ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ヤムチャン

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.8

普段はおとなしいし、怒る事がないのにキレるポイントがほんの些細なところがジョン・ウィック。
そして火がついたらその業火は炭クズになるまで徹底的にやり尽くす破茶滅茶ぶり。設定がより普通の人にして有るだけ
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

2.3

CIAやMI5が絡むテロを追う女尋問官。
誰を信じるかはこの手の作品につきもののミスリード。キャストもメジャー級を揃えているのにB級感が否めない。午後ローで楽しむには丁度良い作品。

ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

2.0

特段のコメントはない。少年向けアニメの劇場版でした。結局のところ強いのか弱いのかわからないし、最終的には辿り着きたいところへ行くための航海。

整形水(2020年製作の映画)

2.4

美に対する強烈な意識は、日本と違って整形大国の韓国には手に入れてさえしまえば、それでいいという安直な考え方が根底にあるように感じた。
日本人ならば外見と心情の整合性をとるためにどちらかを選べば必ずどち
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.2

冒頭のプラットホームのインパクト。
新宿をはじめオレンジ色の中央線やファッション、風景、インターネット黎明期の情報サイト等が時代を感じさせる。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

もう何度観てもこの世界観は宮崎駿アニメ。少年少女のファンタジー冒険活劇の決定版。もはや自分の中では他のアニメでも比較材料にしてしまう立ち位置になってしまった作品。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

細田による美女と野獣リメイク、以上。
ヒット作のサマーウォーズのスパイスを盛り込んだとてオリジナリティは皆無。メッセージ性もありきたり。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.6

すごく足元的な作品。
潰れゆく銭湯でまだ自分の色を出せないでもがいている松本穂香がハマる。彼女の成長と再開発に飲まれる商店街の風景、立ち退き、レトロ瓦解と呑兵衛おじさん光石研のやるせなさ。
これが社会
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.5

ワンピース全然わからいままお祭り気分で鑑賞。最恐の敵に平成後期〜令和時代の共闘で挑む分かりやすいストーリー展開。

私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.6

地味にいい大人になっても、要領よく生きられない、この得体のわからないたたかいは自己肯定してくれるのか理不尽な世の中と割り切る材料を与えてくれるのか。素っ頓狂なウイカだけが伊沢を見ていてくれたということ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

ナイトシャマランらしい、「謎」な進め方。壮大な人体実験という枠組みは謎が解明されながらもオモシロ設定ではあるが、とある企業の研究機関組織と対峙する選別された主人公たちの覚悟と時間に対する犠牲が弱過ぎて>>続きを読む

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

2.0

ドラマを観てないので人間関係とか分からずになんとなくで観た。
登場人物それぞれのエピソードを制限時間内に盛り込む医療系ドラマファン向けのお祭りビデオ。
HANABIがウエディングソングに選ばれるわけや
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ブラッド・マネー(2017年製作の映画)

1.8

非常に下品なB級作品。
カテゴリー的には胸糞ムービーになるのか。
三角関係にもお金の欲しさにもそこまでの真剣さが無いのに人をそんな簡単に殺すかっていう、なんか釈然としない。ヘイトが弱い。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチーにしてはちょっと硬めのシリアス寄りでの展開はまぁ、わからんでは無いがもう少しウィットに富んだテンポ運びを期待しすぎた。物語の見せ方をバラバラに組み立て直すことでHが何者であるか目が離せな>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.8

なかなかに社会の闇に切り込む切り口から、エンタメっぽさの演出、園子温感を感じてしまった。"さがす"ものが何なのかストーリーを追っていくうちに徐々に変わっていく構成は素晴らしい。

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年製作の映画)

1.7

まさに「裏切り御免!」なリメイク。
黒澤明のオリジナルに恋沙汰は必要なかったのに三悪人の主軸を松潤にしたことによるブレ、雪姫のアイデンティティが崩落。阿部寛演じる真壁六郎太の目力だけが三船敏郎のそれに
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

カメラアングルがラブ&ポップ時代の庵野を想起させながらも、特撮へのリアルな視点を追加する事で旧来のウルトラマンにはなかったリアリティが付与されていた。
ヒョロいウルトラマンがなんとも言えないけれど、所
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.3

往年の名作再鑑賞。
ローマに於けるハイライトとオードリーの天真爛漫ぶりに釘付けになる。

ルーム(2015年製作の映画)

