ニクガタナさんの映画レビュー・感想・評価

ニクガタナ

ニクガタナ

映画は脚本が命だと思ってます。よくできたアニメ、SF、サスペンスが好物です。感想は個人的記録が主な目的で、過去鑑賞作品も記憶に頼って書いてます。適当な事書いてたらすいません。ネタバレしないよう、肝心なところは伏せるように心がけてますが、明かしちゃ台無しな事書いてしまってたらすいません。

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捜査官X(2011年製作の映画)

3.5

1917年設定の中国山村のロケーションが美しい、捜査ミステリー&アクション。過去を隠して家族を大事にする超人的な強さを秘めた職人役にドニー・イェン。トラウマ持ちの真面目なメガネキャラの捜査官役に金城武>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.6

川井さんのおなじみのテーマ曲に、ドニー・イェンが木人椿打ってるだけで胸を打つ「葉問」シリーズ3作目。今回は奥さんとの夫婦愛に主軸を置いた構成。相変わらず悪役がちょっと芝居大きめで間抜けなのが香港映画ら>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

キスとゲロに彩られたパンク少年と宇宙人のボーイミーツガールコメディSF。こんなに作品のテーマを言い表してないタイトル見たことがないが、原作タイトルの直訳だししょうがないか?オープニングの映画会社のムー>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

3.4

待ちに待った宇宙人からのコンタクト。送ってもらった輸送機の設計図を元にいざ宇宙人の元へ!「フォレスト・ガンプ」直後のロバート・ゼメキス作品で、公開当時期待値上げ過ぎて観てがっかりした本格SF。全体的に>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

娘さんは気の毒だが、ちょっと構成がずるいんじゃないの?と思わないでもない未知との遭遇ものの本格SF。「ツリー・オブ・ライフ」みたいな回想風映像になんか父親が全く出てこないなーと思ったらそういうことでし>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

偽親から異常な愛情ととんでもない労力かけて育まれ、歪んじまった人生を肯定し、昇華再生する前向きなストーリーが素晴らしい、優しさに満ちたファミリードラマ。展開ほぼ読めるがやはり泣く。ブリグズビー・ベア(>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.5

自身で捨てかけた人生と財産を巡る、オランダのドタバタラブコメディ。幼い頃の父の死でトラウマ抱え感情無くした、ボンクラにしか見えない富豪が主人公。展開というかバカバカしさが三谷作品ぽい。そんなアホなとい>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

黒沢清監督らしい、侵略宇宙人ものの不気味なSF。古き良きハリウッドSF感のあるオーケストラの劇伴と、金かかってない画との違和感が面白い。相変わらず佇まいの良さ重視で選ばれているようなキャスティング。松>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.6

引っ越した先の隣人がとんでもサイコな黒沢節全開のサスペンススリラー。原作未読。原作とは異なる映画オリジナルの展開らしい。都合良い展開につっこめないよう、観てるこっちがマインドコントロールされてるかのよ>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.6

催眠術と超能力とを一緒にしないでほしいサイコスリラー。真っ当だったはずの精神科医(うじきつよし)の成れの果てが象徴する、なぜそんなことになるのか分からない筋や設定が、目の離せない不気味さでいつの間にか>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.6

聴覚言語障害児教育を専攻していた者として断じて許せん、韓国の聴覚障害者学校で起こった実話を基にした衝撃の告発作。全寮制の学校で、喋れない女子小学生達を手篭めにする、変態下衆で人でなしな校長。死ね!と思>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

ソウルからプサンへ向けて走る高速鉄道の車内で繰り広げられる壮絶なノンストップゾンビサバイバル。自己中と自己犠牲のぶつかり合いでだいぶエモーショナル。ビビリなんでゾンビものはほぼ観たことないが、イヤー面>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

3.5

己が理想を求め続けた企業人ジョブズの波乱万丈な生涯をまっとうに綴った伝記ドラマ。若い頃が特にジョブズ本人に似てるアシュトン・カッチャー主演の本作の方が重要な出来事を網羅してて伝記として分かりやすく観や>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.4

父としてのジョブズに焦点を当てた伝記。先にアシュトン・カッチャー主演版を観てたのですんなり観れたが、新製品発表会の舞台裏ばかり連ねた変わった構成で、ただ挨拶に来るだけの主要人物も多いので、ジョブズの経>>続きを読む

トランス(2013年製作の映画)

3.5

美術品の競売人がギャング一味と結託した、オークション会場での名画強奪作戦のフーダニットでハウダニットな顛末。大好きなヴァンサン・カッセル率いるギャングども自業自得でいろいろ間抜け。魔法使い並みに催眠コ>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.7

貧しくもかっこいいイギリスの不良青年たちの青春。公開当時流行りに流行り、オシャレカフェ中のトイレを本作のチラシが飾った世界中の40代の記憶に残る青春の1ページ。日本の不良青春モノには無い、あっけらかん>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.6

前作から20年かぁ。オリジナルキャストとスタッフが再結集できたことにまず拍手。ダニー・ボイルの演出とユアン・マクレガーはいつまでも若々しいなぁ。そしていつまでも汚いイギリスの便所。前作をイメージして期>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

美しい日本語と美しい飲みざまと歩きざまに酔う。京都酔いどれラブコメディ。こんなに素敵に言葉を連ねてみたいもんだ。出演キャスト皆声がいい。埋め尽くされた言葉の羅列に、湯浅監督が奔放なイマジネーションで画>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.6

