seijiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

seiji

seiji

映画(783)
ドラマ(2)
アニメ(0)

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

何度か立ち直れるチャンスがあったにもかかわらず、子供を私物化する歪んだ母親の信念がそれをぶち壊す。そんな母親の誘惑に簡単に落ちてしまう男達もマヌケに映る。でも長澤まさみに誘惑されたらしょうがないか笑。>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.5

作中に漂う何とも言えない危うい不良感がたまらない。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

とても複雑で悩ましい家族関係。そこで生まれる軋轢、後悔、嫉妬。挫けそうになりながらも前へ進もうとする大人達。その中で振り回される子供達。子供達には何の罪も無い。
育児は育自とはよく言ったものだ。
エレ
>>続きを読む

罪と女王(2019年製作の映画)

3.7

善や正義の衣を被った者に対する皮肉がたっぷり。
なかなかの胸糞だった。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

序盤はちょっとダルかったけど、終盤気付いたら握った拳に力が入ってた。心に刺さるセリフもあり、いい話だった。泣きはしなかったけど。
悪役にも魅力があるところもいい。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

意外な展開、そして動機と結末、良質なミステリー物として十分楽しめた。
ただ密室が舞台だからなのか、小粒感というかこじんまり感を映画自体に感じてしまったのがちょっと残念。

楽園(2019年製作の映画)

3.5

見応えあった。綾野剛演じる豪士がつぶやく
「どこ行っても同じ。何処にも無い」
少女失踪、イジメのような村八分、大量虐殺が起きる地獄のような村。でも楽園なんていうきまった場所など何処にも無いはず。今いる
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

打つ手がないとはいえ、銃を構えてクルクル回るマヌケな姿、人の命なんだと思ってるんだよ。お前もう医者やめろよって言いたくなった笑。
たとえ順風満帆でも油断を排し調子に乗るなよっていう人生の教訓にもなる映
>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.9

テッドバンディの事を知っていたら面白さ半減かも。
自分は知らなかったのでとても楽しめた。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

ごめんなさい。特殊メイクだとは思うけど、正直顔がキツかったです。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.3

格差や貧困を描いた映画は多々あるが、本作は群を抜いてベビーでリアルだった。
もがけどももがけども事態がどんどん悪化していく様は切なく悲しい。
でも家族4人はみんないい奴。
ラストの家族を想うあまりの父
>>続きを読む

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.8

DV夫と奥さん、その奥さんに思いを寄せるストーカーの話。
容赦ないDV描写と完全アウトなストーカー行為のオンパレード。
なのになんとな〜く綺麗にまとまっていて純愛?と錯覚してしまう。それもイケメン高良
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

自分がその場にいるかのような臨場感。
劇場で観たかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

格差社会を題材としたコメディ。とは言っても送信ボタンのくだり等、後半はとってもスリリング。貧困層のキム一家と富裕層のパク一家、入れ替わる事も無ければ差が縮まることもそうそう無いであろう現実。ドロドログ>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

ハラハラドキドキそしてクスッ笑える爽快アクションムービー。中だるみも無く、何も考えずにサクッと観れる良作。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

おっさんと女子高生との、とっても軽くて爽やか〜なラブストーリー。
と言っても決して薄っぺらいわけではなく、しっかりとしたメッセージ性も感じた。
小松菜奈の存在感が際立っていた。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.4

珠玉の台詞に満ちている。夢から醒めたようなラスト。自殺がテーマ故のあのラストなんだと思う。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

大阪二児放置死事件を映画化。
母親1人の問題ではない。まわりに手助けや、まともなアドバイスをできる人間が1人もいなかったことも悲しい。BGMも無く、贅肉を削ぎ落とし娯楽性を排した直球映画。子役の演技は
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.5

ワトソン弁護士こそ本当の正義。
リチャードジュエル44歳って若すぎるよ……。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

戦争のばかばかしさがよくわかる。
かつて日本も似たような事やってたような気が……。 
逃げるが勝ち!
自分の人生、自分の頭で考え行動したい。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

魅力あるダメ大人って感じでジャック・ブラックがハマってたなー。バカばかしい内容だけど終始ニンマリ。子供達もみんないいキャラしてた。コメディはあまり観ないんだけど、これはハマりました。

友罪(2017年製作の映画)

4.0

とても重かった。作品を楽しむというより自分の人間性が試されているような感じだった。罪、償い、そして重い過去を背負った人との接し方について、自分だったらどうするだろうかと。
ちょっと登場人物とエピソード
>>続きを読む

オーバー・ザ・ブルー・スカイ(2012年製作の映画)

3.3

こういうありがちなストーリーでも主人公の人間性によって映画の印象が全然変わってくる。
前向きに元気や勇気をもらったり、逆に暗く感傷的な気分にただただ浸ってしまったり。本作は後者寄り。個人的には両方好き
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

 アホかっ! 笑
話は単純、格上の相手に挑むスポ根物的な内容。そこに愛、覚悟、男の友情等を絡め役者さん達が熱く演じる。
こういうストーリーは大好きなんだけど、過剰なまでの演技にちょっと空回り感を感じて
>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.9

殺人鬼ジャックが人を殺しまくりグロいシーンも多々あるけど、おマヌケな行動もあり怖さはあまり無い。ただ家族とのピクニックのパートだけはドン引きだった。終盤の楽園と地獄の入り口の風景は、まさに後悔先に立た>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.1

おもしろい。恋は盲目って言葉があるけど、朝子の暴走ぶりは爽快感すら感じるほど(他人事なので笑)。それに対し、亮平はじめまわりの友人達はとっても大人。なので尚更朝子の異質感が際立つ。ラスト亮平に会いに行>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.3

ベタだけどいい。泣かせようとしているのを差し引いても泣ける。
病気は他人事ではないから感情移入しやすい。
切なくも温かいラブストーリー。

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

貫くのも勇気、退くのも勇気。
個人的には燃え尽きて欲しかった。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.9

とにかく最初から最後までアクション。なのに飽きない。
傭兵と少年、ピュアな2人の脱出劇に釘付けだった。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

序盤の不穏な空気に期待感が高まったが、それほどではなかった。
心霊というより悪魔系の話。悪魔ってオバケより縁遠い感じでピンとこなかった。
映画自体はよくできていると思うし、役者さん達の演技もよかった。