3103さんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

さよならを告げる時間に関する物語としては本当に秀逸だった 自分の気持ちを清算するのってあまりにも時間を要するから

とはいえ、初恋の人への執着の仕方がちょっと異常で上手く入り込めきれず… 思い出補正な
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.5

結局わたしは男子の友情に永遠に憧れてしまう 皆んなから好かれなくていい覚悟ができたのって最近だな… 中高生って保身に走る年頃なのにそうでないりかこはある側面から見たら最悪かもしれないが芯がある人間ほど>>続きを読む

ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.0

初めてドリスヴァンノッテンを知ったのは、映画の冒頭で流れる2015SSのオフィーリアにインスパイアされたショーの映像を見た時(確かあれはファッション文化論の授業) あの時の衝撃が蘇ってゾクゾクした 彼>>続きを読む

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

3.8

カウリスマキ版カフカの城 カウリスマキの初期作なだけあり、彼のアイデアのイメージスケッチを観ているようだった

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

カウリスマキ贔屓なの抜きにしても最高な映画だ〜 ちょっとクリストリッツァの黒猫・白猫が観たくなる
最近犬が酷い仕打ちに合う映画が続いたので、犬に優しい映画で心が和んだ

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

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思春期の頃好きだったcali≠gariってバンドのこととか丸尾末広の漫画のことを観ながら思い出していた。エロ(煽情的)グロ(怪奇的)ナンセンス(ばかばかしい)という言葉があまりにもしっくりくる。
性描
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

こんなディストピアで暮らすくらいならさっさと猫になる選択肢を選びたいよ…

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

真実を暴くとか 人を裁くとか なんて馬鹿げてるんだって思ってしまう

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「冒険し砂糖と暴力を知った」

真っさらになった人間が、快楽を得て、知性を持ち、社会を知り、思想を手に入れる物語。

でも女性の主体性を〜なんて硬い言葉でこの映画を語ることはナンセンスな気さえする。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

残念ながら生きづらさを抱える人々の暮らしが現実でスポットライトを浴びることはない、

けれど世界のどこかにきっとある小さな小さな営みにいつも目を向けてぽつりと電灯で照らしてくれる

アキ・カウリスマキ
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さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

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実家で曲名も知らず何気なく聴いていたユーミンの曲 はじめて曲名を知ったし教訓だった

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

月下美人の元、読書するシーンがあまりにもよかった

淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

3.9

せっちゃんかわいい 戦前の作品とは思えぬユーモア ささいな夫婦喧嘩をこんなに面白く撮るなんて

愛の神、エロス(2004年製作の映画)

4.0

「若き仕立て屋の恋」ウォン・カーウァイ作品の美しさが一時間にぎゅっと凝縮されていた

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