3.5

再鑑賞。
監禁案件ではあるが、この物語からは子どもの不安定で保護者の必要性を強く感じてしまう。親子の関係性をどう捉えるか、今回のケースからは母親と息子の距離を客観的にみて、あの事件からは何が正解だった
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.1

イーライ・ロスの胸糞映画。
幸せの家庭を崩壊させる破茶滅茶系。
何故、キアヌはこんな仕打ちに遭わなければならなかったのか、カッコ悪いキアヌを余すとこなく観られるやつ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

ダニエル・ボンドのラスト作。
オープニングからお金のかけ方がえげつない、妥協を許さない姿勢。憎しみの連鎖と愛する者に触れられない絶望、スパイ映画ながらシンプルなストーリーとは別に真に迫るテーマが垣間見
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

1.6

喪失と再生成の物語かなと思って観たら、なんてことはない、街並みと登場人物たち、世界観の作り込みが甘く違和感があるし、色々盛り込まれ過ぎていて観るに堪えれなかった。

バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり/悪夢の逃避行(2018年製作の映画)

2.6

深夜のサタシネ。
好奇心旺盛な小悪党が変態ボンボンオヤジと頭脳戦。結果、大騒動になったけどお互い、簡単に入れたからといって空き巣はダメだよ。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.1

シリーズを通して、実はニッキーはずっとボーンの後方支援をしていた事実。
前作で完結していたものの、数年後の設定で物語を引っ張ってきたため惰性感が強め。初期の曖昧な記憶の中、アイデンティティを求めるもの
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.0

併せて観たけど、これはジェイソン・ボーンとは違うスピンオフ。同時期に別の計画が発動していてそちらにスポットを当てたもの。CIAの作戦を複数持ち出して話がややこしいがこれは関連づけしないで単発で観ていい>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

再鑑賞。登場人物もそのまま継続、執拗なまでに命を狙われるボーンの運命や如何に。記憶の断片整理、犯した殺人への罪意識に苛まれる中、組織と個人の対決はエスカレート。さまざまな思惑が交錯しながらも器用に追跡>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.5

再鑑賞、キレ者のパメラ・ランディ登場。洞察力、推理力が優れテキパキと指示を出していく女ボスにボーンは追い詰められるのか。追われる側から一転、トレッドストーン作戦の真相追求に迫るシリーズの転換作。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

これは再鑑賞ではあるけど、初見時、設定が斬新だった記憶。自分自身のアイデンティティがないままストーリーが進んでいくので、徐々にジェイソン・ボーンが何者か分かってくるカラクリが最後まで目が離せなくなる。>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.5

裁判の難しさが何処に在るのかがよくわかる。法のもとに男女平等がテーマではあるが、憲法〜法律〜実生活に行き着く先を判例を用いて、どの地点で恣意的に切り取るかを問われると法的根拠を判断するのは非常に難しい>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

小さな嘘の積み重ねが招いた願望の最終形態だったんだろうけど、非常に後味の悪いトム・リプリー。賢く緻密に嘘を重ねても純粋な友情や愛情は欺けない事実、アメリカ人らしい政治的な金銭的解決、愛憎のもつれ的な視>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

ホラー映画と思って観たら違った。
構成を途中から種明かし的にひっくり返すパラドックスにネタバレなしに初見時は楽しめる。「なるほど、そういうことか!」に繋がる体験。人種差別の根は深いと感じる。

ピアッシング(2018年製作の映画)

2.0

欲を満たすことの難しさ。
村上龍らしい世界観を洋画でよく撮ったなと。所謂、自分には共感要素のない狂気な部分。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.2

ネオがジョンウィックに見えて仕方がない。最後まで完走したけど、当時のマトリックスの世界観にどうしても戻れなかった。ボットがボトボト落ちてくるのが滑稽にみえた。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.0

ヤンキー映画?タイムリープ映画?どっちつかず。キャスト陣は今時っぽくてフックがあるが…。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.6

とある東欧のちょっと古い時代設定ではあるが、なかなかに重たい物語。行く先々で次から次へと降り掛かる受難、全てが悪ではないだけにやり場のない憤りが主人公について回る。否応なく幼少期のトラウマ醸成、人間不>>続きを読む

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

2.8

シンプルなロボットと少年の邂逅。
風変わりだけど協力的なおじさんとシングルマザー、疑心暗鬼な政府捜査官のマンズリーとの対決。いつだって大人は常識というモノサシで世界を見ている。
アメリカ映画なだけに銃
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