ベイビーさんの映画レビュー・感想・評価

ベイビー

ベイビー

映画(363)
ドラマ(1)

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

もう、贅沢としか言いようがありません。

ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテル、という名だたる名優たちを、名匠マーティン・スコセッシがまとめあげる…

数々のマフィ
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LORO 欲望のイタリア(2018年製作の映画)

4.2

いやいやいやいやいや、これまたマズいですよ。
自分が面白い! と感じた作品が、こうも総合評価が低いなんて…

現時点で3.3。めちゃくちゃ低いわけでもないんですが、賛否両論が激しくて、否の方の「つまん
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.0

それにしても映像がもの凄い。

この作品は戦争の欺瞞と戦争によって狂わされた人間たちを描いたコッポラ監督の意欲作。

戦争の欺瞞さにいち早く感じていたカーツ大佐。彼はベトナム戦争最中、軍に謀反を犯し、
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"観る"よりも"感じる"映画。

決して説明過多ではないのですが、演出の妙で色々考えさせられる作品になっています。

例えばいきなりのクライマックス。

冒頭のダンスシーンは、最高の導入シーンであり、
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.0

トントンにとって、小学生生活最後の夏休み。母親が病気で入院してしまったため、妹のティンティンと二人で、田舎に住むおじいちゃんの家へ預けられることになりました。

見方によっては子供が知らない土地でひと
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

ダメな人たちが描かれた、全てがダメな物語。

登場する誰にも共感できず、誰の愛も肯定できないはずなのに、最後の最後になって、どうして涙が出てしまうんだろう…

自分を献身的に愛してくれる陣治という男と
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

若き日のデル・トロ会いたさに…

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皆さんもよく経験があると思いますが、あまり映画を観ない人から「なんか面白い映画ない?」と聞かれることがあります。

僕はこの質問が苦手で、
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.3

池井戸潤×福澤克雄×TBS
"大ヒットメーカー×"豪華出演陣が贈る超王道エンターテインメント"

低迷が続くTVドラマ業界でヒット作を出しまくる日曜劇場のドラマ枠。その中でも池井戸潤×福澤克雄というコ
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.8

随分昔にロケの現場を見かけたことがあります。

そのロケの場所は名古屋駅をすぐ出て高層ビルが立ち並び多くの人が行き交う都会の中心。その人混みの中で、喪服を着た俳優さんが一人遺骨と遺影を持って肩を落とし
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

原題:Sicario(シカリオ:暗殺者)
邦題:ボーダーライン

邦題の「ボーダーライン」というタイトルも、日本の配給会社が付けたとしては、珍しく悪くはないと思います。例えばチームがメキシコで最も治安
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.3

デル・トロさまーーーーーーーーツ!
って叫びたいくらいデル・トロがカッコいい。
そして、イザベラ・モナーがとても可愛いい。

もう、唸るほどの面白さ。脚本が秀逸で、それを彩る撮影、音楽も素晴らしい。
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7

全体的に見たらちょっと慌ただしく、細やかさに欠ける脚本だなあ、と思っていたら、上下巻からなる同名小説を2時間にまとめた作品なんですね。なるほどと思いました。

それでも面白く作品を観れたのは、原田眞人
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来る(2018年製作の映画)

3.1

来る来る来る来る来る来る来る来る!

と劇中で何度も行っていましたが、僕のところへは何も来ませんでした。恐怖や面白味はもちろん、波風ひとつも立たず物語は終わってしまいました。

僕は中島哲也監督の「告
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

とても素晴らしい作品。

単なるクライムサスペンスだけでなく、色んなものが幾重にも重なった作品でした。

特に感じたのが人の心のあり方、強さというのでしょうか。冒頭で見つかったの死体の印象が、はじめと
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

最高に素晴らしい映画です。きっと、"非の打ち所がない"とはこの作品のことをいうのでしょうね。

人種差別、友情の芽生え、ロードムービー…

素材としてはありきたりなものばかりで、何一つ目新しいものはあ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

公開から約10日しか経っていないにも関わらず、すっかり出遅れ感を感じてしまう超話題作。

僕も本日観てまいりました。これで指を加えながらスルーしてきた皆さんのレビューも、ようやく読ませていただくことが
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.9

よく映画やドラマを観ていると、「J.D.サリンジャー」とか「ライ麦畑でつかまえて」という言葉がやたら引用されています。

そのたびに話についていけない自分がいて、とても不自由だと感じることが多かったの
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.7

面白い作品でした。
とにかくビジュアルが美しい。

いいですね。アメコミを徹底的に意識してドット印刷や版ズレの表現でアートっぽく仕上がっていて。アメコミを通り越して、リキテンシュタインを思わせるビジュ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.3

