ウィー・アー・モッズ!!
『Tommy』の映画の出来に不満を持ったThe Whoのメンバーが、今度は自分達で製作総指揮をとった作品。
映画の内容自体はかなり王道で、シンプルに面白い。
セリフほぼ無>>続きを読む
ヴィットリオ・デ・シーカのオムニバス・コメディ映画。ナポリ、ミラノ、ローマ、それぞれのロケーションが魅力的🇮🇹
強気なソフィア・ローレン&弱気なマルチェロ・マストロヤンニの絡み合いが面白い。やっぱり>>続きを読む
ひたすら美しく面白い映像の博覧会💐
前作『8 1/2』と比べると(主人公がフェリーニ自身ではないので)心理描写の繊細さは減り、その分よりビジュアル重視になった映画。
挿入されるイメージはもはや心理描>>続きを読む
フェリーニの初期で一番好きな作品。
スタンリー・キューブリックのオールタイムベストの映画らしい。
「今作はフェリーニらしくない」という意見もあるが、個人的には割とフェリーニらしい映画に思えた。
映像>>続きを読む
本気で作ったB級映画。
訳わからんノリに置いてけぼりにされつつ、何だかんだ最後まで楽しめてしまう。それに加え、ストーリー展開は案外王道なのとアクションシーンが上手いという点で、タランティーノの『キル>>続きを読む
人間ドラマがビールで、SFがビールのつまみ🍻
『SOTD』『ホット・ファズ』とシナリオの作りは類似しているが、今作は商業性を放棄しているというか、なかなか変わった作品。
面白くも哀愁漂うサイモン・>>続きを読む
サイモン・ペッグとの作品や『ベイビー・ドライバー』とは一味違った、エドガー・ライト監督の新境地。
日本でいう新宿歌舞伎町みたいなところソーホーが舞台🇬🇧
『マルホランド・ドライブ』と『反撥』をベース>>続きを読む
『三十九夜』と並ぶヒッチコックイギリス時代の傑作。ストーリーが単純に面白い!
この時点で『北北西に進路を取れ』などでも見られるような、コメディ・ロマンスとスリルの両立という離れ業を身に付けているのが>>続きを読む
最初はエディ(ポール・ニューマン)とビンセント(トム・クルーズ)の熱い師弟関係のスポ根映画かと思ったが、違った。
前作と比べコミカルな要素が増えてはいるものの、今作も前作に引き続き、エディの人生の哀>>続きを読む
"私たちは堕落の契約を結んでいる。ブラインドを下ろせばいい"
いやあ渋い。スコセッシの『ハスラー2』が観たくて予習として手を出した映画だが、こっちの方が良かった。
終始この世の終わりみたいな寂れた>>続きを読む
タイカ・ワイティティはハリウッドよりもNZでもっと映画を撮るべき!🇳🇿
タイカ・ワイティティ流のポップなノリを貫きながら、そこにケン・ローチ監督作品のような残酷なリアリズムが重なる。
『ハント・フ>>続きを読む
バイバイ退屈な日常。
ジャック・オーディアール監督作品。
恋愛×サスペンスって割と死んだジャンルのように思えるが、今作はかなり自然で上手だった。
良い意味でフランス映画らしい。
なんだが主人公の女>>続きを読む
特にSWに思い入れのない自分にとっては、今作こそがジョージ・ルーカスの最高傑作🚘
フランシス・フォード・コッポラが「ルーカスはSW以降、他の映画を撮らなくなったのは本当にもったいない」的なことを言っ>>続きを読む
眠らない街ニューヨーク🗽🎷
長尺だか観ていてずっと楽しい映画。幻想的な映像と雰囲気はかなり好き。
思えば『ラ・ラ・ランド』のストーリーはほぼ今作を擦っている。(あちらの方が大分キレイな話になってはい>>続きを読む
おはよう。アイラブユー。
小津安二郎のホッコリ日常コメディ。
一つ一つの場面がまるで、コボちゃんとかサザエさんとかの四コマ漫画の一コマのよう。
カメラが動かない、いわゆる小津調が、コメディとしてのコ>>続きを読む
"Keep your mind wide open"
隠れた名作として名高い映画。
全ての登場人物に魅力とリアルな説得力があり、食い入るように観てしまう。欠点が無い作品👍
クセも無いといえばそうな>>続きを読む
どんな失敗作にも、そこには誰かの思いが詰まっている。
史上最低の映画『The Room』の製作を描いた映画。悪いジョークみたいなコンセプトだが、想像以上に良い作品だった。なんだかグッときた…😢
テ>>続きを読む
壮大なスケールの映画が増えた現代でも「何か凄いものを観ている…」感を与えてくれるのはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は流石だと思う👏
モダンアート的なデザインと、恐らく原作が良いのだと思うけど、SFとしての>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
闇の『グラディエーター』
バカ男A👨🏼とバカ男B👨🏻に挟まれてしまった女の悲劇。
黒澤明の『羅生門』に似た形式だが、今作にはちゃんと"真実"がある。
言うなれば「男ってバカなの!?」をこれでもかと>>続きを読む
タクシードライバーならぬ救急車ドライバー。
スコセッシ監督作で最も頭のネジが外れている作品。商業より完全に撮りたいものを撮ったって感じ?
