すいみーさんの映画レビュー・感想・評価

すいみー

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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.4

静かな雰囲気で良きでした。犯した罪の内容には深く触れず、簡単には会えない状況が愛を強くする、がテーマの王道ストーリーではあるけれど。男性は日常的にカウボーイハットを被るのが少し驚き。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

正直、期待していたものとは違って、オーケストラの音楽の話より、彼女の人間性や奇抜さが強調されてる内容だった。またいつかゆっくり見直すか、いや見ないかもな。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

原作を読んだあとだったので、読了後の感動や衝撃はなかった。それでも、やはり良い作品だなぁと思う。世界観もイメージ通り。
少しうる覚えだけど、野生動物や虫は、生きていくためなら、道徳など存在しないという
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.2

色彩がないはずなのに、記憶には鮮やかに残るシーンが多い。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

よかった。セリフが深くて、何度も見直したくなる。色のない映像だからこそ、人の温かみを感じられる気がした。伯父さんとあんなに仲良くて、なんだか羨ましい。子どもがちゃんと自分を持ってるから、仲の良い夫婦み>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.5

よかった!色々考えさせられる。
ストーリー関係ないけど、マルセイユの街並みや風景、空気感、なんだか旅行してる気分になった。そして皆、演技が上手い。
“Life is brutal.”の一言が染みる。

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.0

映画を見てるというよりは、コメディ要素満載の舞台を見てる感覚。話の展開がおもしろかった!最後のシーンすきだな。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.0

美男美女でもなく、レトロで、携帯電話もない少し前の時代。内容が全然入ってこなくて、睡眠導入剤みたいな映画だった。

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.1

同性の性的関心から悔い改めるために宗教の施設に放り込まれるも、教育内容に疑問を感じる10代の葛藤。大人よりも彼らの方がよっぽど大人びている。最後のシーンは清々しくてなんだかかっこよかったな。

彷徨える河(2015年製作の映画)

2.5

正直よく分からなかったけど、同じ地球人だよね?と疑いたくなるほどに、全く異世界。ジャングルの奥深くでは先住民族のしきたりや哲学、世界観が本当に独特。ただ、文明の侵略の影も感じられた。探検隊は意志が強く>>続きを読む

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

2.1

よく分からなかったけど、ストーリー追うのを諦めてただ眺めていて、なんとなく空気感が心地よかったかな。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.4

少しハラハラしたり、クスッと笑えたり、ちゃんと展開もあって、心温まる内容でした。タイラーいい奴!

ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

2.7

タイトルに惹かれて借りたけど、何ともストーリーがシュールw

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

2.9

ポップで明るいけど、アメリカとは違う、フランスならではの、繊細でどこか物悲しさも含んでいる。歌うの絶対難しい。歌も思想もすごく洒落ている。

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.5

レンタルしたDVDをすぐ返すの渋るくらいに、ずっと手元に置きたい好きな作品でした。”Unreliable narrator”かぁ。主人公が誰かは重要ではなく、全員がそれぞれのかけがえのない人生を歩んで>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

2.7

SFハードボイルド系映画。
セリフが詩のようで、うっとりするほど哲学的。Je vous aime.

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

自由気ままとはこういうことよ、お互いにね。会話がどうも詩的というかフランス特有の哲学的な感じ。見ていてどこか心地よさを感じる。

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

2.6

ごめんなさい、他の作業しながら流し目で見たので、真面目には見てません。でも当時のロシア市民の考えてることや生活状況が垣間見れて、とても興味深かった。モノクロだけど、川に入る母親の姿がなぜか印象的だった>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

2.7

前情報なしで見始めたら、このストーリー知ってるぞ?と思って、後からエールのリメイク版と知った。役者や言語、細かい設定は違えど、知ってるストーリー展開だと私には感動半減…でも曲はよかったし、映像も良かっ>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

3.4

なんとも異様なストーリー設定。貧困、闇の仕事、女の子より男の子を大事にする親の思考、韓国のちょっとした社会問題が垣間見える。誘拐された女の子はあまりにも冷静で大人びていて、そういうところも含めて色々と>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.3

