ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヤムチャン

ヤムチャン

映画(919)
ドラマ(0)
アニメ(0)

海街diary(2015年製作の映画)

3.6

何度も地上波になってるし再鑑賞になるけど、原作を読んでからは初めて見直した。
ちょっと地味なテイストだけど、原作と監督の相性が良いのか是枝監督によるこの作品は当時の豪華キャストで相当ヒキの強い絵力を感
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

トラウマ体験セラピー映画。
ネタバレになるかもしれないけど、少ない登場人物で副題の通り警官や子供や司祭や無言の男やパターン別同じ顔の嫌な男がオンパレードしてくる様、そして気味の悪い繰り返しが待っている
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.1

MX4Dで鑑賞。ブラザーズの物語を楽しむというよりはゲームに没入する方へのウエイトで。シートが動くので思いの外、マリオカート感を体感できるし、ゲームの世界観をアニメーションでよく表現出来てて観る価値あ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

映画帝国の栄枯盛衰をジャージーな走馬灯でみせてくれる3時間。
鬼畜のパーティや汚物のぶちかましを挟みながらもハリウッド映画界の発展途上を夢追いの成り上がり、時代遅れの痛烈批評と成功幻想、掴んだと思った
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.2

NIKEのバスケット部門がジャンプする前日譚。どことなく80'sの洋楽や雰囲気に揺られながら、無謀な夢をAIR JORDANで描く。当時、圧倒的にシェアの低かったバスケットボールシューズ界でマイケルジ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.0

テレビ地上波録画を拝聴。例にもれなく時系列繰り返しおさらいVTRでネタバラシを更新していく仕様。複数視点から徐々にコンゲームの設定深度を上げていく様子を見ていると、序盤が茶番に見えてくるから不思議だ。>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.3

何度も視聴している90年代特有のご都合主義的ハリウッド大作エンタメ。舞台は脱出不可能と謳われるアルカトラズ島への侵入と人質、最新毒ガス兵器奪還。
エドハリスにショーンコネリーと渋俳優の良さを堪能出来る
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

岸井ゆきのが難聴のボクサー役をストイックに好演。鬱屈した彼女の聴覚以外からの感じられる外界とのストレスを具に演じていて少し感傷的に引き込まれる熱演ぶり。雑音を取り除いた先は。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

なんかストーリー知ってたと思ったら、伊坂幸太郎のマリアビートルの映像化だったのか。ブラピにサンドラブロックなんて贅沢なキャストに加えて真田広之の重厚感も良い作用。日本の話しをハリウッドで撮る化学反応。

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

2.2

午後ローで、気軽に視聴。一昔前の復讐劇、現代にも近しいことありそうだけど、90年代の時代性を感じてしまう。まぁ、ペイトンに手玉に取られる家族たち、まさに彼女はニコハラ野郎でした。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

人間の狂気に触れられる教材。
色彩を取り除く、画面に制限をかける、登場人物を限りなく減らす等、観る者に制限をかけることで作品からの余計な情報を遮断させ、妄想を膨らませる仕掛け。その想像補完を爆発させた
>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.9

もう何度も観たカリオストロ。
宮崎駿によるルパンのひとつの世界観。
大人になって観てもエモい。

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

1.9

日本で起きる連続殺人ではないよね。外国のスナイパーの逆恨み、あとスケボーコナンがもはや常軌を逸している。子どもだからってあれは許されないと思う…いや、高校生探偵か。

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.3

堂々の続編。前回の黒幕を追うところから助手のワトソンをしっかり巻き込む様まで、前作を凌駕してくる心理戦の応酬。まるで盤上のチェスをみてるかのような駆け引きを楽しめる。

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

格闘技にも精通したホームズ。脳内シュミレーションを映像化してくれることで何手か先を一緒に読める、観察眼ももれなく拾える新しいシャーロックホームズ。ワトソンとのコンビ解消から物語るところもにくい。
しか
>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

2.8

巨大二連観覧車というスペースコロニーでアムロとシャアのバトルシーンがハイライト。
あれっ、観てる作品が入れ替わってる?

