mkさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

感想が難しいけれど、、
鑑賞前は、家族や自分のルーツを探す中で、母への愛が深まるみたいなエモーショナルな話だと思っていたが、想像を絶する地獄映画であった。エグすぎる。もし、自分が突然そのことを知ること
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

映画初め!
最近は邦画を観ることが多くなってきたけれど、やはり洋画に比べて共感度が高い。本作も例に漏れず。

BLを読む愛菜ちゃんの表情が上手い!そして高橋恭平が演じる男子の行動に共感性羞恥に襲われ、
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

前作を超えるようなぶっ飛び具合を期待していたが、マシュー・ボーン映画の中では控えめ。グロ表現や下品さなど、キングスマンらしさの片鱗はあるものの、ぶっ飛んだ映画を観てアドレナリンを出すことを目的に観たの>>続きを読む

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

4.3

素っ頓狂なシーンなのに、なぜか美しい。心にジワリと響く。独特な映画なのだけど、私の琴線に触れた、、!

ちょっとした地震によって、人生が有限であることを悟った主人公が、コンビニの商品全部試したことない
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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.8

パッドマンの監督&俳優ということで鑑賞。パッドマン並の傑作とは言い難いが、フェミニズムやそのエンパワメントなど、パッドマンの良さを継承しているし、笑いあり涙ありの良い映画だった。踊りへの持っていき方が>>続きを読む

ガールフッド(2014年製作の映画)

3.7

名誉男性でいようにも性的な目で見られるし、恋人と結婚しようにも、女性のあるべき姿や未来を押し付けられ、どう生きようとしても、自分らしさや居場所がわからなくなってしまう。これは社会のせい。主人公の選択で>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

映画館で観るべきだった〜〜!テレビだと物足りなさをかんじるドゥニ・ヴィルヌーブの世界観。『メッセージ』、『DUNE』といい、壮大で重圧感のあるの世界観がめちゃくちゃ好き。この世界観の楚を作ったリドリー>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

特殊効果に若干のダサさを感じて興醒めしたりもしたけど、常に緊迫感があって、見入る2時間だった。イーストウッド映画の中でも上位の面白さ。
そして、ブラッドリー・クーパーの演技と肉体作りがすごい。これで、
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.9

監督は、トップガン新作のジョセフ・コシンスキー。本作も主演はジョシュ・ブローリン。

前半はコミカルなシーンも挟みつつ、さらっと見れてしまうからこそ、緊迫感漂う後半とのギャップがすごい。いつのまにか感
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劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

3.7

久しぶりのポケモン映画。ポケモンの世界観もハリポタの世界観も、幼少期の憧れは大人になっても続くものだなとしみじみ。幼少期は親を困らせるほどのポケモンオタクだったので、2005〜2010年あたりの映画は>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.7

主人公が信仰する宗教が、カルト的でも悪質でも何でもない、よくある普通の宗教(キリスト教)というのが、リアルであり、強い問題提起と批判を感じた。キリスト教国の韓国では尚更、デリケートな問題だと思う。>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.9

難解に聞こえるセリフと世界観がすごい。色々なことが既に前提となっていて、いきなり本題に入るので最初はわかりづらいが、慣れれば何となくわかってくる。作画に狂気を感じるほど、写真のように細かく緻密に作り込>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.2

コッポラの映画の中では、ゴッドファーザーよりも、こちらが好き。映像に引き込まれて3時間が長く感じない。映画館で観たい作品だった。

最初は、戦争映画にしてはエンタメに昇華しすぎてないかとも思ったけれど
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.1

イ・ジョンジェ観たさに鑑賞。イカゲームは殆ど見れてないけれど、スターウォーズのスピンオフ?が楽しみ。やっぱり、かっけぇ〜〜!

インファイナルアフェアとか男たちの挽歌も結構好きな映画なのだけど、男の絆
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

『さかなのこ』が気になっているので、こちらを鑑賞。

優しい、優しい物語。そして、めちゃくちゃ面白い。クスクス笑ってしまう。世之介の日常と流れるような自然な会話劇が淡々と続く、まさに日常系映画なのだけ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.9

今までのxmenは本気で作ってたのか?と言いたくなるほど、段違いの出来と面白さにびっくりしてしまった。もちろん今までのxmenも面白かったけれど、毎回あまり印象に残らず、何度見ても内容を忘れてしまって>>続きを読む

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.8

エリオットペイジとジュリアンムーアのカップル可愛い。最期まで正義を貫き続ける主人公、本当に強い人だ。闘病しながら法とも闘うという辛い映画だけど、スティーブンカレルのコミカルな演技が良い塩梅。同僚の警察>>続きを読む

ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)

3.3

12月にドイツ旅行をした際、ルートヴィヒ2世が作った城を回ったのだけど、生涯結婚しなかった、使用人に会わなくてもいいようにエレベーター式の机を作らせた(これは映画内でも登場した)、とか結構興味深い人物>>続きを読む

