2秒前さんの映画レビュー・感想・評価

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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

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前作と変わらずつまんない画作りにかまけて役者の抑制を放棄したわめき散らし合戦にうんざり。娯楽性も皮膚感覚も伴わない審美性重視のゴア描写が一番つまらん。剣を手に入れる場面のRPGっぽさに少し笑ったが、エ>>続きを読む

クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

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パラノイアな心理描写に逃げずに、古典的なサスペンスを積み重ねていく手腕は流石デミ。クエートでの回想シーンのが良い。しっかり怖い。

洗脳部屋もそうだけど、リーヴ・シュレイダーが部屋のクローゼットを開け
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テス(1979年製作の映画)

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叙情を排して叙事、叙事、叙事が連なっていく冷徹な凄み。人生の決定的瞬間ではなくその前後のみを切り取って並べた3時間弱。

テスがエンジェルに過去の過ちを告白するショット。エンジェルの顔はボカされて、次
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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ダメだ、全然面白くない。原恵一がこんなもの作ってるのも、それを面白く思えないのも辛い。相当苦慮した形跡があるが、そもそもこんな話面白くなるわけないだろ。音楽の鳴らし方も酷い。もう暗黒タマタマみたいな傑>>続きを読む

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

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マーティン・キャンベルだけあって流石に面白い。ボンドカーではなく戦車を駆り市街地を破壊するボンド。
ファムケ・ヤンセン演じる敵の女幹部ゼニア・オナトップ(なんちゅう名前や)が良い。性欲異常者。

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

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ヒュー・グラント演じる落ち目の歌手がどさ回りをしてるんだけど、本人はその境遇を卑下していないし、同窓会や遊園地でのステージも大切な仕事として扱っていてすごく良かった。
最初の作曲家や、マネージャーの奥
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

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再見。やはり傑作。だがなんで自分がメガホンを握るとこうも陰惨な映画になるのか。メリーゴーランドひとつでどれだけむごいシーンをとるんだよ。

初見時は玉に一発、頭に一発撃ち込む復讐者ソンドラ・ロックの虚
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ダーティハリー3(1976年製作の映画)

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再見。シリーズの中では一番下だが、まあこれはこれでいいかと思うようになった。
イーストウッドがアイスクリーム食べてる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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ロケーションとその切り取り方が神がかり的。あの階段からジムまでの家屋が連なる道、『人情紙風船』の長屋街の路地を連想すらした。階段は成瀬かな。

この話どう締めるんだろうと思っていたら、完全に意識から外
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

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傑作といいたい。時折りジャンル映画を観ていることを忘れてしまうようなジャンル映画。グロリアの系譜。

ブルース・ウィリスと子役の距離感がベタベタしてなくて良い。サイモン君が両親が惨殺された実家に帰る場
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

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再見。これはこれで好き。『イコライザー2』はこれを下敷きにしてると思うのだがどうかしら。
爆破されるためだけに戻ってくるハル・ホルブルック良き。その爆発も予定調和ですって感じで全く盛り上げる気なし。7
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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映像は圧巻。特に光源によって様々に表情を変える水と海洋生物の質感については、直近で『ブラックパンサー』続編のお粗末なVFXを見ていただけに、ヴィジョンのある船頭がいればまだハリウッドは視覚的な驚きを与>>続きを読む

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

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自分の人生のハイライトを“87分”という尺に収めてしまうメカスの映画人間っぷりに惚れ惚れする。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

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悪夢的な光景が繰り広げられていても、どこか牧歌的。単純で原初的な欲望が、高い技術を持って初々しさを損なわないイメージとして流れていくのをゆったり楽しんだ。ただ油断してると、時折生理的恐怖心をカリカリさ>>続きを読む

次郎長三国志 第九部 荒神山(1954年製作の映画)

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来るべき第十部のためのツナギという感じ。とにかく画面に人がめちゃくちゃ映ってる、その捌き方が上手い。次郎長は子分たちと一言も話さず、仁吉一家がいなくなるまで頭を下げるのだ。

しかしこれでおしまいかぁ
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次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊(1954年製作の映画)

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傑作。「俺が生きていてこそ咲く花があるのよ」と惚気る政五郎(水島道太郎)が切り落とした藤の枝を取って、「お藤って言うのよ」。終盤で今度は石松が夕顔を切り落とした瞬間ため息が出た。

夕顔(川合玉江)と
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

魚住乱入桂むき事件はカット。俺はアレがなければ湘北は負けてたと思う。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

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前作『ジャングル・クルーズ』にはまだ見られたセラの美点、Bの良さがかなり希釈されている。セラの映画を観ながらかったるいとか思いたくないのだが。このアメコミ映画というジャンルの灰汁が濁り固まってできたよ>>続きを読む