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.6

伝説の殺し屋で一児の母をチョン・ドヨンが穏やか且つ愁の表情で爽やかに演じてる。彼女のそれぞれの立場でヒリヒリ感は伝わる。流石の韓国ノワール絵づくりが漫画っぽいけど、時々適当なバトル感も否めない。
設定
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.4

少女時代の思い出トリップ。舞台となる実家は淡麗なのに何故か哀愁が漂い、不思議な雰囲気に包まれた作品。女性特化とは聞いていたけど、ぬぼーっと観れる。

コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

2.3

知る人ぞ知るシュワちゃんのハリウッドデビュー作。
当時のチャンバラファンタジーアクションはブレイドで痛々しい叩き斬り合い。
シュワちゃんの筋肉は裏切らない。

デイ・アフター 2020 首都大凍結(2010年製作の映画)

1.3

これまた午後ロー、ディザスターパニックムービーのはずが、家族に会うためにご都合主義になっている。氷河期の入り口でそんなにあなたのところだけに奇跡は起きません的な。

コン・エアー(1997年製作の映画)

2.5

午後ローにて再鑑賞。囚人輸送機のハイジャック、犯罪者の娯楽エアラインに搭乗です。逃げきれないのが分かっていても観てしまう、金をかけすぎたハリウッド映画。

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

2.3

金ローの流し観。
いつの間にか江戸川コナンと黒の組織の接点がかなり近くなっていたのね。本編の事件より工藤新一の存在感がヒヤヒヤする。

どうしようもない恋の唄(2018年製作の映画)

2.7

自暴自棄になって最期にソープに行ったらヒモ生活。そんな悠々自適の日々を脱する先に救いはあったのだろうか?標題の恋の唄のような。

ひと言だけ、どうしようもない。

ロミオ・マスト・ダイ(2000年製作の映画)

2.5

午後ローらしいわかりやすい黒人とチャイニーズマフィアの地権抗争。裏切りと仕掛け合い、弟の死を知って脱獄するジェット・リー元刑事が抗争の渦中をワイヤーアクションでの大奔走。結構やりたい放題。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

事実に基づいた犯罪者モチーフではあるが、アウトロー故の人を惹きつける魅力のある人物のスマートな仕事ぶり。主演は激渋なおじいちゃんのロバートレットフォード。何回も脱獄に成功したという点にフォーカスはしな>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.6

大人になったクリストファーの元に、かつてのプーの仲間たちが集い始めるシーンは好きだなぁ。そして少年心を思い出し、娘にハートギフトを贈れるのかリアルファンタジー。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.7

AIロボのシオンが転入して来たことによって、学生生活がドラマチックに彩りはじめる青春アニメ。AIの進化やSNSなどのネットワークが若者にどういう作用をするか、リアルな人間関係とどう影響するか、ありがち>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

かなりおちょくられたー!
この監督の前二作品とは対照的なアプローチ。ショービジネスへの批判的な物語だと思って観てたら、一見シリアスに進んで行きながらもUFOからの謎の生命体怪獣映画だということ。???
>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.3

訓練を受け研ぎ澄まされた盲目の爺は犬を守り抜いたように裏切る人ではなく、信頼をおける相棒が必要。
人間って強かで強欲だってことが切ない。
目の見えない世界観からかちょっと全体が暗くて見にくかった。

ブラック・ダイヤモンド(2003年製作の映画)

2.2

ジェット・リーが終始涼しい顔してる。
宝石窃盗団のギャングと台湾当局員のバディが台湾マフィアの謎の黒ダイヤを取り返すお話し。ご都合主義な辻褄。

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.1

アニメの雰囲気が心地良かった分、実写版は乃木坂によるアイドルらしい作品に仕立て上げられており、これはこれで観るに耐える作品だった。浅草氏、水崎氏、金森氏それぞれ、アニメにはアニメのキャラ立ちの良さ、実>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.1

これがアニメ映画の新時代かぁ。
Adoによるウタの映像ライブを観ているような錯覚とワンピースの共闘ダイジェストをミックスした展開。昨年の話題作を今更ながら配信にて。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.2

すごくわかりやすい対立構造でアニメの覇権争いね。
監督ビジュアルからアニメ製作陣の結束感、プロデューサーの各々の立ち位置までわかりやすくエンタメ感のある裁量で展開。アニメで視聴率を取るまでのスピード感
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

2.7

うん、クソッタレのホラー映画。
ワニの使い方がソフト。結局人間の欲には勝てないということ…か。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.3

ピノッキオの裏舞台。タイムラプスの制作過程やアニメーターや声優、ギレルモ、製作陣の想いをメイキングにのせて堪能出来る。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.3

ギレルモ版のピノキオ、をストップモーションアニメで。相当手の込んだ作り込みを観れる。キャラクターの動きだけにとどまらず、カメラワークが実写映画さながらに動いていくので、ギレルモの世界観と御伽噺の世界に>>続きを読む