あっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あっこ

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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

5.0

前作ファンとしてはたまらないシーンだらけで胸の高鳴りが止まらない。
帰り道にはイギーポップ、アンダーワールドを聴きながら余韻に浸るしかないでしょ。なんなら駆け出したかった。

まず、前作が映画にハマっ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.8

言葉がなくても伝わるほど目で語る感情が真っ直ぐで苦しかった。向けられた矢が間違ったものだと分かっていながらも他人を意識せず生きるなんて、まあ出来ない。

タイトル通り。眩しい太陽の下にずっとはいられな
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.0

紛争によって親を亡くした子ども達"ロストボーイ"のアメリカ移住の話。

今だってイスラム国の支配地域から逃げ出してる人たちがいっぱいいて、難民の受け入れやキャンプの維持、医療機関の不足等課題がたくさん
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

朝鮮戦争の経験から、生と死の極論で常に物事を見ている寡黙で頑固なおじいちゃん。
隣人であるモンゴル人一家との関わりから徐々に彼の生き方が見えてくる。

不器用ながらも自分なりの伝え方で大切なものを守り
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.6

ブラックユーモアエンターテイメント。
リチャードギアがハマってる。
ミュージカル映画っていうよりほぼミュージカル観てる感覚。映画館で観たらもっと楽しめそう。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

ジェイク演じる、妻が死んでも泣けない男。
あらゆるものを解体し、周りを気にせず踊り出す、確かに正常には見えないわけで狂人扱いされるんですが…
悲しければ泣く、嬉しければ笑う、それが正解なんて誰が決めた
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

サントラを聴き続けてからの鑑賞だったこともあり、序盤からワクワクが止まらない。そして充分に高まってからのゴズ様。もう楽しすぎ。

ストーリーとしてはありがちなんです。でも本作の評価はそこじゃなくて、キ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

このキャストにしてこの作品あり。
どこにでもいる、何ら変わりのない家族の日常風景。会話中心、話し手のドアップで展開されていく。
これといって何かが起こるわけじゃないのに、それぞれの内に秘める感情は静か
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.3

アメリカン・ドリームを掴み、酒、女、ドラッグ、金金金…欲望に溺れていく。
自分の事しか考えてないアホみたいな奴の話だけど、ここまでくると、もはや気持ちがいい。思いの外サクサク見れた。しかも実話って。さ
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

3.9

懐に入るのが上手く、人に興味があるようでいて誰よりも冷静な感じが生々しくてリアルでした。
老人役の豪華役者陣にも引けを取らない安藤サクラの堂々たる演技、他にはない空気感は本当に魅力ある女優さんだなと。
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犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.3

タイトルでもう分かってはいたけど覚悟して、泣いた。
やっぱりお別れが辛すぎて私はまだしばらくは飼えないなーーーと

人間の勝手な都合で振り回さないようにね、、

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.2

ラブコメの女王メグライアンとレミゼ感満載のヒュージャックマンの恋愛ドラマ。
ヒュー様の体つきは抜群に貴族の格好が似合いますね。

時空を超えるタイムスリップ系のいいところをだけを切り取った感じだけど、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

SFはほぼ観ないので超有名どころ以外スピルバーグ作品をちゃんと観るのは初めて。
ノンフィクションですが…

偽造だらけで重犯罪だけど憎めない犯罪者。愛のある逃走劇です。もう本当に名コンビ。レオ様を追い
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お早よう(1959年製作の映画)

4.0

小津作品鑑賞2作目。
常にローアングルでブレることがない計算しつくされた構図。独特なセリフ口調や反復にも少し慣れてきました。

特に何も起こらない、穏やかな空気感が心地よい。
ご近所付き合いのない場所
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.4

知的障害のある弟の世話と父の死から過食症になりひきこもってしまった母の介護、大きすぎる家庭問題を背負いながら、家族を守る為に働くギルバート。
とはいえ、まだまだ青春真っ盛りで他者が気になるお年頃。外で
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.6

自分が主演の人生を!
季節ぴったり、安心感のあるラブコメ。
思い悩んだら思い切って場所を変えてみるのもありですね。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

狂気具合がすごい。
夢に出て来そう。。
気味の悪さが引き立つカメラワーク。

ぼくらの家路(2014年製作の映画)

4.6

気づいたらあっという間に過ぎてしまう3日間。
でも母を捜し求める兄弟達の3日間はとてつもなく長く苦しい。日が昇って沈んでいく当たり前の日常がとてもリアルに感じました。

困難は乗り越えられる人にしか降
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.5

かつての幼馴染3人がある殺人事件を機に再会し、闇に隠れていたそれぞれの人生が明らかになっていく。
見終わった後の味わい深さが抜群なところ、やはりイーストウッド作品ですね。今回も期待を裏切らない重苦しさ
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

コーリンユーーー。
の音楽の心地よさと空気感。
決して押しつけがましくない人の温かさがとてもツボ。
醜いところも寛大に受け入れてくれるであろう素敵なカフェ。マジック見たい。

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.8

岳ちゃんの存在感!
このシーンが一番グッときましたね。
娯楽の中心が映画な私には、世界から映画が消えるのは耐えられない…
何かを犠牲にしてまで生き延びるほど、自分に価値があるのかなんて、テーマが大きす
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.7

女であるために女を演じる全ての女性たちへ。
強さの中に優しさがある、母の愛を感じました。
パッケージからも読み取れるようにアルモドバル作品の独特の色彩感覚、初鑑賞でしたがキレイでした。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

評価かなり高いんですけど正直、私はノりきれなかった。。

とても強くて立派なおかあちゃんでしたが、子どもに対する向き合い方に違和感があり…もちろん彼女なりの愛情は感じるんですけど、考え方の違いなのかな
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.3

女は愛嬌!ただし、いやらしくないやつ!
ブリジットの魅力は何といってもあの笑顔でしょう。
太っててもドジしても、あの笑顔で全て許されちゃう感じ分かるなあ。いるもんね、そういう人!同性に好かれるタイプは
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.3

親近感のもてる容姿がリアル。
昔も今も、独身アラサーが言われることは変わらないようですね。
第一印象が悪くても、覆ることだってある!逆もまた然り。。
うーん、勉強になりますーー!!

キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー(2008年製作の映画)

4.0

19世紀末から20世紀前半のアメリカ、世界恐慌によって生じた社会問題。ホーボーと呼ばれる放浪者についてのお話。
主人公キットは新聞記者を夢見るおてんばな女の子。子どもならではの好奇心が可愛らしいです。
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許されざる者(2013年製作の映画)

3.3

イーストウッド作品のリメイク版。
先に見てしまうと先入観で観れなさそうなのでそちらは未鑑賞のままで。

銃殺ものが得意じゃないっていうのもあるけど必要以上に拳銃、刀を振り回すシーンがなくてよかった。一
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怒り(2016年製作の映画)

4.9

邦画で過去イチきましたね、これ。
夜泣きする子どものようでちょっと恥ずかしいけどその晩、夜中ハッと目覚めてしまうほどの衝撃でした。笑

序盤見逃し、ほろ酔い状態だったにも関わらず一瞬で溶け込めるような
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