haruさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

つけ忘れ。

たしかにコレはゲームだ。FPSが好きなら楽しめると思う。
ストーリーはあってないようなものだが、一人称視点でガシガシ進んでいく。設定もゲーム的。冒頭での状況説明、お助けキャラの登場などな
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

殺し屋に一筋縄ではいかない設定をプラスして、たんなる殺し屋が一掃する物語で終わらせずに違う落としどころを用意してくれて、しかも伏線回収も綺麗で卒がない。相棒の登場の仕方も好きです。

ベンアフレック、
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

ジェームズマカヴォイの演技に尽きる。険しい顔つきの潔癖症男だったのに次の場面では、パッと明るい表情で笑ってる。かと思えば、上品な女の人の手つきで髪をとかしてあげたり。演技力の高さを見せつけられました。>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

トムヒドルストンって線の細い、なよっとしたイメージだったけども今回は逞しく鍛え上げていてイメージ払拭。ただ少し影が薄いけれど、主役は怪獣!爽快でキングコングの暴れっぷりは気持ちが良い。

地獄の黙示録
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パンドラム(2009年製作の映画)

3.5

面白かった。B級と念頭においてみるといい掘り出し物感。
設定がこの間まで上映していたパッセンジャーと同じだが、あっちが陽だったら、こっちは陰。
鬱々とした空気が終始まとわりついてくる上に清潔感もない。
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

なんだろう。案外悪くなかったと思ったのはハードルを下げていたせいかな。
原作漫画、映画、アニメシリーズはすべて鑑賞済み。

攻殻は重要人物の思想のもとに物語が展開していく上に、その思想を持つ人物が魅
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

パパラッチってこんな仕事だぜ!こうやって儲けてんだぜ!って東京を走り回る前半は勢いがあって面白かった。
リリーフランキーの第一声でこのリリーフランキーはいいぞって思ったら本当によかった。

後半は失速
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.1

頭脳戦っぽく装っているけれど、中身のない争い。次はどんな手を打ってくるのかっていうドキドキさなんて全くなかった。テンポもあまりよくないし、この内容だったらもっと短かい尺で良い気がする。
リュークの扱い
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.5

実際に起きたエベレストでの山岳事故の話。
遭難した人のなかに日本人が混ざっているという話を知っていたくらいで事故の内容は知らず。

ガイドの判断ミスも大きいだろうけれど、大枚をはたいた上に「俺にはもう
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ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂(2013年製作の映画)

3.4

エベレスト初登頂したとされている人達のドキュメンタリーと再現ドラマの映画。

エベレスト登頂の歴史はまったく知識がない。マロリーさえ知らなかったほどの自分には勉強になった。
当時は、あんな系装備で登っ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.6

モキュメンタリーってホラーやSF映画以外だとほとんど見たことがなかったので警察モノだとよりリアルに感じた。

ロスの警官ってこんな感じなんだろうか。体を張って取り締まって、日常では同僚とふざけあったり
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

久しぶりに面白いサスペンスを見たなと思った。
アメリカの文化や宗教が取り巻いているせいか、細部まで理解するのが難しく少し歯痒い…

予感させるラストの終わりかたが好きです。その時に振り返るジェイクギレ
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

爽快で観ていて気持ちよかった。スタイリッシュでスピード感がある。
1つのお手紙をめぐってNYを走り回る単純なストーリーだけど、時系列をいじって見せてくれるので多少先は気になる展開。

ジョセフ・ゴード
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.6

ダニエルクレイグの007のなかで一番それっぽい。これまでのシリーズを踏襲しつつスカイフォールよりわかりやすく、てんこ盛りの昔のオマージュに007を観ているなと感じた。
新しいアストンマーチンも格好よか
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.7

肉を切らせて骨を断つ。文字通りで痛々しい。
次元大介の墓標と流れはだいたい同じだけれども、ヤクザを前にしての覚醒、強敵との戦闘描写と太刀捌きは素直に格好いいと思う。

次は銭形かルパンかどっちだろう。

ペット(2016年製作の映画)

3.5

吹き替えで。
わかりやすくて明るい気持ちでみられる。
可愛い見た目と動きに反して、悪役な上に声が中尾隆聖なるウサギさん。その表情がたまらない。

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.0

映像美。前作より規模は大きくなったのに勝利のカタルシスも感じない。記憶に残らない。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.6

藤原竜也主演でリメイクされるので、その前にオリジナルを鑑賞。

あらすじからシリアスな映画だと思っていたけれど意外とコメディ要素もあり。序盤のカーチェイスなんて香港映画ばりのアクションで盛り沢山。クラ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.4

