yasuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

yasu

yasu

映画(281)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.7

バカリズム脚本ということで鑑賞。ありそうでなかったツボを押さえた設定の妙がバカリズムの真骨頂。安定の面白さで、キャスティングも良かった。後半、中だるみ感が否めず、女性同社のファイトシーンのやらされ感が>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

アンソニーホプキンス主演ということで鑑賞。認知症のお話で、普通は周囲の目線で描かれるところを、本人視点で描かれていてとても新鮮。観客側が認知症本人の恐怖感を追体験できる。アンソニーの演技も月並みだが素>>続きを読む

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.6

こういう作品は類似作品が多いのである程度ストーリーが読めますね。とはいえ、主人公が次々と悪者をぶん殴っていく姿は気持ちいいです。ただ、最初のうちは人の顔と名前が一致しませんでした。班長が格好よかったで>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.3

こういう作品はあっていいと思うけど、万人受けはしないのかなと。途中でファンタジー的になった段階で脱落する人もいるんではないでしょうか。でも不思議と言いたかったことは何となく分かる感じはいいですね。成田>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.6

原作の内容を二時間にまとめなくてはならないのでなかなか難しいのかなと。ボスとのやりとりが最低限、ボス以外の敵が目立たないとか。アクションはこのレベルになると速すぎて何をしているのかわかりません正直。ど>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

予告編のあおりが気になって鑑賞。あおりがあったからすごいどんでん返しを期待し過ぎたので、驚きはそこまでなかったかなと。小説で読めばもっと面白さが伝わったかも。出演者が豪華すぎたので、もう少し抑え目でも>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.9

予告編を見て面白そうだと思い鑑賞。だいたいストーリーが想像できる内容ではありましたが、ハズレのない内容でしたね。村に行くまでの道程を見るだけで過酷な環境だと分かりますが、それでも村の子どもたちのいきい>>続きを読む

FUNNY BUNNY(2021年製作の映画)

3.8

奇抜な設定が面白そうで鑑賞。会話の内容が小説的・舞台的な感じがして見ていたら元は舞台らしいですね。前半と後半に別れていて、急に話が変わるので戸惑いも。でもこういう種類の話は嫌いではないです。

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.7

主人公のヒーローっぷりが徹底してましたね。恋愛ものだけじゃない重い内容もあって、見る人は選ぶのかも。こういう結末じゃないと物語にならないのかもしれないけど、ヒーローたちの幸せな生活がもう少し見たかった>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

誰も死んだり殴ったり、それこそキスさえもしない作品ですが、ありふれた日常が持つ魅力が描かれていたと思います。脚本がよく練られている感じがして、警官のシーンしかりで、無駄なシーンが少なく、繰り返し見る楽>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

新しい土地で成功しようとする家族を描いた物語。時代背景や韓国の文化を知らないためか、夫婦仲の良くない面ばかり目に入り、感動は薄かった。結末もやや唐突間があった。

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

2.9

設定がすごいと思って鑑賞。しかしながら、何というかやすやすと人が死にすぎ。人の死も軽い感じがして感動も薄め。何より報われない。結末もやや予想できるものだったが、細かな点は無理がありすぎる。本広監督の作>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.8

主演二人の掛け合いがずっと見ていられる。噛み合わないやりとりが面白い。人の気持ちがわからない変人が「当たり前」のこと言うと響きますね。成田凌の演技が自然で良かった。思いがけす良い作品でした。

太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.4

どうやら映画とドラマで作品があるみたいですね。映画しか見てないですが、ミッションインポッシブル的なスパイ物のような感じ。とはいえ、主人公の生い立ちの話がいきなり挿入される唐突間に困惑。あれもこれも語ら>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.5

何はともあれこのような事件がつい最近起こった出来事であることに驚く。この作品は韓国ではだいぶヒットしたようですが、日本では同じようにようなことが起こるのかと考えさせられた。イ・ビョンホンが主役というこ>>続きを読む

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

3.9

テレビで放映していたものを劇場版として再構築したものという前知識なしで鑑賞。コメディのようなのにひどく暗い話のギャップ。殺人を計画しているのにやっていることはひどく日常的だというギャップ。人を殺そうと>>続きを読む

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.8

「ラスト20分の真実」というあおり文句に惹かれて鑑賞。ストーリーは骨太な感じでよくできている印象。マコトの行動が突拍子もないもののように見えて実は終始一貫していたのがすごい。ただ、マコトの成り上がりも>>続きを読む

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.8

岡田と志尊のバデイムービーもので、ちょっとホラーな感じかと思って見ましたが、熱い感じはなく淡々としており、思いの外ホラー感が出ていた。志尊はいつもチャラ男系だったのでこういうキャラも新鮮。平手の約どこ>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.7

