やかじょさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

やかじょ

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

今まであまりこのシリーズ見ておらず、そんなに興味があったわけではないけれど、コロナで公開が延期され続け、予告を永遠と見ていたので、なんだか気になってきていた。あと、ダニエル・クレイグ演じるJBは見納め>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.2

ヒューおじさんが主演のSFもの。ヒューおじさんは、依頼主の思い出したい思い出を引き出し依頼主に再体現させる仕事をしている。この時代は戦争と気候変動の影響で街は水上都市となり荒廃している。
この水上都市
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

地味にトニーレオンのファンなのだが、彼の出ているリアルタイムの映画(?)を初めて映画館で観てちょっと感動した。私の知っているトニーレオンよりも見た目はちょっとくたびれたなくらいの感じだが、声がかなり年>>続きを読む

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.4

これ忘れてた。物語風の展開で掴みはばっちり。別々に生きていたそっくりの三つ子が揃って集まってさぁ、そっくり!という話だけかと思いきや、そこはドキュメンタリーになっただけの秘密が隠されていた。私はあまり>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

この監督の作品は余韻がすごい。
寝ても覚めても、もそうだったけど、見終えてからしばらく作品の世界から抜けられなかった。
物語の主軸ではないけど、好きだったシーンは台湾の女優さんと韓国の手話話者の女優さ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

1979年アメリカ、初の黒人警察官がユダヤ人警察官とタッグを組み、KKKの潜入捜査を行う実話ベースの物語。KKKが黒人差別をしていた程度の知識はあったが、ユダヤ人も同じようにヘイトしていたと知った。と>>続きを読む

ブラザー(2017年製作の映画)

2.8

コロナワクチン打った後にゴロゴロしながら観てた。
マ・ドンソクが見たくてみたけど、マ・ドンソクの楽しみ方ってたぶんこれじゃないな。
韓国の家父長制が相変わらずきつく、あの衣装ってなんの宗教の衣装なんだ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

ミュージカルというかもうほぼ歌の劇だった。
『クレイジーリッチ』が主要キャストがアジア人だけということで話題になったけど、その中南米版かなと思ったらそもそも同じ監督だったので、そういうことだった。
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ウソから始まる恋と仕事の成功術(2009年製作の映画)

2.9

確か分かりやすーい映画が観たくて選んだこれ。よくある手を抜いた感じの邦題ですが、原題のThe Invention of lyingが物語そのもの。嘘のおかげで私たちはなんと心穏やかに生きることができる>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.1

そう言えばこれも先月くらいに観たなと人のレビュー見て思い出した。

とにかく夏も夏映画も好きなので、途中まではすごい良い!これまた夏になる度観たい映画か?と思ったけど、他の人たちも言う通り、途中からシ
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.9

ある意味期待通りの面白さ。
物語の序盤で、アトラクションをなぞった演出が続き、おやおやこれはアトラクションは見せ物用の演出でしたという自己否定か?と思わないでもない。最近のディズニーならあるある。あと
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.1

ホラー映画は苦手だから普段観ないのだけれど、『IT』を観てから、海外のホラーはリアリティななくて観やすいことが分かった。あと、台湾で戒厳令が敷かれていた白色テロを扱ったホラーということで興味があった。>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.9

突然金田一少年の事件簿が見たくなって、Netflixで検索したら市川崑の金田一シリーズが出てきて、何年か前の夏に『犬神家の一族』のレンタルDVDを探したけど見つけられなかったことを思い出してそのまま観>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

今知ったけど、今年に入って『レボリューショナリー・ロード』『アメリカン・ビューティー』とサム・メンデス作品3作目だ。こちらの2作はアメリカの郊外での暮らしと普通の夫婦に宿る闇みたいな感じで同じ監督なの>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

2.8

ドラマ未見。
ついつい笑ってしまいながら観たが、十数年したら、このシリーズ、社会的にNGになってそうな気もしなくない。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

エンドゲームの時に、何々すごい盛り上がっていると思って、そこからMCUを1から見始めたので、今回が初めての映画館で観るマーベル作品。なのでオープニングからジーンと来てしまった。
予告で、そんなむちゃな
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走れロム(2019年製作の映画)

3.4

本国ではTENETを超えるヒットと書いてあって惹かれて観たが、かなり社会派の映画。
ベトナムの闇くじという賭博(違法なのかよく分からなかった。映画の最初にデーと呼ばれる闇くじがどんなものか簡単に説明さ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

あー、あたまおかしいなぁ、と思いながら観て観終えた後に、トイレに入ったら、トイレの鏡で自撮りしている女の子を見て、あたまおかしいなぁ、って地続きで思っちゃった。ホラーのジャンルに分けられていて、確かに>>続きを読む

