レイチェルさんの映画レビュー・感想・評価

レイチェル

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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.5

完璧な対称のストーリー。だからこそ生まれる緊張感。存在感の深い暗示。

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.0

芸術人のこだわりと彼のミューズ
そういうものに意味があるかどうかは、見る人たちに任せる勇敢さ

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

いつか私が今の私を振り返る時が来たら、その時この映画を思いながら泣かないでほしいと思った。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

「青い」より「若い」青春。不愉快で不必要な設定が多すぎる。キャラクターの作画も不安定。俳優を声優として使うのもそう。クライマックスの演出は良かった。私の中には今どんな世界で誰が泳いでるのかな。原作を観>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

最後には泣きすぎた。10年間100人の画家たちが描いて作った美しくて新しい映像美に圧倒された。ゴッホはどれほど優しく暖かい人だったんだろう。映画専攻、美術専攻、そしてどこでどのような形だとしても「芸術>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

5.0

信じると疑うの間、人間だけからなれる化け物。散らばってる話は実は全部繋がってるという事を表現する演出がスタイリッシュで監督さんへの尊敬が溢れてた。そして俳優さんたち、特に森山未来さんの演技は見てると体>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.5

悲しみ、喜び、怒りなどなどの中にあった悔しさの存在感がまた悔しくてずっと泣いた。社会的な問題に向き合う団体の中の一人を主人公にし、それを我々個人的な悲劇だと理解させるのがとても良かった。エンドロールの>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

5.0

安全な生を通り過ぎる迫力。梅澤の制服の背中の青は限りなく深い海のようだった。彼女がそんなに大きい波になっていく間、彼女に渡るか渡らないかを訪ねたクライマックスの隅さんの顔はまるで自分にはどうしても渡れ>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

5.0

実は私、「死」というものが怖すぎて否定してきました。しかし、この映画の中のように、そして今生きている私のように、人生一番の思い出だけを持っていけるところが「死後」なら、喜んで生き、怖がらずに死にます。>>続きを読む

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