福田組の作品ということで鑑賞。いつものコメディで笑い要素は安定。しかしながらこの規模でやる映画だったのかは疑問。福田さんの作品の良さは深夜帯のB級っぽい笑いだと思うので大作っぽい作品には馴染みづらいの>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

「綿矢りさ」の小説が原作。同じ綿矢りさ原作を映画にした「勝手にふるえてろ」と共通するのは人間のある種暗い内面もしっかり描いているところ。のんの一人芝居のような状態が続きますが、のんはコメディからシリア>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.3

元棋士と現役棋士の対決にひかれて鑑賞。ストーリーとしてはわかりやすいものの、感情が爆発するようなところがなく、物足りなさを感じた。ラストでもっと観客をひきこむような表現があるとよかったかなと。

天外者(2020年製作の映画)

3.3

五代友厚の生涯を描いた作品。三浦春馬の主演ということで鑑賞。三浦春馬の演技は真っ直ぐで好感が持てるが、内容は今一つ。あれもこれもと盛り込もうとして中途半端感が否めない。主要なキャラも主役以外は少しずつ>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.5

西島秀俊がガンガン活躍するサスペンスかと思ってたら違いました。でもリアリティーという意味ではありそうな感じしました。ただ後半、あれ?と思うことがいくつかあって不完全燃焼気味でした。玄人向けの作品なのか>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.8

実話を基にした作品ということで鑑賞。ハチャメチャ系かという先入観は裏切られ、最後にはしっかり感動させてくれる作品でした。開始直後のろくでなしな主人公がその後は割りとまともでその落差が激しすぎだったり、>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

3.0

小説が原作とのこと。風合い的に小説っぽい感じがしました。作品全体が淡々としていて、登場人物の心の動きを感じられず、よくわからないまま終わってしまった感じが。脇役の高橋洋さんがいい感じだった。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.3

若者たちが一生懸命バカやるって面白いと思うんだけど、主人公はもっと突き抜けたバカが似合う方のほうが良かったのかなと。最終的にはDJスキルがあがったようだけど、なんで?って思ってしまった。とんかつは食べ>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.3

主演の二人を全面に出してたので、痛快なバディムービーを期待していたので肩透かし。原作は未読ですが、いいところをあれもこれもいれようとしてぼやけてしまった感じが。綾野剛はキャラのイメージがあっていなかっ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

ノーラン監督ということで鑑賞。他の方が言うように難解なのは間違いない。消化不良でつまらないという声が出るのは予想してたでしょうが、それでもこういう作品を作るのがノーラン監督なのかな。物語をちゃんと消化>>続きを読む

狂武蔵(2020年製作の映画)

2.1

坂口さんがひたすら戦う映画。というか映画と呼んでいいものか。ストーリーは無いに等しい。山﨑賢人が出演しているが戦わないし…。77分ワンカットというのは確かに凄いことではあるが、坂口さんのアクションを見>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.6

なんとなく法廷モノと思ってたら違ってました。近年あった戦争の裏側でこういったことがあったとは驚き。日本ではこのような作品は作れないのかなと感じた。主人公が国家の嘘を暴くというよりは、一人の市民が権力と>>続きを読む

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.6

悪魔払いモノはなかなかアジアでは見かけない気がして興味があったので鑑賞。ストーリーとしては可もなく不可もなくといった感じで、どちらかと言えばドラマで作ったほうが楽しめる感じがしました。神父さんがいい味>>続きを読む

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.4

交渉人と銘打ちながら、いまいち交渉人の凄さの描写がないのがもったいない。結末も大きな驚きや感動という意味ではもう人押しほしかった。ヒョンビンら主演は美男美女で見ていて心地よいためもったいない。

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.9

詐欺師モノということでラストが痛快。この手の作品は最後のどんでん返しを観た後で「ちょっと無理があるんじゃない?」と思う点が出てきてしまうもので、本作も例に漏れないわけだが、それでもテンポのよさで一気に>>続きを読む

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.3

原作未読です。ストーリーはよくある感じ。だがかえってその分観やすくなっていると思う。自転車競技素人の主人公がいきなり経験者といい勝負になってるのは冷静に見ると違和感が…キャストも賛否両論ありそう。流星>>続きを読む

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.7

漫画が原作とのことですが未読です。最初から最後までおバカなノリが徹底されていて良い。何の気負いもなく見ていられます。コメディメインのためダイビングのシーンはそれほどでもない。海も感動する美しさというわ>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

4.0

予告編ではサスペンス的な告知をしていたけれどヒューマンドラマ要素のほうがあっているかも。作品に派手さはなくお金かかっている感じもしないけれどそれでもアイデアとキャストで勝負できているのはいいですね。火>>続きを読む