とにかく全編に渡り、カオスで陶酔感のある撮影が素晴らしく、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一番のサイコパスはヒッチコック。
ヒッチコック監督作品の中でも特に巧みで、観客を弄んでやろうという気持ちが見える作品。
例えばロバート・ウォーカー演じるブルーノがライターを落とす場面。ブルーノは悪>>続きを読む
But That’s Another Story 🐶
ビリー・ワイルダー版の『街の灯』とも言える作品。演出、演技、笑い、どれもがサイレント映画っぽい。
かなり大人で生々しい要素と、楽しく御伽噺のよ>>続きを読む
青い目。
確かにこれは伝統的な明るく楽しい007ではないが、ダニエル・クレイグ版のラストとして、又は一つの作品としては素晴らしかったと思う。
「こんなのボンドじゃない!」から「これが新しいボンドだ!>>続きを読む
トマス・モアの最期を描いた傑作。
宗教的な信仰というよりは、学者としての信念。
フレッド・ジンネマン監督作らしく、地味ながらもめちゃくちゃ良い映画。名脚本家、ロバート・ボルトの腕前も光る。
現代の>>続きを読む
不条理・シチュエーションコメディの隠れた名作👍
不自由であることを知って初めて自由を知る。現代人に自由と変化の価値を思い出させてくれる作品。良い意味でアメリカ映画らしい。
白黒の世界に色が付いてい>>続きを読む
"ここは世界の終わりか!?"
『ランボー』のテッド・コッチェフ監督による、頭のおかしい問題作。人間ほど野蛮な生き物はいません。
元はイギリスの犯罪者が送られてくる流刑地だったオーストラリア。カンガ>>続きを読む
未来に居場所はない。
ラース・フォン・トリアーの親戚ヨアヒム・トリアー監督作。なんだかトリアー家は鬱の遺伝子でも持ってるんじゃないかと思ってしまう。
ルイ・マルの『鬼火』と同じ原作の映画だが、今作>>続きを読む
シュールな笑いと切なさが詰まった映画。冷めるが普通なら純愛ってつまり偏愛?
むさい見た目に反して、おっさんピュア過ぎて泣ける…😢
シンプルなストーリー&演出と音楽も超ストレート、でもそれが刺さる。>>続きを読む
今年一番期待していた映画🍾
スカンジナビア半島はアル中率かなり高いと聞くけどデンマークはどうなんだろう?
「そうなるよね…」と予想通りに進むストーリーを、ここまで面白い映画にできるのは流石。同監督>>続きを読む
😎😎
独特のノリで突き抜けるミュージカル、コメディ&アクション映画。
JB、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズなどのレジェンド達も出演。
アクションも想像の数倍ド派手で、とにかく豪華な映画だっ>>続きを読む
低予算映画の鑑みたいな映画。
『ミーン・ストリート』のようなリアルなチンピラたち&レフン監督らしいノリ&北欧映画らしい冷たさ。
『オンリー・ゴッド』とか『ネオン・デーモン』などの後の作品を否定する>>続きを読む
隠れた名作👍
サスペンスやミステリーとしては平凡だけど、コメディ映画としては最高。
100分の尺のうち、半分くらいはちっともストーリー進まないのに全く飽きない。
シェーン・ブラック&ロバート・ダウ>>続きを読む
個人的にフェリーニの映画の中で過小評価されていると思う作品。
犯罪映画ではあるのだけど、ほのぼのしていて可愛げのある映画。芸術的な映像美、楽しさと退廃性、哀愁、フェリーニらしさも詰まっている。
「>>続きを読む
ナムナム!🦈
『GotG』の愉快さにR指定要素とアメリカ批判を加えた大作。
『プライベート・ライアン』方式の最序盤から一気に惹き込まれる。
ジェームズ・ガンはキャラクターを好きにさせるのが本当に上>>続きを読む
不朽の名作👍
史上最高のミュージカル映画といえば『雨に唄えば』が良く挙げられるけど、個人的には今作の方が好き。
音楽はもちろん、ひとつひとつのシーンの構図が絵画のような美しさ。ライティングもめっち>>続きを読む
内容はアクション映画あるあるだけど芸術志向の作品。
レフン監督の『ドライブ』辺りをより憂鬱にジメッとさせたような雰囲気。全体的にオシャレ。
台詞を全く使わないストーリーテリング、はっきり見せないバ>>続きを読む