Arc アーク(2021年製作の映画)

3.0

観る直前で原作を読み、読み終えた直後カフェの隣の本屋でこの作品が翌々日に映画公開されると知り、勝手に運命を感じて勝手に期待値を上げてしまった私が悪いのかもしれない。

『円弧』で好きだったのは、永遠の
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.2

楽しみにしていた台湾映画。休日前の仕事終わりに観に行ったら、終わった時に自分が今いつどこにいるのか思い出すのにちょっと時間かかるくらいのどっぷり浸かった最高の映画体験だった。

前半、いつもワンテンポ
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

全然興味なかったんだけど予告でエマ・ストーンなの!と思って観に行った。

近年のディズニーの既にある物語を再構築する力はすごいと思う。
けれど、ヴィランがあまりにもヴィランでなくなっているのではないか
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.2

Netflixはアジア映画は意外とラインナップが少ない気がする。とはいえタイ映画は珍しいですね。
北欧から帰り、家の断捨離をすることにした主人公。ミニマルと仏教というのは相性がよさそう。
彼女の家のカ
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.5

ディズニーに対して、動画配信サービスだけじゃダメだ!映画館での上映は必要だぞ!ということを訴えるためという大きな志で観ようと思っていたのだが、なんやかんや後回しにしていたら上映終わりそうで慌てて観に行>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

時々アメリカの家が見たくなる。
集合宅地とか森の中の家とか。シザーハンズとかトワイライトとか。

どんな話かあまり知らなかったけど、父親が娘の友達に心奪われるという不快な感じから物語が進み、最終的には
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弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

3.6

昨年の東京国際映画祭で上映されていて気になっていた台湾映画。
TSUTAYAにもなさそうだし、これが観られただけでも、加入した甲斐があった。
行方知れずだった父が遺体となって帰ってきた後の母娘そして直
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風が踊る デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

2.5

悪い言い方なのは分かっているが中途半端な古いダサさ。古い味わいではなく、当時のトレンディっぽいからか。
『私をスキーに連れてって』を観たときの印象と同じというか、物語の展開に目新しさはないけど、時代を
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

昨年Twitterのフォロワーさんが大ブッシュしていたので。
私もどちらかと言えばイベントごとに熱くなれず端っこにいるタイプだったので、面白かった。
舞台っぽいなと思ったら演劇の映画化みたい。男の子の
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悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.1

韓国映画のリメイクだと知った台湾映画。韓国の恋愛映画は基本泣かせに来るのであまり好きではないかも。韓国映画に限らず、最後に恋人が病気で死ぬ系の映画は好きじゃない。恋人が死ぬのなんて絶対に悲しいに決まっ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.3

今度こそ観たかったけど、Netflixにないやつ!と思ってTSUTAYAで借りたやつ。
何年か前にアカデミー賞で話題になってましたね。とても人間くさい映画。100%善人も悪人もいなければ、100%正義
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.4

映画館のクーポンをもらって、それなら、と観た映画。大麻事業の売却がなんとかという薄らとした内容しか分からず観たのだけど、結果的に面白かった。前半、話に今ひとつついていけず長く感じたけど、最後の方の畳み>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

2.2

「あの子は貴族」の高良健吾、「まともじゃないのは君も一緒」の成田凌、「街の上で」の若葉竜也と今年の良き良き邦画の俳優が結集する『くれなずめ』をすごく楽しみにしていたけれど、結果的に私は対象外の映画だっ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

韓国系ファミリーが主人公のアメリカ映画。これ撮り方が独特で、PCやスマホの画面だけで、物語が進む。この辺のアイディア勝負だけかと思って観ていると、最初はなんだか腑に落ちなかったことが、ストーリーが進む>>続きを読む

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.4

ちょっとかなり感想を書いてないものが溜まってきてしまったので、他のとこで書いたものをとりあえずコピペ。

シンカが『アバウト・タイム』に続く、と銘打っているので、観てみた。なぜ人は取り戻せない状況にな
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

Twitterで女の子のお仕事ドラマが見たいと言ったらおすすめされた。
確かに松岡茉優ちゃん頑張ってましたね。バラエティの松岡茉優ちゃんはそんなに好きでもないけど、女優松岡茉優は結構好きだな。

出版
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.4

太宰治の小説集読みながら、並行してちょっとずつ観た。
映画を観ながら本を読むと、全部このダメ男は太宰の話やー!と思うし、人間失格を読んで映画を観ると、太宰がダメ男なのでは無い、女が、女が、太宰に絡みつ
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