次郎長三国志 第七部 初祝い清水港(1954年製作の映画)

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喜代蔵(長門裕之)がみんなに可愛がられ過ぎ。久慈あさみに子供のように駄々をこねたかと思ったら、次は赤ん坊に還ってみんなに抱っこされてる(ただ喜代蔵とのやり取りで次郎長への想いが露わになるところの久慈あ>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

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斬首で始まり、斬首で終わるアーサー王伝説モノという共通点から強く連想したのは『ヘルボーイ』(2019)。アプローチは全く異なるがサービス精神旺盛なところは同じかな。首チョンパや骸骨が印象に残るがどれも>>続きを読む

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

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面白い。意外や意外、「魔女映画」だった。
ただもう一押し欲しかったかな。複雑な感情のタペストリーが織り込まれていく過程を楽しんでいたが、出来上がりが少し拍子抜けといった感じ。
いっそ主人公の少女がその
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

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ベストクローズアップオブザイヤー、ベスト素足ショットオブザイヤーW受賞。

主演の方、全く存じ上げなかったが乃木坂の人なんですね。かわいすぎてどうにかなるかと思った。

監督も存じ上げなかったが、名前
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クライム・ヒート(2014年製作の映画)

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ミステリとして素朴に驚いた。
トム・ハーディの内に秘めた怒りを表すように赤い照明が所々に使われている。ベタっちゃあベタな演出だが、結末を知るとなるほどとなった。
やはりスーパーボウルはアメリカ人にとっ
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

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直球な話を語り口の機能美と彩のある細部で面白く仕上げている。
マクドナルド兄弟(ニック・オファーマンとジョン・キャロル・リンチ)が語る創業話がハッタリ効いてて楽しい。陸橋をくぐるために店を切っただの、
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ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街(2014年製作の映画)

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『父親たちの星条旗』を観て、ジョン・スラッテリー味のある役者だなと思い、IMDBをめくってたら監督作が一本あることを発見。アマプラにあったので観てみたらなかなか拾い物だった。
クリスティーナ・ヘンドリ
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

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ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ演じる夫婦がバリに赴き、娘と現地の青年とのスピード婚を阻止しようする筋書きだが、娘と青年の関係にはやましいところが無く、自身の結婚体験を勝手に投影して気を揉んで>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

湿っぽい映画なのはわかって見に行ってるからそこはいいんだけど、役者がみんな棒立ちで泣いたり喚いたりしてる画が多すぎて飽きてくる。

展開も焦ったい。ネイモアの軍団が一回ワカンダを急襲してから、一旦帰っ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

諏訪敦彦『風の電話』+古澤健『オトシモノ』+伊藤潤二『うずまき』+乙一『The Book』+...みたいな映画だった。
特に『風の電話』からのいただきはかなり多い。震災で親を失って叔母に引き取られてい
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

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再見。めちゃくちゃ昔に一回観たきりだったけど結構細部まで覚えていた。
拳銃で頭に穴が開く、その開き方が良い。ピューーーみたいな、ちゃんと取り返しがつかない感じがする。

次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家(1953年製作の映画)

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大傑作。104分にどれだけ情感を詰め込むのか。
泣きながら刀を抱いて寝る兇状旅。久六(千葉信男)の一家に厄介になる前半は今までと打って変わって実にサスペンスフル。
石松と三五郎が盃を返す中盤は力技で泣
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

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人間すぎる。ついつい胸元に目がいってしまうカメラに爆笑。
ケーブル・ホーグ(ジョイソン・ロバーズ)が銀行から金を借りる場面、銀行家に口先が通じず、結局の決め手が懇願するようなロバーズの表情であるという
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ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区(2012年製作の映画)

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『バーテンダー』アキ・カウリスマキ
人の手や足だけを捉えたショットが多い。時にそれは表情より多くを語る。
待ち人来ず、を端的に表すバスのドアが閉まるショットが良い。泣ける。

『スウィート・エクソシス
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断絶(1971年製作の映画)

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再見。劇場で観れて良かった。
このままでは帰ることすらできなくなるという焦燥感はあるのに、いい歳こいてフラフラしてるウォーレン・オーツ。一匹狼にもなりきれず、人恋しさにヒッチハイカーを拾っては嘘か本当
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次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路(1953年製作の映画)

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久慈あさみ、素晴らしい。
敵陣で白刃に囲まれても全く動じない。これから人質になるというのに、「勝負だ」と壺を開け、一六の目が出て「気に入った」と笑う。惚れる。
次郎長一家と別れるラストシーンでの凛とし
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