最後の展開に少しびっくり、
王道だから泣かないと思ってたけど、最後はうるっとしてしまいました。
お母さん、こんな私でごめんね、という気持ちと、どんな時でも愛情を降り注いでくれてありがとう、私も母を幸せ
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

2.9

ずっと不吉な予感がして怖かった。ただ、広大な野原やビーチなどのんびりした美しい景色が皮肉にもストーリーと対照的。演技とは思えないほど、表情や行動がリアル。ほとんど音楽はなし。銃規制の法ができても、銃の>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.3

本のように章仕立てになっていて、章のタイトル見て、これからどうなるか気になりながら静かに本を読み進める感覚だった。やっぱ話し方といい、渋カッコいいなぁ。最後の方はしんみり悲しい気持ちになった。好き勝手>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.0

起承転結がちゃんとあって楽しめました。終わり方はベタだけど、心温まるストーリー。偏見持たずに素直にまっすぐ人と向き合う姿勢は自分も見習いたい。弁護士のお父さんの言葉が沁みる。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.6

終始悲しい気持ちだったけれど、不条理で混沌としたこの世の中で、やるせない気持ちになりつつ、血の繋がらない人にこれほど愛情を注げる心の美しさを感じられた。ホームビデオみたいな懐かしさとリアリティあって、>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.2

予備知識ゼロで見たから、ストーリー展開に驚いた。金持ちは大変だなぁ、こんなにドロドロしてるとはね。そして、今現在のGUCCIには、一族が一人もいないということも驚き。それぞれの個性がすごく際立っている>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.1

会話の内容はすごく何気なくて、ただの日常生活を映しているだけなのに、人々がすごく生き生きしていて、トントン拍子で軽快に時間が過ぎていく。周りの環境は過酷で、家賃も滞納してるほどギリギリの生活なのに、ほ>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.3

偏見と差別は、理不尽な判決を下す。怒りが込み上げてくる。弁護士が落ち着いて、適切な言葉で、語る姿は、とても凛々しくかっこよかった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初からずっと引き込まれました!
展開もびっくり。
最後の終わり方が、意外にも平和で、
幻覚で出てきたサンディを殺人者としての怖い存在として捉えていなくて、可哀想な人生を歩んだ友達のように接しているの
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.0

簡単に感想が書けない、重厚感と映画時間の長さ。子供時代から年寄りになるまでの人生を通して、時系列が行ったりきたり。禁酒法のおかげで密売など荒稼ぎで金儲けしてた人にとっては、禁酒法撤廃された時の失望感が>>続きを読む

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.1

のだめイメージを想像してしまったけど、決してお気楽映画ではなかった。民族間の根深い問題が深く絡んでいて、自分の家族の経験や育った環境が過酷で、妬みや憎しみ、恨み、悲痛を抱えた人たちで構成されるオケ。音>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.1

展開が読めなくて、それなりに楽しめました!恋人でもあり、ビジネスパートナーでもある女性二人がとてもかっこいい。「善人は存在しない」から始まり、最後は、自分自身を知ることの大切さ、自分が就活の時に教わっ>>続きを読む

雨とあなたの物語(2021年製作の映画)

3.0

途中までつまらないなぁ、と思って見てたけど、一人一人の登場人物がそれぞれ悩みがあって、物語があって、もう一回見返そうかな、という気持ちになった。優しくて静かな時間が流れている。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.0

映像古いけど、なんか洒落てて、心情変化がよかった。最初はなんだこいつ、って思ったけど、だんだん不器用で愛嬌出てくるね。女の子もしっかりしてる。

フォールアウト(2021年製作の映画)

3.5

結構好き。
銃乱射してるシーンは音だけで、その場にいた生き残った生徒の精神的ダメージにフォーカスした視点は興味深い。
主役の女の子、好きだな。ダボっとしたTシャツ、素直で自分に正直で自然体なところ、好
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グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーな映画かと思いきや、びっくり。最初は、初対面で結婚かぁ、料理が美味しそうだなぁ、とほのぼの見てたけど、だんだん男尊女卑の価値観にいらいらしてくる。ありゃ、ストレス溜まるわ。女性がのびのびと生き>>続きを読む

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