きしだギレンホールさんの映画レビュー・感想・評価

きしだギレンホール

きしだギレンホール

主にBS・CSで映画を観てます。稀に映画館、ネット配信でも。大好物は特撮ヒーロー。

映画(873)
ドラマ(57)

オルエットの方へ(1970年製作の映画)

3.5

躁状態のテンションについていけない部分もあったが、だからこその落差が切ない。ダメ男に同情していると、最後の場面はとても気まずいが、ラストショットに救われる。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

浮気している妻を殺すと息巻く男との会話が良い。車内という密室が生み出す緊張感が遺憾なく発揮されている。クライマックスの俯瞰もうまく言葉にできないパワーに溢れていて、アメリカン・ニューシネマみをひしひし>>続きを読む

(1985年製作の映画)

2.0

自分は自分が思っている以上に映画に「顔」を求めているのかもしれない。この映画、アップはほとんど無いし、メイクは過剰に濃いし、兜で隠れるしで全然役者の顔が見えない。それがストレスになって楽しめなかった気>>続きを読む

パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

4.3

急に暗くなって嵐になるシーン、なんだか子どもの頃を思い出すような懐かしさがある。その後洪水に沈んだ街をベッドの船で進んでいく場面はまるで空を飛んでいるみたいだった。ロマンに満ち満ちていて最高でした。

パンダ・コパンダ(1972年製作の映画)

3.8

説明台詞で人物をカメラ目線にしてしまうセンスの良さ。アニメーションならではなバウンド感に溢れているのも嬉しい。意外な伏線がちゃんと回収されるのも芸が細かい。

海街diary(2015年製作の映画)

3.3

鎌倉でのいい暮らしにも中学生デートにもムカついてしまって、そこで思考が止まってしまった。相変わらず自分のしょーもなさに辟易してしまう。でも、それにつけても雰囲気映画な感じもする。打ち上げ花火をまともに>>続きを読む

座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

3.0

シリーズ第二十作。別につまらなくはないけど、岡本喜八と宮川一夫があんまり噛み合ってなくて、双方の良いところを殺し合っている気がした。三船敏郎の存在感も強く、ゆえに座頭市を見ているという感覚がやや希薄。

おくりびと(2008年製作の映画)

4.9

現実的にはどんなに上手くたって死化粧であそこまで遺体が綺麗になるとは思えないんだけど、その違和感が化粧のマジックと映画のマジックをリンクさせる。うまく言えないけど、そこに映画と現実の敷居を壊す何かを感>>続きを読む

座頭市喧嘩太鼓(1968年製作の映画)

2.8

シリーズ第十九作。三隅座頭市の良さは市も完璧超人ではないということをしっかり描写してくれるところにあると思うのだけど、本作はそれをコメディタッチに仕上げているのが不満。市の玉を繰り返し投げる楽しい動作>>続きを読む

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(2018年製作の映画)

1.9

ロケーションと黒ミサの気持ち悪さが昭和ライダーの怪奇性を想起させるのは良かった。

魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁(2005年製作の映画)

2.5

劇場版限定ロボが「もう見た」って感じの合体なので微妙。マンドラ坊やがジャックと豆の木みたいになるのは面白いけど、そんな魔法があるなら戦力にもなるじゃん!とは思ってしまった。

仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーエターナル(2011年製作の映画)

2.7

視線だけで助けを求めるシーンをはじめとして高梨臨が良かった印象。カメラは揺れすぎ。

仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセル(2011年製作の映画)

2.8

揺れすぎるカメラと山本ひかるが損な役回りすぎるのは結構マイナス。でも木ノ本嶺浩と滝裕可里のタンデム逃避行がエモすぎて1億点。ずっと見ていられる。(長澤奈央の足も)

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

4.2

ロングからのズームアウトでいちいちビクビクしてしまう。この視点はストーカーのものなのでは?という不快感。目のどアップによる緊張感も凄まじい。完成度が高くて胃がキリキリするのはご愛嬌…。

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

4.0

「機動増殖都市」ってそういう意味か!という嬉しい驚き。退屈なパートもあるがそれは後々活きてくるので。たとえゴジラを倒しても、原住民とも衝突するよなーといった不穏さも良い。クライマックスは『シン・ゴジラ>>続きを読む

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

映画に翻弄される感覚が好きなのでこれもたまらない。作り手としての葛藤みたいなものも描かれている気がする。

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻(2018年製作の映画)

3.3

草原の場面がスクリーン映えしまくってて最高だった。もうちょっと長くても良かったと思う。

ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター(2017年製作の映画)

2.5

山本涼介の人並み外れたモデル体型と異形の物語の親和性は高いはずなのに、それをあんまり打ち出していないのはもったいない気がする。俯瞰なんてもってのほかで、奇をてらう以上の意味を見出せず、ただただそれを殺>>続きを読む

デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」(2018年製作の映画)

1.0

動きがあまりにも少なく、かといって止め絵に力が入っている箇所もない。エヴァ的な演出がちょびっとあるのもよくわからないが、それは言い出したらキリがないことだろうか。飯食ったら即全快するデジモンたちにも違>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒(2018年製作の映画)

3.5

最終話の海をずっとずっとスクリーンで見たかったので大満足。遠くに船があるの最高すぎる。

眠狂四郎 勝負(1964年製作の映画)

5.0

再見。シリーズ2作目。まず会話が面白い。皮肉や軽口を交えて本音を言う感覚がいじらしいというべきなのかな。また単なる一場面だと思っていたものが実は狂四郎の覗き見だった、という箇所がいくつかある。彼の抜け>>続きを読む

懺悔 ~松岡真知子の秘密~(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

設定を余すところなく使っていてなおかつ物語の流れもスムーズなのが心地良い。クライマックスで松浦ひろみがゲロを吐く→原紗央莉「ゲロ臭いから外の空気を吸いたい」など、展開が本当に丁寧。正直ピンクを期待する>>続きを読む

劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!(2018年製作の映画)

2.8

ジードの劇場版を観ている感覚が薄い。ドラマパートではジード勢よりも居心地悪そうな青柳尊哉や動静の緩急が巧い石黒英雄へ視線がいってしまう。特撮パートにおいても本作オリジナル怪獣の影はあまりにも薄い。無く>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.8

1箇所を除いて、割とどのシーンも好きだった。旧友の幸せを目の当たりにして何故だか涙が溢れてしまうくだりや、路線バスという特殊な密室の中で行われる告白の内容など、正直主人公への共感ポイントが多くてそれだ>>続きを読む

仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディングPartIII 仮面ライダーゲンムVSレーザー(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

レベル10億なんてパワーインフレしまくっているキャラもそれなりに説得力のある強さを演出してくれて満足。黒幕である壇黎斗が新壇黎斗やら壇黎斗神やら、やたらと名前に拘っていた理由もここで強調されてようやく>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

主人公はたぶん一度も拳銃を使っていないし、タバコではなく爪楊枝をくわえているし、おそらく酒も飲んでない。別れのキスをしたのに踏ん切りがつかず好きな人へ電話をかけてしまうのもちょっと女々しい。そんな役所>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

2.2

設定的に強い兄弟の方へ巧い役者を配してしまったのは失敗だったのでは。姉妹の方も下手とは思わなかったが正直喰われていた気がする。またクライマックスの喧嘩がおおごとに発展するのには無理を感じた。切り返しの>>続きを読む

あの子を探して(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっとずっと張り詰めた状況に置かれていたウェイ・ミンジがやっと解放された瞬間の美しさ。その涙の雄弁さに震えてしまう。最近はやけに涙腺が緩くなってしまったのだけど、これは本当に泣く。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

見世物かもしれないが、納得のいく職があることは大事だ、という主張。全体的に楽観的すぎるきらいもあるが、職に満足できなければ、芸人たちの未来もレイシストだったかもしれない。そして職は家になっていく。それ>>続きを読む

仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング PartII 仮面ライダーパラドクスwithポッピー(2018年製作の映画)

3.0

肉体を求める悪役と心が大事なんだと説く正義の構図が後半で明確になり、それによって中盤での飯島寛騎の流血が意味を持ち始めるような。そして黒幕は肉も心も満たそうとする。二兎を追う者は…と言うけれど、彼が一>>続きを読む

山の音(1954年製作の映画)

3.6

面白いけど子供たちの嫌味っぷりがキツすぎてそこまでノれなかった。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

2.5

ストーリーはカズオ・イシグロの某小説を思い出してしまうしビジュアル的な部分は『2001年宇宙の旅』っぽいしオリジナリティがなくね?と思ってしまった。

炎の城(1960年製作の映画)

4.1

人物の動きがやけにぐるぐるしていたり独白が多かったりそもそもハムレットだったりで演劇的なアプローチが多いものの、画面に広さがあるので映画としてもしっかり成立していると思う。大川橋蔵が父の霊に促され豪雨>>続きを読む

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.0

主人公が受ける音の暴力描写は上手いと思う。その上でのラストは確かに希望を持たせてくれる側面もあるが、しかしそれは結局当人間での解決でしかない。つまり音の暴力を一緒に受けて、一緒に胃をキリキリさせてた僕>>続きを読む

ガンマン大連合(1970年製作の映画)

2.5

主人公らの傍若無人っぷりについていけなかった。キメの場面にはとりあえずテーマ曲を流しとけ、というのも見え透いている。

ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

4.2

最高だ。ヒロインの掠れ声が切なく、いろんなことを想像させられる。記憶を描く場面は動きがぎこちないのも良い。世界観も正直アニメの方がしっくりくる。もっと見たい。

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