精緻な絵画のような背景とディフォルメしまくるイキイキとろけるキャラアニメ。各々独立したアート作品みたいだ。相変わらずキャラ自身に影がなく、落ち影もない、背景とのなじみを気にしない独特のスタイルで動きに>>続きを読む

キックハート(2012年製作の映画)

3.6

ほぼセリフなく、グローバルターゲットのSMプロレスラブコメディ。キャラもリングも欲望に任せて歪みまくる、バッチーンアッハーンなバカバカしい世界観。独特な音楽含めなかなか観たこと無い、良いもん観せていた>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.9

本作が劇場作デビューとなった湯浅監督独特のデフォルメの効いたキャラの動きと色使いが最高に気持ち良い。神様がテキトーな感じでどんどん変わって行くメタモルフォーゼが愉快。金が無かったのか、あくまで表現とし>>続きを読む

ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.7

死神に魂を奪われかけた姉猫とその魂を探し求める弟猫との冒険旅。心細く泣きたくなるような寂しく深-く、暗ーい死の予感漂う圧倒的な悪夢感がすごい。脚本・絵コンテ・演出・作画監督を務めた湯浅さんの、故人ねこ>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

ねじくれこじらせ女子による妄想恋愛劇場。いやーなめてました。松岡茉優のアイドル映画だと思ってたらとんでもない面白さ。大九監督女性だからか、主人公ヨシカのめんどくさいキャラ造形が丁寧で秀逸。自嘲や妄想の>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

メディアを巻きこんだ展開が非常に現代的な、よく出来たミステリー。中村監督のリアリティのある演出で、意地の悪い人間ドラマに説得力がある。本作鑑賞後に原作小説を読んだが、甲乙つけがたい出来。原作が多分に映>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

出産から泣けた。いや、正しくは予告編観た時からもう、ちょっと泣いてた。自身に小学生の息子がいるからというのもあるとは思うが、こんな泣ける映画久しぶり。主演のジェイコブ・トレンブレイ。「ルーム」から上手>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2015年製作の映画)

3.5

老いた天文学教授と教え子でトラウマ持ちのスタントウーマンとのロマンティック不倫ミステリー。「鑑定士と顔の無い依頼人」でも感じたが、ジュゼッペ・トルナトーレ監督はほんとロマンチストだなぁ。多分に監督自身>>続きを読む

サラの鍵(2010年製作の映画)

3.5

パリのアパートにかつて住んでいたユダヤ人一家のことを、その部屋の所有者である主人公の女性記者が調べる内に明らかになる衝撃の事件。一家の娘サラが抱えちまったトラウマに胸が苦しくなる。彼女の絶叫が壮絶だっ>>続きを読む

ソハの地下水道(2011年製作の映画)

3.5

第2次大戦中のポーランドで、地下水道の整備技師がユダヤ人達をかくまう実話ベースのサスペンス。主人公ソハの動機が最初は金目当てだった点が他のユダヤ人救出ものと違ってリアリティがある。民族間で違う使用言語>>続きを読む

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.5

大好きなヘレン・ミレンが主演。ナチスに奪われた家族の形見のクリムト作の名画奪還を目指す実話ベースの法廷闘争もの。頼りは知り合いの新米弁護士のみで、オーストリア政府を相手取った圧倒的な負け戦に挑むワクワ>>続きを読む

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.4

第2次大戦中の、まだドイツの戦況が良かった頃から始まる、ベルリンを舞台にした史実ベースのサスペンス。ドイツで過去何度も映像化されてるほど有名な話らしいが、なんだか甘っちょろいゲシュタポの描き方にちょっ>>続きを読む

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

3.6

印象に残るシーン満載で、不思議な雰囲気の人情劇。主演のショーン・ペンはロックなメイクで高い声でぼそぼそ話し、精神病んで、子どもみたいな不思議なキャラ。フランシス・マクドーマンド演じる、なんだか人生達観>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

うわー、こっからさらに面白くなりそうだぞってとこで終わってしまって、そこが一番ビックリ。まさか終わると思わず、アイダホ行き直前でBD一時停止してトイレ行っちゃったりして「あんまり良くない」というか最悪>>続きを読む

イン&アウト(1997年製作の映画)

3.4

ゲイカミングアウトもののドタバタコメディ。公開当時、隠語「クローゼット」の意味も知らず、タイトルの意味がわからなかった。そもそも「カミングアウト」という言葉も知らなかったくらい。20年でLGBTを取り>>続きを読む

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.5

まだ職場での同性愛カミングアウトが不利だった15年くらい前のアメリカの女性警察官が、がんに侵された死の際で、同性カップルと遺族年金の権利を求めて立ち上がる。主演のエレン・ペイジが同性愛者であることをカ>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

そんな恨みのこもってたものを編んでたのかぁと納得する、男の一物立つ瀬ない、女性に戻る覚悟と執念の話。母親になりたくてもなれない戸籍上の男性と、母親としての責務を放棄した女性の娘との刹那な親子関係が温か>>続きを読む

マルコムX(1992年製作の映画)

3.4

マルコムXという黒人解放運動の活動家を恥ずかしながらこの映画で初めて知った。公開当時スパイク・リーが注目されてて、流行りに乗って鑑賞。勝手にソリッドな演出をイメージしてたら割とオーソドックスな描き方。>>続きを読む

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