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

永住権が欲しい女性と、親からマリハラを受けるゲイ男性。ゲイだから結婚はできないし、その女性と結婚したらwinwinじゃん、という話。当時、同性と結婚するという選択肢が全くなかったからこその有り得なくも>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

普通に面白かったし、良い3時間だったけれど、『ターミネーター 2』『タイタニック』と映画史に残る大傑作を作ったという圧倒的ハードルは全く超えそうにないアバターシリーズ、、前作は映像自体が画期的であっ>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.6

飛行機の中で鑑賞。旅行のメインがモロッコだったので、カサブランカに行くのに本作を見ないわけにはいかないということで、携帯にダウンロードしてきた。舞台となっているバーはカサブランカ市内に今もあるらしい。>>続きを読む

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.9

近々モロッコ旅行に行く予定もあるので鑑賞。

モロッコでは、中絶が違法。
モロッコ国民の男女がホテルに泊まる際、結婚証明書が必要で、泊まるホテルをbookingcomで調べていた際、どのホテルもそこに
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

東京オリンピックの開会式でAKIRAの演出が予定されていたっていうのを知ってから、ずっと観てみたくてついに鑑賞。
ちょっとグロいし、作画も一風変わっていて、観ていて気持ちの良い映画ではないので好きでは
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

-

ドゥニ・ヴィルヌーヴ版 DUNEを映画館で見た日の夜に鑑賞。DUNEの映画化にここまで熱意を捧げている人がいるなんて知らなかった。それも熱量が半端じゃない。このドキュメンタリーを観るまで、ホドロフスキ>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

久しぶりに1作目を観返したら(初見は寝落ちした)、すごく面白く感じて、第3作まで一気に鑑賞。
しかし、人物関係や名前を十分に把握していないまま見続けてしまったせいで、ストーリーの因果やちょっとした会話
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.8

観た時の感想がメモに残ってなくて、思い出しての感想だけれど…

観る前は、アルパチーノ好きが高評価してるだけでは?と思っていたし、保守的な雰囲気がしたので、ずっと観るのを後回しにしてたのだけど、ほっこ
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.8

見放題にあったので、こちらを鑑賞。

ソフィア・コッポラが叩かれてしまうのも、分からなくもないような…と思ってしまった。予定していた女優がウィノナ・ライダーであったことを知ると余計に。ヒロイン級の重要
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

就活で頭と心がぐちゃぐちゃになりそうだった時期に鬱憤を晴らせる、素晴らしい映画だった。目黒シネマの阪元監督2本立てで観たのだけど、こんなに面白い映画を作る監督が日本にいたなんて!数年ぶりにパンフレット>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.1

面白かった!
賞金稼ぎの元警官と生真面目な会計士の正反対バディが愛おしい。すごく好きなコメディ映画。

これを観ようとしていた当時、ロバートデニーロが出てる映画はどれもつまらん!と思っていたのだけど、
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

-

生で観てみたい…この場にいたら幸せだろうな…と初めて感じたライブ映像。サントラ聴きまくった。

結果、使ってる音楽アプリの集計によると、わたしが今年最も聴いた単独アーティストは断トツでデイヴィッド・バ
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雪道(2015年製作の映画)

4.0

慰安婦問題、そして女性としての苦悩や彼女たちの連帯が丁寧に描かれている。

慰安婦問題に関して様々な諸説があるから(間違えなく、事実をあやふやにしている日本のせいなのだけど)、ここまで酷い話は日本では
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.7

フェミニズム小説が随所で登場するのはツボだし、グロさと爽快感があって面白いのだけど、本格アクションのようでB級感も漂う、、みたいな中途半端な映画ではあった。

マシンガン使う時くらい防弾チョッキ着てく
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

役所康二の演技が流石。
洋画によくあるような宗教絡みのオカルト映画ではないので、有り得なくもなさそうだな…って思えてきて、怖い。オカルト映画に初めてリアリティーを感じた。そして思ったよりグロい。
犯人
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

ドゥニ・ビルヌーブらしさを求めて観たのだけど、わたし的にはあまり作家性を感じられず、ぶっちゃけよくありそうな映画ではあった。少し期待外れではあったが、 主演2人の迫真演技で目が離せない。

宗教映画的
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狂った果実(1956年製作の映画)

3.6

投票所のバイトした時に出会った映画好きのおばさんが、この映画で人生変わったと話していたので観てみた。ヌーベルヴァーグの先駆け…?

ハイソな若者たち(そして兄弟)のドロドロ恋愛劇。洋画にありそう。演者
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

来月に予定しているモロッコ旅行で、本作のロケ地であるアイトゥベンハッドゥにも行く予定だったので鑑賞。結果、モロッコ旅行がすごく楽しみになった。(この感想を書いているのは行ってきた後なのだけど、グラディ>>続きを読む