ベムさんの映画レビュー・感想・評価

ベム

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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

討論の途中に、雑談や趣味の話をしてるのが良い。誰もが論破したくて討論してるのではない。みんなが、真剣に一人の人生を決めてる。

メメント(2000年製作の映画)

3.4

時系列記憶サスペンスです。上映途中で、点が線になり意味がわかってきます。良い作品なんだけど、個人的にノーラン作品はどう?カッコいいだろ?みたいな雰囲気が苦手です

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.7

ゆっくり丁寧に、物語が構成されてて台詞の無いシーンでも2人の感情が伝わってきて良かった。表情と目線で、映画を撮るということのお手本の作品だった。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.6

壮大なアイスランドの美しい光景を、ワンカットで映し出していた。映画の途中で、馬の死体が雪に積もり暖かくなり、骨になるまでの映像が良かった

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

youtube(2週間限定公開)なので、観ました。内容と役者さんの演技は素晴らしい上に、カメラワークと編集がうますぎる。橋の上で走るシーンがその男、凶暴につきを思い出させた

デカローグ(1988年製作の映画)

5.0

新宿のブックオフで、ジャケット買いをしました。何か不穏で憂鬱そうな雰囲気でした。まだ9,10話しか観てないけど、めちゃくちゃ大好きな作品です。

クリスチーネ・F(1981年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ鬱になる。やっぱりヘロイン注射が一番やばいし大麻が遊びに見えた

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

論理的思考と感情のバランスが良い。どっちにも偏らずに、最後まで良かった。

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.7

編集、カメラワークが自然すぎて集中が途切れることなく観れた。跡地の怨念と歴史に人がいて歴史の人達の屍の上に自分達が生きてることを思い知らせた

ラルジャン(1983年製作の映画)

3.8

ブレッソン2作目ですが、脚本と台詞だけだとつまらないですが音と映像構成で一流の映画作品になってます。数ミリの歯車が狂って、最後に大きな間違いを犯す。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.8

環境、思想、人間関係などを直接的に主題にするのではなく視聴者に問いかける。作り手と受け手の距離感は、芸術作品において重要なんだけどブレッソンはめちゃくちゃ上手かった。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.4

幽霊のような、個性を消す松田優作が凄い。本当の凶悪犯またはサイコパスは、存在してるようでしてない人物なんだろうと思った。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.4

社会は酷い!人が冷たい!ではなく、みんなギリギリで救える余裕なんて何処にもない。ギャスパーノエのカノンを思い出す。

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992年製作の映画)

3.2

酒、ドラッグ、賭博、女好きな汚職刑事が、全てのツケが返ってきて神に見放される映画

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.9

以前、北野武監督が"どのシーンを切り取っても一枚の写真になる映画を作りたい"と言及されていて、この映画はその言葉に相応しいのではないかと思った

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.1

めっちゃ良い展開で、終わると思いきや、、やっぱりかーい!という感じです。ファスビンダー裏切らないね。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白い。細かなSF設定の中に人間味とストーリーの濃さが素晴らしい。また、背景の暗さと登場人物の心情を写してるように思えた

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