掛谷拓也さんの映画レビュー・感想・評価

掛谷拓也

掛谷拓也

劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.2

登山する人と話をすると話題になるので見た。監督の木村大作と立山で会って話をしたという人もいる。陸軍の陸地測量部と発足したばかりの日本山岳会の剱岳初登頂競争がテーマ。測量部の浅野忠信、山岳会の仲村トオル>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

007シリーズなのでカーチェイス、格闘画面を含めてアクションはゴージャスで痛快。個人的な恨みから人類滅亡を目論む悪の組織が大西洋の島に工場を作るという設定が荒唐無稽だという批判はアクション映画には当た>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.3

アン・ハサウェイの美しさを愛でる映画。若い白人女性の理想のような容貌、表情、所作が素晴らしい。女性セラピストとして男性患者と関係する倫理観が問われるエピソードから話に没入できなくなった。叙述トリックと>>続きを読む

(2017年製作の映画)

4.0

30分程度の短編映画。過疎だと思える田舎町に古くからある実家の理髪店を継いだ山田孝之のところに、10年ぶりに友人の結婚式のために帰ってきたという高校時代の彼女がやってくる。山田孝之に襟足を剃ってもらっ>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.0

理由もわからず長年ビルに監禁されていた主人公が解放され、誰がなぜ自分を何年も監禁したのかの謎を解くという日本の漫画原作のハリウッド映画。原作とは違い、イギリスの上流階級家族が抱える闇と近親相姦タブー、>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーはこの映画では特に重要でない。映画の冒頭で、何台もの車のクラクションが同時に大音量で鳴らされて聴覚過敏気味の自分には辛すぎると思ったが、聴覚を通じて意識を変性させることが映画のテーマだと気づ>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.3

菅田将暉はよい。しかし脚本が子供騙し。数学の天才がという割に、大した数学も使わずに問題を解決するご都合主義的。脇を固める役者も悪くないのに日本映画というのはこんな戦争映画しか作れないのか、とか、菅田将>>続きを読む

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

3.0

当時テレビで視聴。先日行われた共通テストに、イギリス英語とアメリカ英語の違いを扱う設問があり、観たことを思い出した。この映画のラストシーンに、同じ言葉をテーマにした一種の叙述トリックがある。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

これを見るためにNetflixに加入。
松村邦洋は時代別に何種類もビートたけしのモノマネができるらしく、彼が演技指導した柳楽優弥への違和感は見始めてすぐなくなる。片方の顔をしかめるクセ、頻繁に首をかし
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサム作品なので通快ではあるんだけど、最後にもう少し意外性が欲しかった。カタルシスも少ない。原題がキャッシュトラックなのかと思ったら、Wrath of Man。「男の怒り」か「怒りの男>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

さまざまな伏線をすべて回収しながら、この映像美で、20年以上エヴァの呪縛とともに思春期に囚われていた人たちを一気に解放した力技には唸らされる。一部謎な部分は残るがそれは今後自分で解き明かす楽しみにしま>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.4

シンエヴァ公開に合わせて初視聴。新劇場版破の途中からストーリーは分からなくなったが、作画、映像、音楽、音響などは素晴らしく小さなタブレットで見たのが悔やまれる。使徒や組織の名前、ユダヤキリスト教のモチ>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.3

エヴァは観ないと思っていたのがシンエヴァ公開に合わせて一気に見た。テレビシリーズから新劇場版序への作画や映像の進化にも驚くが新劇場版破での映像や音響の進化にも驚いた。しかしストーリーはすでに追いかけら>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

以前テレビアニメシリーズを数話見ていたのでまだ新劇場版序は理解できる範囲。90年代に中高生が夢中になり後に20代、30代になった彼らの心の中にずっとあり続けた作品の魅力の片鱗は感じられた。

序破Qを
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.6

911以降CIAがテロ対策として行った強化尋問法と呼ばれる拷問プログラムがあり、それを調査し告発しようとした委員会委員の記録。途中妨害や誹謗もあり、ニューヨークタイムズから紙面での発表の誘いもある。エ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

面白いとは思ったが日本中がこんなに熱狂する理由は自分には分からなかった。誰かに教えてほしい。

映画から入るのはおすすめしないと言われてるのを見た。アニメか漫画から入るのがいいらしいですよ。

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.2

桜木紫乃の原作小説の映画化。原作にある道東釧路の停滞や閉塞感はかなり薄く表現されている。原作の登場人物たちの寡黙さや諦めも現代のヒューマンドラマ風に改変。

昭和なヒューマンドラマなので浅田次郎小説の
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