところが原田眞人監督脚本と知り俄然興味が出る。試写会に呼ばれ観ることになった。二人のジャニーズを監督がどう料理するか楽しみだ。癖のあるキャス>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

5.0

俳優たちの戦い、表現者としての意地、役者としての才能を問われる場、引退覚悟で挑んだ撮影現場、そんな事を観客たちが感じ取った映画です。特に少年Aを演じた瑛太さんは初っ端からしていつもとは様子が違う事に気>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

4.5

映画『サバービコン』は1957年当時ペンシルベニア州レヴィットタウンで起きた人種差別(実話)と、コーエン兄弟の未発表脚本(保険金詐欺殺人事件)をジョージ・クルーニが同時進行で映画にした意欲作。1987>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1973年のローマの夜を再現した冒頭のモノクロ映像に私は感銘を受けた。観光客で賑わうトレビの泉や車でいっぱいの繁華街を映したわずか30~40秒足らずのシーンはきらびやかでゴージャス。そのロマンティック>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

通勤列車や地下鉄、あるいは貨物列車を扱った作品はハリウッドのお家芸と言っても過言ではないが、ひとつのジャンルとして確立され作品数も多く出尽くした感がある。本作では保険会社を解雇された60歳の通勤サラリ>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

5.0

「食わず嫌い」「先入観」で物事を決めつけてはいけないことを本作を鑑賞しながら思った。若い世代に人気が高いトレンディー俳優を揃え、事務所の力を行使した映画と決めつけていた。「まぁ~B級の上がいいとこかな>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

2.0

近年フジTVドラマが面白くない。社長を交代してもさっぱりである。演出家の力が落ちているとは思えず、不可解なキャスティングミスも多く、謎は深まるばかりだ。その最大の原因は「脚本力不足」だと思える。本作は>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

捜査本部に集う刑事たちの男臭さが似合う映画である。警察手帳を手に持ち、殺された被害者の身辺捜査に始まり、現場に残された痕跡を科学的に調べ捜査に活かす捜査官たち。仮説を立て検証しても犯人に辿り着くことは>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

漫画家西岸良平作「鎌倉ものがたり」は、「三丁目の夕日」と並ぶ氏の代表作。ほのぼのとした作風と人情味あふれるストーリーは庶民の暮らしを独特のタッチで描いた昭和の名作です。そんな漫画の世界が映画になると知>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

5.0

日本の文化に惹かれ憧れ来日する外国人に付き添いレポートする「YOUは何しに日本へ!」や、日本の伝統文化を独学で学び日本人以上に日本人らしい外国人を招待し来日をサポートする「世界!ニッポン行きたい人応援>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

4.0

試写会場となった「よみうりホール」にガッキーが登壇すると満員の客席からキャ~♪いやギャ~♪である。幾度となく本会場で試写を鑑賞してきた私でも記憶にないほどの大歓声でした。石川監督、卓球指導を行った川口>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

多くの映画サイトで本作について語るべき事はすでに言われているので違った視点で書きます。『もし死体役のダニエル・ラドクリフが別の俳優、あるいは著名人だったらどうなるの~』を考えた。①ノーベル文学賞授賞式>>続きを読む

スターシップ9(2016年製作の映画)

5.0

試写会上映後すぐに聴いた曲がある。角松敏生デビューアルバム『SEA BREEZE』A面2曲目♪Elena~は本作の主人公ElenaとAlex二人の切ない恋心を代弁する曲です。映画とは何の関係もない19>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

2.5

スペースホラーの金字塔『エイリアン』の怪物の不気味さ、気持ち悪さといったらない。映画史に残る作品が人類に与えた影響は大きい。それは本作をご覧になればわかる。時代設定、科学力の差あれど、物語のメカニズム>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

ある日突然、柿の種に似た強大な岩(宇宙船)12石が忽然と姿を現す。敵か味方か?謎は深まるばかりだ。言語学者である主人公は科学者達とチームを組み、謎の生命体とのコンタクトに挑む。本作は世界中の名だたる映>>続きを読む

潜入者(2015年製作の映画)

4.5

定年を控えたFBIベテラン潜入捜査官がコロンビアの麻薬王とその一派を一掃するため家族の猛反対を押し切り五年の長期に渡り危険な潜入捜査に挑んだ実話の映画化。いかにして麻薬王を騙し続ける事ができたかを描い>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

パーツ事のクオリティーの高さは流石ハリウッドでした。それは予告編を観ればわかります。しかしパーツをつないでストーリーにした時、何かが違った!「善」と「悪」の戦いを単純明快に描くアメコミは映画化した時に>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラは東宝や日本の文化が根底にあり、その誕生の意味や登場のタイミングに神経質になる。しかしキングコングは米国産なので制約がなく自由奔放でやりたい放題で愉快だ。最新作は1973年ベトナム戦争終結直後、>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

5.0

黒板五郎は丸太小屋を建てる事は得意だが子育てはとんと駄目な父親。チャールズ・インガルスは良夫賢父で誰からも好かれる父親だ。「北の国から」と「大草原の小さな家」、この日米TVドラマ界を代表する二人の父親>>続きを読む