総合評価も高く、フォロワーの方々の評価も高い作品。僕もそれなりに楽しみましたが、そこまでドキドキしませんでした。

一番の見せ場であるSTICでのカンニング。計画はずさんだし、規模は大き過ぎるし、時間
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

先日会社の同僚が僕に近寄り「契約社員の◯◯さんが(僕のことを)いい人だって言ってたよ」と伝えて来ました。

僕はその不意な報告に嬉しさを抑えきれず「えっ、嘘でしょ?」と、顔がニヤけるのを堪えながら、も
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娼年(2018年製作の映画)

3.3

会社で隣の席のアシスタントの女の子が、最近毎日のようにこの作品を観ろ観ろと言ってくるので観てみました。

なるほど、女性が作品に興味を示すもの分かります。松坂桃李さんのガチで大胆な演技は観る価値があり
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.4

これは凄い。面白すぎる…
もう「面白い!」とだけ伝えたい作品。是非予備知識なしで映画館で観ていただきたい作品です。

ただあらすじだけザックリ言わせてもらえれば…

警察学校卒業したてのなつめがある日
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いや〜、面白すぎる!

序盤は「なぜタイトルが『ミスター・ガラス』なんだろう?」ってずっと思ってたんです。だってサミュエル・L・ジャクソン演じるイライジャ(通称ガラス)って、ずっと廃人のようだったじゃ
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パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

3.9

"神の言葉は真実なり"

その言葉を胸にパレスチナへ自爆攻撃を任された幼馴染みの二人。"殉教"は名誉であり、死後は英雄として讃えられるはずである…

イスラエル占領地のヨルダン川西岸地区の町ナブルス。
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

10月4日から公開される「ジョーカー」の予告編がYouTubeにあったから興味がてら観てみたんです。

そしたら早々にジョーカーの不幸話みたいなシーンから始まって、なんか若かりし彼がいじめられていたり
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

4.0

オダギリジョーさん初の長編監督作品。
とても素晴らしい作品でした。

序盤は柄本明さん演じる船頭のトイチが岸から岸へと色んな客を乗せて往来するだけの展開。この落とし所も分からない展開にもかかわらず、オ
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

4.2

1960年代後半、とある山村で兄妹のように暮らしてきたアワンとアフン。当時村の生活は苦しく二人は中学を卒業したのち、台北で就職することに。

台北で社会に揉まれながら支え合う二人。やがて二人は互いに惹
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

今年最大の失敗

皆さんが仰っていたとおり、シャロン・テート事件のことを知った上で鑑賞すれば良かった…

僕は普段からあまり予備知識を入れず作品に挑みたいタイプの人間なのですが、今回ばかりはかなり後悔
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.3

やっぱり好きです!
数年ぶりに観ましたが、やはり素晴らしい作品でした。

オーストリア皇帝ヨーゼフ2世のお抱え作曲家として皆から尊敬されるアントニオ・サニエル。彼は音楽を愛し、敬虔に音楽と向き合いま
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この作品のCMがテレビで流れ出したころから、ずっと「愛にできることはまだあるかい」というフレーズが気になっていました。ただ単純に「愛にできること」ってなんだろう? と、疑問を感じてしまったのです。>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.1

一年くらい前に沖田修一監督の「滝を見に行く」を観てとても面白い作品だと思い、それ以来、沖田監督の中で一番評価の高い今作のことがずっと気になっていました。

「滝を見に行く」は滝を見に行くバスツアーに参
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それから(2017年製作の映画)

3.0

初めてのホン・サンス監督作品。
正直僕には合いませんでした。

それなりに評価の高い監督なので、「エドワード・ヤン監督みたいだったらいいのになあ」と思いながらかなり期待して観たのですが、ストーリーが進
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

この映画は、終戦前日の昭和20年8月14日正午の御前会議から翌15日正午の玉音放送までを描いた作品。ポツダム宣言受諾をめぐる、政府首脳の画策と青年将校たちのクーデター。そして、昭和天皇の御意向が克明に>>続きを読む

愛と銃弾(2017年製作の映画)

3.5

「愛と銃弾」という邦題タイトル。
"死んでも、愛して。"というキャッチコピー。

カッコ良すぎません?

TSUTAYAでこの映画のジャケットを見つけたとき、僕は一発で惹かれました。"どんな骨太な恋愛
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

誰もが知るアポロ11号の偉業。その船長であるニール・アームストロングを描いた物語。

簡単にこの作品を言い表わせば、アームストロング船長の偉業を忠実に再現した物語と言えます。見方によってはとても地味な
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

2.8

胸糞悪い!
Netflixで"サスペンス"とあったから観てみましたが、どこがサスペンス⁈ ただただ胸糞悪い暴力映画じゃねーか!

半グレ不良ヤンキー兄弟VSコミュ障サイコパス大学生の殺し合い。冒頭か
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