このレビューはネタバレを含みます
単に悲しみや衝撃を描くのではなくて、そこを起点に、取り返しのつかない痛みを抱えて生きる時間が丁寧に描かれる
主人公のレオは自分の感情を言語化することができない。事件が起こるまでの前半では言葉にできな>>続きを読む
未来よこんにちはと同じようなテーマ、プロットなのだけど、
本作の方が現実のやりきれなさやずるさ、親の老いの描写が生々しい
日々の悩みやどうにもうまくいかないことがあるけれど、それと同じ重みで積み上げ>>続きを読む
当初は(恋愛において)自由な2人であり続けたいと言っていたにもかかわらず、
美青年を前にして、そんな建前や理性を吹き飛ばされ醜態を晒してしまう、
強面なドゥニ・メノーシェだからこそおかしみがある
振>>続きを読む