評判を聞きつつ観たので裏切れた感はあまりないです。

設定は面白いけれどストーリー自体は、想像を越えず。詰めが甘いけれど、別段つまらなくもないのでそこまで飽きもしなかったです。軽く恋愛SF映画をみるに
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

こういう映画を観るとどうしても言葉では表しにくい。物凄いものをみてしまったなという感覚が去年の邦画で多いけれど、これもその一つ。

少しずつ積み重なってきた不安のようなものが後半では、なだれ込むように
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

3.4

一人を残して、全ての人が失明するパニックものだが、キリスト教が下敷きにあるので抽象的で静かに淡々した物語展開。

閉鎖的で息苦しい前半部分は不愉快感も合わさってか、やけに長く思え、退屈に感じた。後半か
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

「哭声」や「 アシュラ」と並んで、肉食系韓国映画として町山さんが紹介していたので鑑賞。
エログロナンセンス、エス…など近代文学的な内容に韓国人よりも日本人のほうが楽しめる要素が満載。

カタコト日本語
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REDLINE(2010年製作の映画)

3.8

これを観るとスペースダンディのある回を思い出す(笑)

男臭さと勢いと疾走感で魅せるタイプのアニメ。ただ軍隊パートになるとまったり。
とにかくパロディが盛りだくさん。チキチキマシンを軸としてルパン、A
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.3

スカしてない泥臭い演技は好感が持てるけれど、小栗旬は作り過ぎ感も否めない。シリアスな場面なのに笑っちゃった。あと妻夫木くん、好演しているのに自分の中でどうしても好青年感が拭えない。

わりと原作に忠実
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.7

ブラピの出世作となった映画。
穏やかで情緒的な物語のなか、爽やかで初々しいブラピの笑顔は眩しく、そんな美形が大自然の緑にとても映える。
フライングフィッシングの描写は、本当に綺麗だった。

弟は本当に
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

犀原、村井コンビや丑嶋と戌亥の駄菓子を食べるシーンがもう見れなくなると思うと少し寂しい。

ウシジマくんの中学時代を演じた狩野見恭平くんがとても良い。仕草、口調も似せていて好演。笑顔も可愛い(笑)
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CASSHERN(2004年製作の映画)

3.1

思ったよりも悪くなかった印象。スチームパンクが好きな自分には、こういった世界観は堪らない。ビジュアルはジュードロウのスカイキャプテンや押井守のアヴァロンを連想するような画面作りもけっこう好き。

及川
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

タランティーノがつくるクローズドサークルもの。と見せかけて、ミステリーの皮をかぶったいつものバイオレンス。
すっごく焦らされてからの血みどろお祭り騒ぎ。
限られた世界での会話劇なので舞台演劇を見てるよ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.6

ビックフィッシュを彷彿とさせる物語で魅力的なキャラがたくさん。

エヴァグリーンがとっても綺麗。そのエヴァグリーン扮するペレグリンの活躍を見たかったけれども、主体は子どもたちだし、母親的立場として一歩
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.3

これまでのなかで一番アクは強くなく、あっさりしていて平和的。
けっこう気に入っているメアリージュン演じる犀原も、今回は出番少なめ。
カジノでのマネーロンダリングの手口は無知だったので勉強になった。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.8

確かにストーリーに厚みはないけれど、それが気にならないほどクールで持ってかれる。
最近、ワルサーを撃ってるルパンを見たことがなかったから新鮮だったし、台詞の掛け合いもまだ信頼しきれていないところが見え
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

文学的で哲学的なSF映画。
映像は控えめで派手さはないけれど、子供との回想シーンは幻想的で印象に残る。それと静かで緊張感のある音楽もよかった。
観る前はてっきり"コンタクト"のような内容かなと安易な想
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リプリー(1999年製作の映画)

3.6

"太陽がいっぱい"は未見。なので思ったりよりも悪くなかった。
マットデイモンのねっとりとした視線、表情が心底気持ち悪い。それほど演技が秀逸なんだろうけれど。
そしてジュード・ロウ。奔放でキラキラしたあ
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.8

重い。観ている最中、何度か溜め息を吐いたと思う。
真綿で首を絞められていくように家族が壊れていく過程は、見ていて息苦しかった。
崩壊の決定打は一家の大黒柱然とした父親の視界の狭さ、見ている世界の狭さな
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ガッチャマン(2013年製作の映画)

2.0

うーん、よくこの脚本でOKが出たなあ。不評と知って身構えていても結構クる。

冒頭のキャタローラーを追跡して飛んでいく場面は、カッコよかった。
あとはEDのバンプの曲も良かったです。